以前一度読んだのですが、こちらの本を読み返しつつ、ウェイン・ショーターについてまとめていきたいと思います。
ウェイン・ショーターは現在(2022年)でも
コンテンポラリージャズでトップミュージシャンとして活動しています
ライブ「フットプリンツ」のコンサートは僕は3回いきました。
アルバムを聴いた時はあまりだったのですが、あまりにも凄すぎて涙が止まらなく、勧めてくれたベースの島田剛くんに泣きながら電話したのを覚えています。
ミュージシャンの多くはがショーターの作品をとりあげるのは、作曲能力が素晴らしいからですね!
この本では最初にマイルスの後期フュージョン時代に属するの作品「ウォーターベイビーズ」という曲をあげています
ショーターは12歳の時にチャールズ・キングズリーの長編小説「水の子供たち」を読んで、ずっと印象に残っていたいみたいです
主人公のトムは煙突掃除でいつもすすまみれ。川に落ち、死後の世界に流れ着いた後、水の子供という水の妖精に生まれ変わる。
物語の中で以下引用
「妖精なんていないという人もいる。でも、世界は広いんだ。妖精が生きられる場所はいくらでもある。彼らは人間の目の見えないところに、きっといる。見えないのは、探す場所を間違えているからなんだよ。この世で一番素晴らしく、一番強いるものはなんだかわかるかい?それは人間の目に見えないものなんだ。僕らの中には生命が宿っている。そのおかげで君の僕も成長し、動き、考えることができる。でも、実際に生命の形を見ることはできない。そうだよね?」
これ、サンタクロースの有名な社説に似てますよねー!
子供の時の大きな記憶が湖を見た記憶。それが何度も思い出されるという事とSFが好きなショーターは、そんなところの想いがつまった曲なんでしょうね!
初演は自分のアルバムSuper Novaでやっていますが、やはりマイルスCDの演奏の方がマイルスの音色¥で、そのイメージをものすごく引き立てている気がします。
譜面にするとたった8小節のこの曲ですが、どちらがお好きですか?