アート・ブレイキーバンドに参加したウェインはリー・モーガン(tp)とすっかり仲良くなっています
ドキュメント映画「私がモーガンと呼んだ男」をみましたが
この若き天才トランペッターもやはり当時はやっていたヘロインでダメになっていきます
アヘンを精製するとモルヒネになり、モルヒネをさらに精製した最悪のドラッグです
やめると体に異変が起こる、、、依存性が最も高いドラッグです
マイルスもヘロインから抜け出るのに4年もかかっています
1961年自分のバンドの結成のためにブレイキーバンドを脱退
トランペットはフレディ・ハバードに交代しています
自分のバンド活動では
演奏に来たりこなかったり、信用を失っていきます
1965年にドラッグで酩酊して転んで放熱器に頭をぶつけ大きなやけどをしています
それ以降髪の毛を前に流して隠しています
ミュージシャンとしても仕事がなくなりつつあったその時に
ヘレンと出会います。ヘレンは甲斐甲斐しくリーに尽くし
リーはどんどん音楽家としても復活していきます
まるでリーのマネージャーのようにギャラ交渉から何からなにまでを世話するように
内縁の妻としての存在でした
しかしある日からリーは他の女性の元に帰って行くようになります
そして1972年 ニューヨークにあったジャズクラブ「スラッグス」で2回目のステージと3回目の休憩中に
リーがヘレンの護身用に渡していた銃でヘレンに胸を撃たれ、なくなってしまいます
1970年にだした「サイドワインダー」はみなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今はシックリきますが。その当時、リズムが跳ねているような跳ねていないようなどちらともつかずの所が難しく感じて戸惑いがあったことを思い出しました。
わかりますー僕もそうでした