ウェイン・ショーター07 ブレイキーバンド

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1959年7月24日 ウェインはファーガソンバンドの一員として、トロントのジャズフェスティバルに出演する。共演者の中にアート・ブレイキーバンドもあった、しかし、この時はテナーのハンク・モブレーが薬問題で欠場していた。

そんな中、ブレイキーバンドでのリー・モーガン(tp)がウェインの演奏を目にしてアートに彼をメンバーにしようと提案する。アートは信頼できるサックス奏者を探していたのであっさりOK

会場は競技場でステージはトラックの中央に建てられていた、そこをリーが横切ってこっちに走ってきて
開口一番「メッセンジャーズに入りたいか?」(アートブレイキーのバンドはイスラム教徒であったリーダーのネーミングでジャズメッセンジャーズと名乗り名を馳せていた!)

ウェインとしては加入して4週間しかたっていないのに不義理になるのでは?とのことだったので
アートが直々に「ウェインがビッグバンドで決まったメロディを吹くプレイヤーじゃないのはわかるだろ?」と説得

ファーガソンもあっさり承諾!
このへんなんともみな潔い!!

この前年に有名なアルバム「Moanin’」をリリースしたばかりのメッセンジャーズはノリにのっていた!

そのバンドに入っていきなり1959年にウェインの作曲した「Africaine」がタイトルになったCDが発売されている!
一曲目にAfricaine 二曲目に先日紹介した Lester Left Town と二曲もウェインの曲が取り上げられています
すごい信頼度ですね!

 

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