バート・バカラック01 デイブ・ブルーベックと一緒にダリウス・ミヨーに師事する

ダリウス・ミヨーはフランスの作曲家でフランス6人組の1人です。
ナチスからの亡命で西海岸にいたことで、デイブブルーベックが支持していたのはしっていましたが、
同じタイミングでバート・バカラックも授業を受けていたようです。

モントリオールにあるマッギル大学に入学したバートは夏休みの間ダリウス・ミヨーから作曲を学んでいます。
生徒は5人しかいなくて、みな12音階の過激な曲を書いていたようです。

この時作曲した曲が綺麗なメロディで
「口笛で吹けるメロディを書いたからといって、恥じる必要は全くない。」となぐさめられています。

音楽はどうしてもつきつめると難解=美徳になる傾向ありますよね、、、
拍子やハーモニーが複雑なのは、このあたりからきてるのかもですよね!

 

映画ブルージャイアントを10倍楽しく見る

早速映画館へ「ブルージャイアント」を見に行ってきました!
泣いたし!色々非常によくできていてすごく良かったです!
漫画読んでいたからどうかな?って思っていましたけど、少し違っていたりすごく面白かったです!読んでない人も十分面白いと思います!

ただ、3巻からスタートするので、師匠由井さんとのエピソードは知っておいた方がより映画を楽しめるかも!
ミュージシャンとしてみて気づいたこと、漫画と比較したことなどいろんな視点でお話ししてみました!

まっさらで映画見たい人は映画を見てからこれを見てくださいね!
でも、3巻までを知ってるとより楽しめるので、ネタバレの手前からみるのもおすすめです!

最後のエピソードはこの動画では話してないので、多少筋がわかっててもいい人は全部見てからみると10倍楽しめるかも!です!

ジョン・コルトレーン08 ソニー・ロリンズとバトル

1955年マイルスはコロンビアレコードからレギュラーバンドができたらレコーディングをする。
という申し出に、テナーが見つからずにイライラしていた。

ソニーロリンズはドラッグでどこかに雲隠れしているし、キャノンボールは教師としての契約が残っていたため他をあたらなければならなかった、、

そこでドラマーフィリージョージョーンズが友人のコルトレーンの名前を聞くわけです。

マイルスはガレスピバンドにいた頃のコルトレーンを知っており、ロリンズとコルトレーンを雇い一緒に演奏しています。その日はソニーロリンズが最高で、コルトレーンを震え上がらせています。

オーディションを受けるためにやってきたコルトレーンを聴いて独自のサウンドになっていて、格段に成長したコルトレーンをみます。

でもオーディションのあとは声をかけられることがなく、コルトレーンはサックスをケースにしまい、ジミースミスバンドに戻るためにフィラデルフィアに帰って行きます。

この音源はその1年後に録音されたものです。完璧に渡り合っていますね!名盤ですしねww

ビル・エヴァンス25 権利をとられたブルーイングリーン

このアルバムを作る前にマイルスのアパートで、マイルスがGmとAaugと楽譜に書いて
「これをどう料理する?」ときかれ、持ちかえって作曲した曲だそうです。

でも、この曲のクレジットはマイルス・デイヴィスになっています。

レコーディングの最後になって、少しもめたようですが、25ドルの小切手をもらったそうです、、、
なんとも少額、、、

マイルスはFour やTune Up もエディ・ヴィンソンの作曲を自分が先にレコーディングしてクレジットしたりしていて、、、まあ、よくある話ですね。

Donna Lee はマイルスの曲ですけどチャーリー・パーカーになってますしね。

パワーバランスです。

でもいい曲ですね、、、、この曲 大好きです。

バート・バカラック00 幼少期 基礎練習嫌い

今回からこちらの本を参考にバカラックさんについてまとめていきますね!

ご本人が書いた本で、幼少期ピアノは母親に強要され、練習が嫌いでたまらなかったようです。
「運指の練習はうんざりで、、」と書いています。
でも、やっぱりこれがあったからこそ、演奏の仕事にありつけ、名曲の作曲につながったのだと思います。

ドラムは子供の頃からやらされる楽器ではないので、いやいややらされる子はあまりいないのですが、ピアノはありますよね!

