ウェイン・ショーターの歴史がまだまだ続く中、
コルトレーンも読み切って、今ビルエヴァンス読破中です。
もちろん二人の大まかな歴史はしっていました。
けれど、この当時こんな事を考えていたからか、、、
など、知るとより深くキャッチできるという部分がジャズにはあります。
コルトレーン曰く
「言葉ではなく、音楽が語りかけなければ意味がない」とも言えますが、
やはり、ヒントがあるだけでキャッチできるようになる。
というのも真実だと思います。
エヴァンスのこの本を読んでいます。
ビル・エヴァンスってどんなピアニストだったの?
マイルスのバンドに入って一躍有名になり、
自分のファースト・トリオでジャズピアノトリオの概念を変える事になる。
スコット・ラファロB ポール・モチアンDs
このライブの11日後にスコット・ラファロは交通事故でなくなる、、、
バンド解散、ショックのあまり半年も活動を休止している。
その後、チャック・イスラエルBと組んで演奏を再開
僕、チャックさんのバンドで一度演奏させてもらっています。
とてもドラムにうるさい人といわれていましたが、非常に褒めてもらいました。
機嫌よかったのかな、、、
その後エディ・ゴメスBとマーティー・モレルDsのトリオで、一番長く活動することに。
マーティ・モレルがエリオット・ジグムンドDsに変わったりもしつつ
マーク・ジョンソンB ジョー・ラバーバラDsとのトリオが最後の活動になります。
上に貼ったワルツ・フォー・デビーはジャズ入門にもよく挙げられるほど、
神がかった演奏です。しかもライブアルバム!!
マイルスバンドでモード奏法というスタイルを確立して
クラシックのハーモニーなどをジャズに持ち込んだといっても過言ではないくらい
ジャズピアノトリオのスタイルを変えた人です。
その後もピアノトリオのトップアーティストとして活動しつづけますが、
後期は麻薬の常用で演奏のアップダウンも激しくなっていきます。
ただ、本人は最後のトリオの演奏が一番楽しかったようです。
僕も昔は後期は苦手でしたが、ジョーラバーバラの生の演奏を聴いてからは、
後期も好きになりました。
CDよりずっと繊細で立体的な演奏スタイルです。CDでは伝わらんもんですね、、、
ウェイン・ショーターと同時進行で進めていこうかなと思います。