ウェイン・ショーター33 ウェザーリポート チェスター・トンプソン


「ツアーに出て、飛行機でどこかの町にいく。ジョー(ザヴィヌル)がゲートの所で、その日のギグ(ライブ)に参加するためにやってきた新しいドラマーと挨拶をかわす。一方荷物の受け取り場ではウェインが前の晩にプレイしたドラマーにお別れを告げているんだ。」

といった具合にドラマーが確定せず、とりあえずチェスター・トンプソンに収まった。
ザッパバンドにも参加しているチェスター・トンプソン!僕大好きなんですよね!

ドラマーがコロコロ変わることによって、ベースのアルフォンソ・ジョンソンはストレスを感じていた。
リズム隊の相方がかわることによって自由に演奏できず、リズムキープをするだけになってしまっていたからだ。

いやーすごくよくわかります。ベースと呼吸するみたいにリズムが合わないと、他の事をつみあげていけなくなりますからね。
僕も固定メンバーでのツアーが大好きです。

そして、あらたなベーシストが入ることになります。
みなさん誰かわかりますよね?

 

ブラックミュージックの8分音符

以前に作った動画ですが、最近よくこの質問を受けます。

先日は大阪音大の講師さんから、どうやって教えたらジャクソン5のABCのノリを生徒に説明できるか?
という質問いただいたので、この動画を送りました

すると3年かかってもできなかった彼がなんと一週間でできるようになった!と感動のメールをいただきました。まだみてない方は是非どうぞ!

ピアノやギターのソロのリズムのタイミングと同じ話しですので、他の楽器も役に立つかと!!

【ジャズドラマー】フィリージョージョーンズは何がすごいのか?

ジャズドラマーのフィリージョージョーンズ
多くのサイドマンとして
活躍していますが
結構地味に感じる事があります

じゃあなぜこんなに多くのミュージシャンに
愛されて
録音してきたのか?

僕自身、色々研究していくにつれ
凄さがわかったタイプのドラマーです

僕なりの視点で
どこがすごいのかをまとめてみました!

フィリーリックの例

ウェイン・ショーター32 ネイティブ・ダンサー

昨日ボサノバ入門の動画をあげましたが
そこで話していたエムペーベーというジャンルの代表といってもいい
ミルトン・ナシメントとのコラボアルバムです

ハービーが新婚旅行中に彼の噂をきいて知り合いになっていて
代表作である「コーリッジ」にも参加しています

それとは別のプロモーターの勧めもかさなって
ミルトンをクローズアップしたアルバムをだすに至ります

以前紹介したポンタデアレイアから始まって
2曲目のインスト以外は全部ミルトンの歌がフューチャーになっています

この曲は最後の曲で
とてもMPBらしい感じがするのでとりあげました

このアルバムはさほどのヒットはしなかったものの
ヨーロッパでのミルトンの知名度をあげ

ブラジルでは、ジャズの入口になるアルバムになったようです

 

 

ボサノバ入門 アントニオカルロスジョビンの一生

ボサノバを作った人として有名な
アントニオ・カルロス・ジョビンの一生を
時系列で解説しながらも

日本ではあまり馴染みのない
ナラ・レオンや
エリス・レジーナなどの世代から
M.P.B.とボサノバの違いなどまで
つっこんで
マルセロ木村くんとお話ししてみました

裏話満載で
ホベルト・メネスカルから直接きいた話もある
生きたボサノバ入門動画です!

ボサノバ何から聴けば良い?は
是非こちらのブログを!
https://kurodakazuyoshi.com/archives/5919

想いあふれて

ゲッツ ジルベルト

matita pere

https://amzn.to/3K2aACd

ウェイン・ショーター31 グルーヴ重視のサウンドに

「ウェザーリポート」
「I Sing The Body Electric」
と2枚アルバムをだしてきて
このやり方だと、バンドメンバーのその時の調子などによっては
0か100点以上のようなクオリティになる事が多く

「Sweetnighter」あたりからグルーブでサウンドを整理する形の方向に進みます

こうなると、ベースはエレキベースのスタイルがはまるわけで

「Mysterious Traveller」からベースがアルフォンス・ジョンソンが入っていて
ミノスラヴ・ヴィトウスは2曲目しかはいっていません

結局この後ヴィトウスはバンドを抜けることになっていきます

ヴィトウスはバンド名の権利ももっていたので
しばらくの間は利権を支払い続けることになったようです

このアルバムのウェインの曲の
Mysterious Traveller はかなりフュージョンサウンドな感じがしますよね!

ウェイン・ショーター30 エリック・グラヴァット

ウェザーリポート発足当時は
アイアート・モレイラがマイルスバンドにいたところを
ザヴィヌルがこっちにこないか?と誘っています

が、アイアートはザヴィヌルの事をあまり信用できず
このオファーを断って 
ドン・ウン・ロマンを紹介しています
彼はドラマーだったのですが無理やりパーカッションとして
オーディションを受け参加することに、、、

初期ドラマーはアルフォンス・ムザーンですが
1971年のツアー後からエリック・グラヴァットに交代になります
(動画のドラマーです)
マッコイのドラマーだったエリックがこちらに入る事で
アルフォンスはマッコイバンドにこの後加入しています

ウェインはこのエリック・グラヴァットのドラムが一番
しっくりきていたといっています

このシンバルを垂直にするセッティングは
僕の師匠・斉藤純さんもやっていました

やってみるととても演奏しやすいんですよねー
僕も一時期やっていました

メインのシンバルでレガートをする時に
叩き落とす感じの音はでないのでやめちゃいましたが

軽いタッチのサウンドを作るのにはとてもいいかと思います!

 

演奏中のメンバー全員の思考Just before the fallin’ leaves

ベースの荒川悟志くんが
フレーズを裏から始める練習をしないとといわれ
では1小節ずらした曲をつくろう!
ということで
枯葉の1小節ずれた曲をつくってしまおう!っていうことで
Just before the fallin’ leaves
ができました

サビの部分は3/4拍子になったりますが
基本4/4で32小節になります

枯葉を弾かれると
わけがわからんくなります、、、、
全員の駆け引きをお楽しみください!