大人になると基礎練習は「なぜ?」と「結果」につながらないと、すぐにやめちゃうので、まずは曲からというのが多い気がします。子供は完全に嫌いになるタイプと「言われたから」が時間があるので、まあまあできるんですよね。

ここは悩みどころですけど、僕はどんなスタートでも時間を区切って毎回練習の冒頭に取り組む!
がいいのでは?と思っています。

基礎練習って終了が、僕もいまだにないので、タイマーをあわせて途中でも終了する!がいいのかなーと!

なんだかバカラックさんの内容じゃなかった気がしますのでタイトルを0にしておきました。

次回から幼少期はざーっと飛ばしつつ、デビューあたりをやっていきたいと思います。

【手拍子キープできるかな?】0 75でずれていくドラム演奏

ジャズではタイムモジュレーションといって、演奏中にまるで違うテンポのリズムが鳴っているような効果の演奏をします。
これは、3小節先など、ターゲットを遠くに設定して、少し違う角度で演奏していく手法です。
芸術の手法としては、ダリの騙し絵のようなイメージに近いと思います。

ベースやピアノはドラムがこれを始めた時にキープできないとこまります。
もちろん逆で、ピアノやベースがやりはじめて、ドラムがリズムがよけれると困ります。

なので、できなくてもいいので理解して拍をキープする練習はしておきましょう!

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0.75拍モジュレーション

バート・バカラックの名曲 Burt Bacharach

2023年2月9日大作曲家のバート・バカラック(Burt Bacharach)さんが94歳でお亡くなりになられました。

数々の名曲を作られた方です。みなさんもなじみのある曲が多いのでは?
と思います。

映画音楽では「明日に向かって撃て」をはじめ沢山の曲を作曲されていますが、ジャズでよく演奏される曲として5つあげてみました!
・Alfie
・Rain Drop Falling On My Head
・Close To You
・A House Is Not A Home
・The Look Of Love

このあたり!他に何かありましたら是非教えてくださいね!
素晴らしい作曲家でしたね、、、惜しい人を亡くしました。

Alfie

Rain Drop Falling On My Head

Close To You


A House Is Not A Home

エラの歌も素敵ですが、この演奏好きなんです!

 

The Look Of Love

 

 

ジョン・コルトレーン07 マイケルジャクソンのオルガンもするジミースミスバンドへ

1955年コルトレーンは1年のほとんどをツアーにでていた、生活も安定して、兵役で得た金をもとに母・いとこのメアリー(後に曲名としてつけられていますね)を呼び寄せて家を購入しています。

最初の奥さんになるナイーマといつ一緒にすんでもおかしくない状況、ジミー・スミスのバンドに入ってっクラブに出演もきまって充実した日々を過ごしていました。

一緒に演奏している音源はみつからず、、、ジミースミスの映像を選びました。

ブルージーなオルガンでめちゃくちゃかっこいいですよね!
なんとマイケルジャクソンのBADのオルガンはジミースミスです!
知らず知らずに聞いていたかもですね!

ビル・エヴァンス23 フレディーフリーローダーはウィントンケリーが

とうとうカインドオブブルーの制作に入ります。

1958年の11月にエヴァンスがマイルスバンドをぬけてからレッド・ガーランドが再び戻ります。
1959年2月にジャマイカ生まれのウィントンケリーが正式にメンバーとなります。

このアルバムの制作はエバンスがグループを抜ける前に了承していたので、なんとレコーディングに同時に2人のピアニストが入っていたそうです。

エバンスはウィントンがディジーガレスピバンドで演奏していたのをみて非常に彼のプレイを尊敬していたので、お互い相手を賞賛する形だったようです。

この演奏ではメロディのあとはウィントンケリーのソロですね!
エバンスとは対照的な明るいソロですね!

レギュラーグリップは使い難い?

レギュラーグリップは習得7年といわれます。
どうしてもジャズから始める人はあこがれますが、
基本おすすめできません。
これが原因で10年やっても全然うまくならない人を何人もみています。
現代の若手ドラマーはほとんどみんなマッチドです。
マッチド2年頑張ってからをおすすめします!

 

↓マッチドですよね!