「サウンド・オブ・ミュージック×ジャズの奇跡|『My Favorite Things』深掘り解説」

「サウンド・オブ・ミュージック×ジャズの奇跡|『My Favorite Things』深掘り解説」

昨日の60分を20分に感じさせるセットリスト
という題の配信はたくさんの方にご視聴いただけました!ありがとうございます😊
アーカイブはこちらから
https://youtube.com/live/kzhhz4owt5Y

この中でもお話ししていますが
曲のエピソードや時代背景がわかる事で
引き込まれ方が変わったりしますよね!

この邦題「私のお気に入り」は
薔薇の雫とかねこのひげ

これピンとこなくて、、、なんで?っていつも思っていましたが
色いろ深掘りしてみました

なるほど!!ってものが多かったですね!
さすがオスカーハマースタイン2世
天才作詞家ですね

日常のなんでもないもの
でもあったかさや愛情を感じるものを選んでるんですね!
すごい!

この曲はコルトレーンがとりあげたからジャズでスタンダードになりましたが
結構ジャズの演奏には不向きな曲を
素晴らしい手法でジャズアレンジしています
それを受け入れた世代は誰だったのか?などの話もしてます!
ぜひみてくださいね!

 

ジャズドラムでセントトーマスを演奏するコツは?

ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスの名曲
セントトーマスの演奏をドラムでしてみました

セッションでよく演奏されるこの曲ですが
セッションではテーマが16小節で短いので
大体2回演奏して

ソロを順番に回して後テーマにもどって終わります

全編ラテンで演奏される事が多いです

が、原曲では
サックスのソロが続いた後
ドラムのソロへ
ドラムが5コーラスソロするのですが
途中でスウィングのフィールに切り替えます

それまではスネアのスナッピーを外しているのですが
途中で入れて、ここからスウィングにする
という意思表示がめちゃ聞こえるんですよ

そして、次の人のソロでなく
スウィングビートで熱くなった状態で
再びソニーロリンズが受けてアドリブを熱唱する

そのあとにピアノソロ

その間ずっとスウィングなんですよ

後テーマは1コーラスはスウィングのままで
2回目でラテンに戻ります

ドラムのアプローチも
セクションを無視したり
合わせたり
かなり意思表示がはっきりしていて
とてもクリエイティブです

まあセッションでこの形でやる事は少ないと思いますが
ヘッドアレンジとしてのアイデアとして
めちゃくちゃ大事かと思います

興味をもってしっかり聞き込むことで
自分の音楽感がアップするから
宝探しみたいにいつもCD聴いてます!

ボーカルを輝かせるピアノ伴奏のポイントを解説!

アンケートには追加で50名ほどの方がコメント書いていただけました!

ありがとうございます!

 

60分を20分に思わせるようなセットリスト組み方講座
やってください!
というものもありました!

この文章力すごいですね!

これやってみたいです!

 

僕がジャズボーカルを好きになった方法や
ボーカリストがこれをするだけでメンバーに好かれる方法

というのは出し惜しみするわけじゃないですが

来週にまわすとして

 

今週はちょうど演奏が一緒だったので、休憩時間に

名古屋のjazz inn LOVELYの2階の控室で

ピアニストの後藤浩二くんに色々質問した動画をYouTubeにあげてみました

後藤浩二くんは名古屋在住ながら全国活動していて

伊藤君子さんやケイコリーさんという大御所から指名を受けるピアニストです

 

僕も若い頃から彼と演奏できて本当にラッキーでした


この動画では「ボーカル伴奏のコツ」をゆるっとご紹介します。

 

ボーカルをキラキラ輝かせる秘訣や、演奏を楽しくするアイデアが満載です

ボーカルを主役に!伴奏のポイント

ジャズボーカルの伴奏で大事なのは、ボーカリストを輝かせること。

ピアニストは複雑なコードを控えめにし、ボーカルのメロディーが映えるようサポート。

プロのコツは「メロディーとぶつからない音選び」。ボーカリストの個性に寄り添うのが、いい伴奏の第一歩

 

単調さを打破!楽しいアレンジのヒント

同じテンポやリズムが続くと、ちょっとマンネリ…なんてこと、ありますよね。プロはどうしてる?

リズムで遊ぶ:ルバートやボサノバ、サンバで変化を!

転調でサプライズ:ピアノソロでキーを変えて新鮮さをプラス。でも失敗談もあります、、

ベースのスパイス:ベースリフやピアノの左手で曲に奥行きを。

リハーサルで「この曲、ボサノバでどう?」なんてバンドで試してみるのが一番!

 

曲をたくさん知ろう

ジャズのプロは「いろんな曲を知るのが大事!」と言います。スタンダード曲を耳コピで覚えると、ライブで知らない曲が来ても対応力アップ!YouTubeやレコードでたくさん聴いて、メロディーのパターンを体に染み込ませよう!

失敗もジャズの魅力

「イントロでボーカルが入りにくかった」「テンポがズレちゃった」なんて失敗、プロにもあるある!

笑い話になりつつ、失敗をバネにリハーサルで準備を重ねることで、どんどん上達します

リハーサルで磨く

プロはリハーサルをめっちゃ大事にしてます。1曲に1時間以上かけたり、黒田は過去に

前日に12時間リハーサル!

「ここでこんなアレンジはどう?」と試行錯誤することで、本番でいろんな「引き出し」を覚えました

それが今でも大きな力になってます

最後に

ジャズボーカルの伴奏は、ボーカルを輝かせるバランスと、遊び心あるアレンジが鍵。失敗も楽しみながら、たくさんの曲を聴いて自分だけの引き出しを増やしてみてください!

あなたはどんな伴奏の工夫をしてますか? ぜひ返信で教えてくださいね!
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