ポインシアナのリズム

ニューオリンズのビートの一種で
アーマッドジャマルポインシアナのリズムというのがあります。

ドラマーとしては、ここポインシアナのリズムだから
と注文されたりしますので、しっていなければいけないビートです。

これ、ちょいちょい有名なキメがありますが
基本グルーブをしつづけるのがいいです。
まさに大地を感じる雰囲気です!

ポインシアナ自体はあまり演奏されないですが
リズムがポインシアナというのがよくあるので
押さえておきましょう!

ハーリンライリーが演奏してるバージョンです!

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【ジャズドラム講座】ポインシアナのリズム

大学ビッグバンドの最初に演奏した曲 Julian

大学のジャズビッグバンドは愛知学院のシンギングオールスターズ
という所に所属していました

ジャズサークルで有名なので、入部を勧められましたが
その時は部員がなんと三人!

結局最初の1年はT-Squareのコピーバンドをやって過ごしました
それはそれで楽しかったですが

2年生になって部員が入ってきて
初めてのリサイタルの時に担当した曲がこの曲でした

このアルバム自体がオーケストラ入りで
フィルウッズがミュージシャンの思い出を
全曲オリジナルで作ったアルバムです。

この曲はキャノンボール・ジュリアン・アダレイの思い出曲です
曲中に2回キャノンボールバンドの代表曲work song のモチーフがでてきますよね

↓これタイムを指定しておきました

もう1箇所はわかるかな?

CD

カーペンターズもカバーしたa song for you

今週はウッディーハーマン特集の
ほとんどアルバム「Giant Steps」の話しでしたね!
 
今日は2曲目にはいってる
A song for youです
 
レオン・ラッセルというシンガーソングライターの曲ですが
カーペンターズや、レイチャールズまでもカバーしてる曲です
 
カレン・カーペンターの歌は
激うまですよね
この動画歌詞もついてます!
Listen to the melody cause my love is in there hiding
「このメロディを聴いて!私の愛が隠れてる」
って所がいいですよねー!
 
このレオンラッセルのしゃくるような歌
聴き慣れると、味があって深いんですよねー
うまいを超えた所ってまさにこんな感じですよねー
 
これのビッグバンドアレンジです
今でもよく大学のビッグバンドで指導にいくと
この曲があったりします。
名アレンジですよねー!
 
この16ビートフィールがなかなかだせないみたいで
学生は結構苦労します。
この曲は本当ドラムですごくかわりますね
 
いやー、このアルバムつくづく名盤でしたね!
あと、大学時代にA child is born も演奏しました
この曲はキリストの誕生を書いたとも言われています。
好きな曲でしたー!
いい曲てんこもりのアルバムでした!
 

超現代的サウンド フリーダムジャズダンス

昨日ご紹介したウッディハーマン
アルバム「Giant Steps」
の3曲目はフリーダムジャズダンス

これ、めちゃくちゃメロディ難しいんです
ブルースとかの動きと全く仕組みがちがうので
知らないと後半だれも吹けてないって事がよくあります。

僕は大学時代ビッグバンドでこのアレンジで演奏して
なんて、気持ち悪い曲!すきだわーってなったのを
覚えてますww

後になってからマイルスがやってるのを
知りました!

アルバム「マイルススマイルズ」では
トニーがえげつないリズムでやってます

なんか別の曲も参考にしようとおもって
全くこれは参考にならん!って思ったのも
覚えてます!

ハイハットずっと踏んでて、3連だしつづける
いやー今聴くと超斬新!素敵


 

フォーブラザーズ ウッディハーマン・セカンドハード

ウッディハーマンはクラリネット奏者で
ビッグバンドのリーダーでもありました
 
〇〇ハードというビッグバンドネームを
聞いた事あるとおもいますが
ウッディハーマンバンド
the herd 草食動物の群れという意味で
讃えられたので、それにあやかって
付けているバンド名だと思います。
 
ビッグバンドって本当に経営が大変で
名古屋でやっていたビッグバンドも
お客さん八十人くらいで
ぱんぱんにはいっても、バンドが16人いるので
下手するとギャラが1万円にも達しない事があります。
 
ベニーグッドマン楽団が白人ビッグバンドとして
大成功しているなか
レコード会社の方針で、黒人色を排除していました
その中で、白人のみのビッグバンドであるものの
黒人色の強い曲をやる事をコンセプトにしていました
 
ビバップがでた頃に
第二期ウッディハーマン楽団 セカンドハードと呼ばれ
サックスセクション
ズートシムズサージチャロフハービースチュアートスタンゲッツをフィーチャーした曲
フォーブラザーズが大ヒットしました
 
この曲ディズニーのビッグバンドビートにもつかわれています。
 
メロディは聴いた事があるのでは?と思います。
この時代にこういう事で大ヒットするって
すごいですよね!

ビレッジバンガードって本屋さんじゃないの?

今週おすすめしているサドメルビッグバンドは
サドジョーンズとメルルイスが双頭バンドとして結成。
あらたなジャズビッグバンドサウンドを
模索するバンドとなり
ヴィレッジバンガードのハウスバンドとなりました!
 
ヴィレッジバンガードって本屋さん?って思いました?
もとは、このニューヨークのジャズクラブの名前から
きています。
本屋さんのVillage Vanguard のロゴのフォントは
名盤[Cool Struttin’]のロゴを使用してるようですよ
創業者がジャズ好きなんですよねー!
 
元のお店はニューヨーク7番街178番地という
マンハッタン島の南部のビレッジという区域にあります。
 
このお店は火曜から日曜まで同じバンドが演奏します。
これがすごい!
昨日はこうだったから今日はどうしてくれよう!って
感じでバンドがどんどんすごくなっていくんです。
 
日本だと、ツアーを回ってやらなきゃいけないのが
このお店だとブッキングをとっただけで
その音楽構築作業ができるわけです
 
しかも周りはすごいミュージシャンだらけで、
ミュージシャンもみにくるからすごいテンションです
 
それで、月曜は毎週このサドメルバンドが演奏していました。
サドジョーンズがデンマークに移住してから
メルルイスオーケーストラにんあって
ボブブルックマイヤーやボブミンツァー、ジムマクニーリー音楽監督になっています。
メルルイスが他界してからは
ビレッジバンガードジャズオーケストラという名前で
トロンボーンのジョン・ムスカが音楽監督として活動しています。
いま宮嶋みぎわさんが副プロデューサーとして活動していますねー!
 
このバンド何度もバンガードでみていますが
一度ディックオーツが調子悪くなって
前にきていた学生が代わりに吹いた事がありました
それが名曲 little pixie でした
めちゃくちゃうまくてびっくり!
こういう人たちがいっぱいひしめくので
うまくなりますよねー!

サドメル tow away zone

サドジョーンズ
ハンクジョーンズ(ピアノ)長男
エルビンジョーンズ(ドラム)三男
の真ん中
ジャズ三兄弟!
いやー三人ともレジェンドすぎる!!
 
サドは
カウントベイシーのトランペッターをやっていて
あらたなジャズビッグバンドのサウンドを
メルルイスとの双頭バンドで培っていきます
 
大学時代本当たくさんききました!
今日のオススメ曲は
その中でも超ニッチな曲ですが、、
Taw away zone
邦訳は、駐車禁止って意味です
多分だれかが駐禁つかまったので
それを付けたのでは?
 
8ビートのブルースです
大学の時にこの曲を演奏して
なんて、ダサカッコいいんだー!って思いました
今聞き直すと
ビートもスウィングポイントにはいってるし
テンションも超かっこいいの使ってるし
今きいても新しいサウンドですね!

CD