スウィングするジャズリズムのポイント

このエントリーをはてなブックマークに追加

スウィングするというのは
一緒に演奏していて躍動感があって
スピード感があって、演奏しやすい状態をいいます。

でも、これって何かひとつだけで上手くいってるわけではなくて
色々な要素が合わさってスウィングしてると思います。

1.スウィングする音色
2.バックビートの位置
3.イレギュラーな事をした時にスウィングしなくなる
4.アドリブ奏者の演奏に対して何をするか?
5.イーブンなリズムでも位置によってスウィングするポイントがある

という内容でまとめてみました。

一つづつ解説します。

1.スウィングする音色

スウィングするとかグルーブするっていうのは
リズムのパルスが一定であると感じます。

で、僕的にもう一つ大事だと思っているのは
音色でつながっているか?という事です。

ひとつ目の音を発音した時点で、次の音がどの辺にくるのか予測つく音色で演奏しているか?
という事です。

これはベイシーの紹介ビデオで話していたのを聴いて理解したというか
『ベイシーはたった一音でもスウィングした」と言っていたんですよ。

若かった黒田和良は、ビートのパルスは2つないと成立しないからこれは嘘だ!と言っていましたが、、、
浅はかだよ、若年【黒田】君
音の曲線があれば可能だよ!といってあげたい!

そんな感じが伝わるように演奏しわけてみました!

2.バックビートの位置

バックビートというのはドラムでいう所のハイハットにあたります。
これがシンバルと同じタイミングだと、きっちりしてるけど遊びがない、、

拍が狭い!と言われるビートになります。

エルヴィンジョーンズなんかはこれが異常に深い!

フロント奏者がゆったーり歌っても気持ち良いビートになります。

そんなのがわかる様に叩き分けてみました。

3.イレギュラーな事をした時にスウィングしなくなる

これ、ドラムだけに限らずフロント奏者の速弾き速吹き?の時にもおこります。

自分がいっぱいいっぱいだと、そこにスウィングさせる余裕がない

しっかり拍の曲線を感じて音をださないとこうなってしまいます。

4.アドリブ奏者の演奏に対して何をするか?

スウィングするというリズムの意味ではないですが

演奏内容として、相手が話ている時に音を埋めまくるのも
スウィングしない原因のひとつになります。

音はたくさんなくても、相手のフレーズの方向性に
音をたしてあげるだけで、躍動する形になっていくかと思います。

そんな演奏をわけてやってみました。

5.イーブンなリズムでも位置によってスウィングするポイントがある

トニーウィリアムスが
[My Funny Valentine]のAll of you で急にボサをのっけて演奏しています。

こんな感じでの演奏で気を付けるべきことはリズムの表拍であわせるのではなく
裏拍の方を合わせるのが大事です。

演奏しわけしてみました。

まとめ

などなど

僕の感じることをまとめてみました。

何か他に思い当たることあったら教えてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)