たったこれだけで世界が変わるコンピング方法

ジャズのコンピングってほとんどの人が音をいれすぎています。

入れすぎるから相手の音が聴こえなくなって

より自分勝手な演奏で

お互いが交わりにくい平行した演奏になってしまいがちです。

 

うちのスクールでは

まず1小節に音は多くても一音まで、で組み立てることをやります。

 

それでも、じゃあ音をどこにいれるか?

で世界は変わってきます

 

もちろん本番はこんな譜面なんかないので

感覚でやるのですが、

相手の向かう方向を一旦わかったうえで

どこに音をいれると効果的でお互いが高め合う演奏になるのか?

 

本番は結局アドリブだから、、、

ということでこういった書き出す作業をしない人が多いですが

 

僕はこれをやり始めてから格段に演奏のサポートがうまくなりました

 

こういうことをやりながら、フィリージョージョーンズのフレーズなんか

コピーすると

信じられないくらい理にかなったところに音がはいっています。

 

天才でない限りは、基本地道な作業で丁寧に!が一番の近道です。

 

実際理論はわかってやってみても

客観的にみると、ほんのちょっと変えるだけでこれだけの差がでます。

 

この微妙な差が、相手から

やりやすい、、ソロのアイデアがどんどん湧いてくる

 

と言われるか

いつも同じ感じで、高まっていかないか、、、

のちがいになります。

 

でもわかると、

あーーーなるほど!

 

ってなります。

 

こういうの僕は楽しくてしかたないんですけどね、、、

Take The A Train の歌詞の裏側にある秘密

僕の大好きな
ビリーストレイホーンのテイクジエートレインです。

これって「歌詞しょーもない、、」っていう人いるんですけど
僕はこの歌詞を見るたびに

エリントンとビリーストレイホーンの師弟愛を感じて胸がキュンとします

 

リズムは飛距離を考えると飛躍的に上手くなる!

ロックドラムを習うと

ドラムの音量は全てフォルテ(強く)で演奏しなさいと言われます!

 

なので、ロック系のドラマーがジャズを叩くと爆音になるか

めちゃくちゃしょぼーいドラミングになります。

 

かっこわるくなっちゃうんです。

 

爆音しか演奏できない人は

音色コントロールができないので、小さい音は

そっと叩く傾向にあるからです。

 

スピードのない音はかっこよくないんですよね、、、

 

ジャズやクラシック・吹奏楽などは

小さい音でスピードがあるという技術が必要です。

 

プラス、音圧というコントロールがあるのですが、

これはなかなか動画では伝わらないので、レッスン受講される方には

初回にしっかりお話しします。

みなさんここで、全てが繋がって

「なるほどおおおお!」ってなります。

 

先日も個別レッスンでテンポ120が限界だった人が

30分くらいで160は余裕になって

「ジャズっぽい音が出ます!

なんで、もっと早く習わなかったんだろう、、、」と言って見えました。

 

音色コントロールとして

音の飛距離というものがあります。

 

強いビート!というと

強く叩く!と思いがちですが

断言します!違います!

 

グルーブってホームランごっこじゃないんですよ

例えるとゴルフです。

 

意図したところに音を落とせる技術です。

 

音って出た瞬間にどこに向かうか?が聴こえます

これがつながることによって強いビートができます。

 

今回は強いビートではなく

音の繋げ方の話しになるのですが

 

音の飛距離を考えると

ものすごく少ない音で音を繋げていけます。

 

音はたくさんあればあるほど

相手の音が聞こえにくくなります

 

なので、ものすごく少ない音で繋げられることができれば

あとあと音を増やして盛り上げることもできるし

組み立てが上手くなります。

 

世のジャズドラムの教本って

フレーズばっかりが書いてありますけど

序盤はまず使わないです。

 

この一番大事な

スウィングするだけ

パラグラフを作るだけ

1小節に1−2個までの音でつなげるだけ

 

という一番大事な部分があれば

正直フレーズなんてなくてもいいし

 

これがあればフレーズが後半とても効いてきます

 

こういう意識でジャズドラムをするだけで

めちゃくちゃやりやすい!

