バランスがいいコンピングの先

よくコンピングの添削をしていると
スネアばっかりで1コーラスで
終わってしまってる
なんてことがあります

その場合
バスドラムも散りばめて
バランス良いコンピングにしましょう!と
添削します

スネアだけだと
レガートも高音域だし
ずっと高い音ばかりで非常にアンバランスな感じがします

しかし、このガッドのコンピングこれは神ですね

入りのテーマはバスドラを使わずに
高域だけのコンピングになっています

で、2回目のメロディでバスドラを入れて安定させ
ラストテーマで逆に
1回目通常コンピング
最後のメロディ、BDなしで高域だけ
にしています

音楽全部をしっかり捉えていて
最初と最後で薄いコンピングで挟みこんでいるわけです

モノクロだった音楽が色帯びて
最後またモノクロに戻るイメージです

これは、本当素晴らしい使いかたですね
バランスが悪いのをあえて上手に使った例です
感動ですよね

 

キープはエネルギーが蓄積される

コンピングってリズムキープすることに
罪悪を感じている人多いのではないでしょうか?

実際僕もそうでした、、、し
結構今でもあれこれやっちゃいます

でも、
ベースとちゃんとロックしていれば
リズムキープでどんどん盛り上がっていくのです。

僕はこのコンピングを初めて聴いた時しびれました!!

ピアノソロの間3コーラスもキープしかしていないんですよね
でもしっかりエネルギーが溜まっていって盛り上がっています

だからこそ、このあとのサックスソロからドラムソロへの
流れが美しくなる感じです

ゆっくりじっくり盛り上げる
これはアメリカのキャンプに行った時に
ベニーグリーン(ピアノ)さんに死ぬほど言われました

10月からやります
【コンピングオンラインサロン】
10月8日22日、11月5日の3日間講座 20時から
アーカイブ視聴もできます!

参加費6000円を限定10名で
2000円でご案内しています
すでに7名から 予約いただいています

ご興味あればぜひ!お早めに
https://ks-presents.com/p/r/ZQZR54NS

コンピングはギアのようなイメージ

コンピングはただフレーズを知っているだけでは
うまくなりません
とても大きな落とし穴です

僕はコンピングをギアだと思っています
1速から徐々に加速していって
時々シフトダウンもする

セッションでみかける多くのドラマーは
最初から5速フルスロットルに近い事をしてしまいます
これってトランプをやっていて
いきなり切り札全部だしている感じです

こうなってしまうとソロが10コーラスもあったりすると
ソリストもドラムも疲れてしまいます

音数を少なくしていかに厚みを出すか?
それができれば
ゆっくり切り札を温存して演奏を組み立てれるわけです

でも、これ、なかなかできないですよね
というか、そういう教材を僕は見た事ないですから

もう締め切り間近ですが
こういった内容を一緒に学ぶオンラインサロンを

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Footprints 3拍子から4拍子へ!3を感じながら4で演奏!?!

Miles Davisのフットプリンツ演奏は
3拍子から小節の長さを変えずに
4拍子にチェンジします
でも、これ、カラオケを作りたかったので
メンバー全員で
3のクリックをきいたまま演奏してます
なれると気持ちいいのですが
演奏中さらにその上でレイドバックをするので
めちゃくちゃキープ大変でしたが
面白かった

ピアノのもっと盛り上げたい!って感じ
リズムがキープに必死で
返せてあげてないのが
見直してまだまだだなーって思いました、、

 

ラプソディインブルーは変わらずP.D.

ガーシュウィンの作品で
ラプソディインブルーは変わらず著作権が消滅したままだそうです

でも、これ、アイラ兄さんと旅行中に制作してるみたいで
また遺族が著作権延長ねがいだすやも、、、

この曲すばらしいですよね

僕も何度か演奏してますが
こちら、こっそりここだけで一部公開しますね

ドラム結構おやすみだらけで
ブラシつかったり持ち替えたりするところをきりました!
結局パーカッションとユニゾンなんであんまり
意味ないんですけど

たたけてきもちよかった!!

 

 

Gershwin’s World ハービーハンコック

ガーシュウィンの曲集?っておもいきや
セントルイスブルース(W.C.ハンディ)とか
コットンテイル(エリントン)
ラベルのピアノ協奏曲まではいってます!

ガーシュウィンのルーツになっただろう曲
ガーシュウィンの音楽感を題材につくられています

ジャズというよりはもう一段昇華されたような
アルバムです!

ガーシュウィン兄弟のお話しを昔したので
ガーシュウィンって?って思う方は是非みてくださいね

ジャズの歴史講座

 

 

 

 

スタンダードを量産した時代

以前の動画ですが
ちょうどガーシュウィンが著作権復活でさわがれているので
これを題材に!

1900年初頭 ミュージカルが量産されました!
この当時はレコードはまだそれほど発展していなくて
譜面が売れたわけです
その時に譜面をピアノで実演してもらって
聴いて買っていくという時代

なんと素敵な空間なんでしょうね!
そこでガーシュウィンはピアノを弾いていたそうです
ガーシュウィンに弾いてもらった人もいるわけですよねー
うらやましい!

ジャズはミュージカルの曲を題材にすることが
非常に多いです!
なので、ジャズメンは
ここでの作曲にめちゃくちゃ恩恵うけてるわけですよね

このあたり歴史講座で11月に講座をやりますね!

ジャズの歴史講座