ジョン・コルトレーン17ジャイアント・ステップス

このエントリーをはてなブックマークに追加

マイルス・デイヴィスと「カインド・オブ・ブルー」を作成したわずか2週間後に
アトランティックレコードで、このアルバムを作成しています。

カインドオブブルーがコードが動かないのに対して、
この曲は目まぐるしくキーが変わります。

なんと、16小節の間に10回キーがかわるのです。

キーが変わるというのは、イメージ的にいうと言語が変わる感じです。

1日の間に10カ国語を1時間毎につかいわけるイメージといえば難しさが
わかりますかね?

しかもキーの変わり方が今までと違う

リチャード・ロジャースの[Have You Met Miss. Jones?]
のサビのコード進行を使って作られたといわれていますが、
長3度という通常ではあまり使わないところをいったりきたりします。

なので、宇宙的なものを感じますよね、、、

3:30あたりでピアノのトミーフラナガンが弾けなくなってしまっています。
彼はもっとゆっくりやるならできると思っていたみたいですが
こんな高速で自分の練習してきたことを一挙にレコーディングって鬼ですよね!

トミーは次の年に「ジャイアントステップス」というアルバムを出しています。

悔しかったんでしょうね!一年間練習しまくったんだとおもいます。

ミュージシャンあるあるですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)