ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスの名曲
セントトーマスの演奏をドラムでしてみました
セッションでよく演奏されるこの曲ですが
セッションではテーマが16小節で短いので
大体2回演奏して
ソロを順番に回して後テーマにもどって終わります
全編ラテンで演奏される事が多いです
が、原曲では
サックスのソロが続いた後
ドラムのソロへ
ドラムが5コーラスソロするのですが
途中でスウィングのフィールに切り替えます
それまではスネアのスナッピーを外しているのですが
途中で入れて、ここからスウィングにする
という意思表示がめちゃ聞こえるんですよ
そして、次の人のソロでなく
スウィングビートで熱くなった状態で
再びソニーロリンズが受けてアドリブを熱唱する
そのあとにピアノソロ
その間ずっとスウィングなんですよ
後テーマは1コーラスはスウィングのままで
2回目でラテンに戻ります
ドラムのアプローチも
セクションを無視したり
合わせたり
かなり意思表示がはっきりしていて
とてもクリエイティブです
まあセッションでこの形でやる事は少ないと思いますが
ヘッドアレンジとしてのアイデアとして
めちゃくちゃ大事かと思います
興味をもってしっかり聞き込むことで
自分の音楽感がアップするから
宝探しみたいにいつもCD聴いてます!
何となくいい曲だなあと思っていつも聴いていましたが、分析するとかなり凝ったことをしていたのですね。Saxophone Colossus の曲はすべて素晴らしいと思います。