って言われるようになります!

 

ぜひ試してみてくださいね!

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コンピング1資料

 

 

 

楽器やダイエットが続かない理由はこれ!

継続してやる事で成し遂げるものってありますよね!

1.楽器練習
2.ダイエット
3.語学習得

などなど、、

僕は人からなぜそんなに継続できるんですか?って言われる事が多いです。

とはいえ、、

じゃあ全部成功してるか?っていうと

いやいやそうでもないんです

 

あ、やめちゃった

ってのも結構あります

 

ただ、大体1年に一つは継続させるものを作っています。

 

今までも自分の経験から

  • 習慣になるまで66日
  • 目標と期間を明確に決める
  • ホメオスタシスの気づかない量にする
  • 行動するタイミングを何かに合わせる
  • 継続をみえる化する

というチャプターにわけて説明してみました。

 

66日というのはロンドン大学の研究で

平均すると66日で習慣化するとのことです

 

とはいえ勉強などは1ヶ月くらいという書籍もおおくて

人によって個体差があるとしかいいようがないですが

これを読んで!なるほど

じゃあ一旦66日継続を提案してみよう!

ちょっと前に連続して、継続できないんすよ、、、

という相談を受けたばかりなのもありまして

ということでこの動画をつくりました。

 

基本ハードルは少しづつあげるのが正解です。

なんとなくはだめで

まずは期間と内容をしっかり決めるのが大事です。

 

そして内容の量が多いと続かないので

ホメオスタシス(変化を嫌う体の機能)をうまく利用して

習慣化します!

 

ここ、これが一番大事です。

 

このホメオスタシス

困ったやつなんですけど

味方につける方法があるんですよ!

 

あと、すでに習慣化してるものの前後に

入れてしまうのもコツです。

 

実は人間って習慣って得意なんですよ

40パー以上の行動が習慣から成り立っているらしいです。

 

つまり全てがあたらしいと脳みそ使いまくるから

無意識でやる行動をたくさん作りたいんですよ。

 

だって、家に帰る時に考え事してて

あ、もうついちゃった、、ってよくありますよね?

 

これは無意識でできちゃってるんです。

脳はその方が処理が楽なんですよ

 

だから無意識に練習しちゃってた、、、って状況つくるのが一番なんです。

 

ダイエットに関しては

無意識に食べちゃうから

お菓子は買わない、家に置かない

というのも大事ですね!

 

お菓子食べたくなったら、こっちを食べるという代替案も用意しておきましょう!

 

最後にアプリやノートなどで見える化するですね!

 

どれくらいやったのか?わかるのはモチベーションキープにもなりますし

次に何練習する?

次の筋トレ種目何にする?で悩まなくなります!

 

これ大事ですよ!

めんどくさくなる原因なので!

 

というわけで、このあたりYouTubeでお話ししてみました!

是非動画でもみてくださいね!

 

セッションでよくいる困ったドラムとその解決方法

エルヴィンジョーンズのドラムってかっこいいですよね!

CDを聞くと、3連符や2拍3連がふんだんにはいっていて

なんか細かくてかっこいい!

 

そう思ってさっそくやってみると

なんかごちゃごちゃしてうるさい!

 

ってよく言われました。

だってエルヴィンはこうやってるし、、

なんて口を尖らせてブツブツいっていた僕でしたが

 

実際3連や2拍3連を使う場合は

ほとんどのドラマーが段落に向かう時に使っているんです。

 

なので、段落進行型フィルと僕は名付けているのですが

3連が突然始まって、突然終わると

え、おちはなに?っておもってしまいます。

 

なので、段落に向かうように演奏するか、

エルヴィンの演奏は

ライドシンバルのグルーブに音量を合わせて

シンバルの演奏にうねりを出す手法です。

 

これの使い分けがわかるとなるほど!!って思います。

 

もう一つは

段落の部分だけ

つまり

シンバルとクラッシュの部分だけ

親の仇みたいに音がでかい人です!

