ビル・エヴァンス20 リーコニッツ ライブ・アット・ハーフノート

1959年2月 クール・ジャズのピアニスト レニー・トリスターノは、
ハドソン川のほとりにあるハーフ・ノート・カフェに1ヶ月通しで演奏する機会があった。
弟子のリー・コニッツas と ウォーン・マーシュts
ベースにジミー・ギャリソン ドラムにポール・モチアンというメンバーで!

レニーは滅多に公に姿は現さなかったけれど、この店にはたびたび出演しています。

この演奏期間の後半に自分のスクールの授業をしなくてはいけなくなったので、ビル(エバンス)に代理をお願いしたそうです。

ビルはこの出演に感動していたようだけど、色々気をつかってあまり多くは弾いてないんですよね。
メロディやソロではピアノを弾いていません。

サックス二人で十分コードが表現できているし、レニーの真似をせずにこの音楽の方向性を示せるように工夫した結果のようです。

尊敬するバンドに入ると、演奏のやり方も色々きをつかいますね!

 

 

 

【ジャズは演奏中何をかんがえているの?】Moment’s Notice

ジョン・コルトレーンのセッション定番曲
モーメンツノティスをバンドで演奏してみました。

演奏サイズが変則で、最後に毎回キメがあるので、
ドラマーとしては最初難しいですけど、
通り抜ければサマになる曲です

キメの最後はいくつか解釈があって
その行き違いなんかも心の声で書き出してみました。

手拍子キープできるかな?2拍3連タイムモジュレーション

4拍子の上に2拍3連で3拍子をのせて
それを2拍でわったりすると、
止まっている感じと別のリズムが進行している感じが同時にでます。

ドルフィンダンスなどのモードで進行感がないところに、これをいれるととても効果的です!

ちょっとトリッキーなので、4分音符がキープできるかな?

資料はこちら(メルマガ読者限定)

2拍3連タイムモジュレーション

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やっぱりプロはすごいです!
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大まかなストーリーと(できるだけネタバレなしで解説したつもりです。)
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ジョン・コルトレーン04 ディジー・ガレスピバンド入隊

1949年の終わりから18ヶ月間ディジー・ガレスピバンドで活動しています。

ジョンにはこの時2つのフラストレーションがあったようです。

1。リードアルトを吹いていたものの譜面通りふくだけ
2。バンドの経済成長のためコマーシャル的な曲が多かった

控えめなジョンは自分の音楽性が標準より劣っていると感じていたようです。

確かに、軍隊の時よりは上手くなっていますが、演奏はまだまだな感じですねー!ガレスピがいるから比べちゃうのもあるのかもですが、、、

ガレスピ自身はジョンをすごく買っていたようで、後にセプテットにも参加させています。

でも、尊敬するガレスピの元で演奏するのは嬉しかったようですね!
そらーそうですよ!!

ジョン・コルトレーン03 テナーへ転向

軍役で稼いだお金でフィラデルフィアに戻り音楽学校で理論などを勉強しはじめます。

1940年代の終わりあたり、ブルースバンドのツアーなどに参加したりしています。本人も、中身がないポピュラーミュージックバンドに明け暮れていたといっています。

この動画のエディ・ヴィンソンバンドのオーディションで、エディに「テナーでソロを取ってみろ!」といわれ躊躇するも、吹き始めるとデクスターのようなすごい音が!

これをきっかけにテナーに転向しています!

もちろんこの動画のサックスはコルトレーンではありません。ご了承ください!

 

ビル・エヴァンス19 ビルポッツビッグバンド

1959年ガーシュウィンのポギーとベスが映画化されるという事で
ジャズも多くのミュージシャンがこぞってポギーとベスのアルバムを作ったわけです。

ビルポッツが率いるオールスタービッグバンドが作られ、ピアノはビル(エヴァンス)が担当しています。

とはいえ、オールスターメンバーが少しづつソロを回していく感じで
エヴァンスの演奏が聴けるのは5曲ほど、非常に明るい豪華なアレンジになっています。

メンバーすごい
BIll Potts (arr, cond), Charlie Shavers, Harry Edison, Bernie Glow, Art Farmer, Markie Makowitz (tp), Bob Brookmeyer (v-tb), Frank Rehak, Earl Swope, Jimmy Cleveland (tb), Rod Levitt (b-tb), Phil Woods, Gene Quill (as), Zoot Sims, Al Cohn (ts), Sol Schlinger (bs), Bill Evans (p), Herbie Powell (g), George Duvivier (b), Charlie Persip (ds)

楽しみが広がる!ジャズCDの聴き方色々!

ジャズの演奏のいろいろな聴き方を実況しながら聴いてみたり
解説してみたりしました!

ジャズのアドリブの仕組み
全体のサウンド感を聴く
好きな楽器奏者を覚えて追って聴いていく
歴史を勉強して聴く
それぞれの楽器の立場で聴く
演奏中にメロディを歌いつづける

という方面で色々お話ししてみました!

ジョン・コルトレーン02 軍隊時代の演奏

1945年8月からホノルルに軍役で1年間駐屯します。
その時のバンド活動がレコードになっているんですよ!

パーカーの演奏を真似た感じになっていますが、まだまだ学生っぽい演奏ですよね!

ウィントンマルサリスはこの演奏をみて、有名になる人は若くして何かもっているものだが、全く何も感じられない、、、これが20年であの演奏になるとは信じられないといっています。

ものすごい練習量だったんでしょうね!!