これ、長年セッション行っている人でもよく見かけます。

ロックの場合はリズムの音量がフォルテッシモなので

これでいいのですけど

ジャズは本当そこだけ大きくてびっくりしてしまいます。

 

解決方法は

シンバルとバスドラムの音量で5ー6段階の音量つかいわけを意識する事です。

 

この際にシンバルやバスドラムの音のスピードが落ちないようにするのがポイントです。

といってもここが一番難しいので、これができないから

音量があがってしまうのですけど、、、

 

ここは、リアルで説明を受けないとわかりづらいかもなんですけど

動画で感じ取れるかとおもうので是非やってみてくださいね!

 

バンドでこういうドラマーに悩んでいたら

この動画をみせてあげるのもいいかもしれません!!

 

コミックバンドってどう思います?

僕が人生初めて見たバンドが

大阪のコミックバンドでした。

めちゃくちゃ笑わせられて

演奏はかっこいいし、、

こんなバンドやってみたいなーってずっと思っていました。

 

でも笑いをとるバンドほど上手くないとかっこ悪いじゃないですか

 

大阪だったらそんな多そうですけど

名古屋に来たらそういうの好きな人も少なくて

そういうのから離れていいたんです。

 

ですが2年ほど前から誘われてこのバンドやって

めちゃくちゃ楽しいです!

 

今日はこの

ナタリー成田バンド

のライブダイジェストをYouTubeにいれてみました。

 

大の大人が本気で演奏して

ハッピっていいたいだけ、、、

たわしっていいたいだけ

これを照れずにやり切るボーカルがいるのが一番大事!

 

いやそういう意味でナタリーは天才です!

 

別日にリハーサルをするんですけど

音楽リハーサルもやるんですけど

一番大事なのは

 

曲の代わり目のカウントで

リーダーが合図しても聞いてなくて

泣いたタイミングでフィルいれて入る

これを何回もやり直すのがすごいっす

 

 

結局人の心が動く時って

何をいうか

だけじゃなくて

誰がどの状況で言うのか?

が大事ですから、この一瞬のタイミングを練習するのって

めちゃくちゃ理にかなっていますね。

 

ジャズドラムもフレーズばっかり集めちゃう人が多いですけど

どこで何を使うか?が大事です。

 

オンラインスクールでは今期

コンピングのドラムを教えるんですけど

本当これが大事です!

 

難しいフレーズより、相手のどこのフレーズに

何を入れるか?が大事です!

 

心理学もなにもかも本当どれもリンクしますよね!

 

 

 

 

 

長いソロの組み立て方

ソロが長くなると、何小節目をやってるのかわからなくなったりしますよね。

僕も長い間そうでした。

今回はドラムソロをメインに解説していますが、これは他の楽器でも
共通するポイントかと思います。

エリアで考えるというのが大事です。

サビになったらバイテンにいこう!とか

サビを抜けたら通常の8分音符に移行しようとか

向かう先をある程度決めてプランを建てていくのが大事です。

 

そうすることによって

共演者や聴き手にも、意図を伝えやすくなります。

 

上級者になってくると、この境界線をあえてずらすということをするのですが、

まずは最初にこのやり方で、エリアを把握するのがとても大事です。

 

これを意識して練習するだけで

どこをやってるか迷子になる、、、

というのは格段に減ると思います。

是非トライしてみてください!

 

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ドラムソロ特典

スウィングするジャズリズムのポイント

スウィングするというのは
一緒に演奏していて躍動感があって
スピード感があって、演奏しやすい状態をいいます。

でも、これって何かひとつだけで上手くいってるわけではなくて
色々な要素が合わさってスウィングしてると思います。

1.スウィングする音色
2.バックビートの位置
3.イレギュラーな事をした時にスウィングしなくなる
4.アドリブ奏者の演奏に対して何をするか?
5.イーブンなリズムでも位置によってスウィングするポイントがある

という内容でまとめてみました。

一つづつ解説します。

1.スウィングする音色

スウィングするとかグルーブするっていうのは
リズムのパルスが一定であると感じます。

で、僕的にもう一つ大事だと思っているのは
音色でつながっているか?という事です。

ひとつ目の音を発音した時点で、次の音がどの辺にくるのか予測つく音色で演奏しているか?
という事です。

これはベイシーの紹介ビデオで話していたのを聴いて理解したというか
『ベイシーはたった一音でもスウィングした」と言っていたんですよ。

若かった黒田和良は、ビートのパルスは2つないと成立しないからこれは嘘だ!と言っていましたが、、、
浅はかだよ、若年【黒田】君
音の曲線があれば可能だよ!といってあげたい!

そんな感じが伝わるように演奏しわけてみました!

2.バックビートの位置

バックビートというのはドラムでいう所のハイハットにあたります。
これがシンバルと同じタイミングだと、きっちりしてるけど遊びがない、、

拍が狭い!と言われるビートになります。

エルヴィンジョーンズなんかはこれが異常に深い!

フロント奏者がゆったーり歌っても気持ち良いビートになります。

そんなのがわかる様に叩き分けてみました。

3.イレギュラーな事をした時にスウィングしなくなる

これ、ドラムだけに限らずフロント奏者の速弾き速吹き?の時にもおこります。

自分がいっぱいいっぱいだと、そこにスウィングさせる余裕がない

しっかり拍の曲線を感じて音をださないとこうなってしまいます。

4.アドリブ奏者の演奏に対して何をするか?

スウィングするというリズムの意味ではないですが

演奏内容として、相手が話ている時に音を埋めまくるのも
スウィングしない原因のひとつになります。

音はたくさんなくても、相手のフレーズの方向性に
音をたしてあげるだけで、躍動する形になっていくかと思います。

そんな演奏をわけてやってみました。

5.イーブンなリズムでも位置によってスウィングするポイントがある

トニーウィリアムスが
[My Funny Valentine]のAll of you で急にボサをのっけて演奏しています。

こんな感じでの演奏で気を付けるべきことはリズムの表拍であわせるのではなく
裏拍の方を合わせるのが大事です。

演奏しわけしてみました。

まとめ

などなど

僕の感じることをまとめてみました。

何か他に思い当たることあったら教えてください。

スプラッシュシンバル&スタックシンバル使い方完全ガイド

スタックシンバルって聞いた事ありますか?

マイネルのものが有名なのですが

大きさの違うシンバル重ね合わせてハンドクラップ(手拍子)みたいな音がなります。

これ、電子ドラムでよくきくけどアコースティックででると感動しますね!

 

質問コーナーで

音屋さんから、スプラッシュシンバルってどうやって使うのですか?

という質問がありました

こういう小さい口径のシンバルなんですが

パシャっていう音がします。

スプラッシュマウンテンっていいますし

液体が飛び散るイメージがスプラッシュですからそういう音です。

 

スプラッシュシンバルの使い方が分かりません。

エフェクトとして効果的に使うと良いのでしょうが、

どこでどう使うのが良いのか全然分かりません。

昔、他メンバーに聞かれて、

『場面を変える時に使ったりするね〜』

と知ったかぶりしてしまいました。

という質問でした

分からないけど場面を変える時に使うって

知ったかしてるけど、教えてください!っていうのが

超可愛くて好きです。

 

僕も知ったかする時は棒読みになりますね(笑)

 

スプラッシュはデイヴウェッケルがよく使っていてコピーしましたけど

16分音符の裏拍に入れるとかっこいいんだなーって思いました。

 

スプラッシュはバスドラが一緒じゃなくても
綺麗につかえるのは結構な特徴です!

 

まとめると

スプラッシュ  

  • 効果音  
    シンコペ  
    ビートとして  
    フレーズに差し込む

スタック

  • ビートとして
    シンコペ  
    裏から表へ向かう  
    フレーズに差し込む

という感じですね!

歌伴奏の時は色々小物もっていきます。

ジャズバンド!って時はあまり使わずに普通のドラムだけで勝負します。

でも打楽器の小物って

本当楽しくって色々もちたくなるんですよね。

楽器店いくと、ずっと色々叩きたくなりますね。

 

スタックシンバルほしくなっちゃった、、、