バート・バカラック04 下積み時代

ヒットを少しとばしながらも、作曲ではまだまだ生活できなかったバカラックは
ピアニストとして、バンドの演奏に参加しています。

エイムスブラザーズ

スティーブ・ローレンス

この演奏はバカラックの演奏ではないのですが、こういった売れているミュージシャンの伴奏で、ツアーを回ったりしていたようです。

エイムスブラザーズには曲を提供しようとしたそうですが、
作風が違ったために、
「曲はかかなくていいから、ゆっくししてくれよ、、、」なんていわれていたようです。

作曲家としてはなかなか上手くいかず、
スティーブ・マックイーン主演の「マックイーン絶対の危機」の映画を、
ノンクレジットで楽曲提供しています。

ノンクレジットは名前をださずに安く買い取られるということですね!

ミュージシャンあるあるですけど、バートさんは明らかに早く下積みを脱していると思います。うらやましい!

でも本人は作曲家として立ち行かず、かなり焦りを感じていたようです。
80曲近く曲を提供したにもかかわらず、録音すらされないことも多かったようです。

ジョン・コルトレーン09 曲にもなっているナイーマとの結婚

マイルスバンドに加入してジョンはすぐにナイーマと結婚しています。(1955年)

この演奏は1961年と随分あとになるのですが、奥さんに捧げた曲です!素敵ですよね!

ウェインショーターの歴史でも紹介しましたが、ウェインがホレスシルバーのバンドで練習している所に現れ、
うちの主人があなたとお話ししたいといっているの、、と彼を家に招待しているエピソードが非常に印象的です。

ジョンとウェインが練習している時にいそいそと手料理を作ってもてなしていたそうで、
とてもいい夫婦だったんでしょうね!

ビル・エヴァンス25 フラメンコ・スケッチズはピース・ピースの変形

僕はこのベースとピアノのフレーズを聴くと、大きな振り子をいつも連想させられます。
元はレナード・バーンスタイン作曲の「サム・アザー・タイム」の冒頭のモチーフです。

このフレーズを繰り返して演奏を展開する、ビルの「ピース・ピース」という楽曲から着想を得ていて、
このアルバムに「ピース・ピース」を入れたいとマイルスも話していたようです。

「ピース・ピース」はずっと同じモードですが、
この曲では5種類のモードにすることをビルが提案!

このアルバムは全曲マイルス作曲になっていますが、やはり、エヴァンスのアイデアがふんだんに盛り込まれているんですね!

ウェイン・ショーターさんってどんな人?

2023年3月2日にウェイン・ショーターさんがお亡くなりになりました。
もう一回くらい生で見れるかな?っておもっていたので非常に残念です。
・青年期
・コルトレーンと練習
・アートブレイキーバンド時代
・マイルスバンド時代
・リーダーアルバム解説
・ウェザーリポート時代
・アコースティックバンド時代
に分けて、バンドを入った時のエピソード、脱退の理由、3回の結婚などにも触れてショーターさんの一生をまとめてみました!
ご冥福をお祈りします。

バート・バカラック03 ハル・デイヴィッドとの初ヒットMagic Moments

[Warm And Tender]のヒットの1年後1957年に今後長くタッグを組んでいく作詞家ハル・デイヴィッドと数曲書きます。
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ハル・デヴィッド(作詞家)
(アルフィーや雨に濡れてもなど多くのヒットをバートと生み出す)

その中でこの[Magic Moments]をペリー・コモが録音して、自分のTV番組で披露することでヒットとなり、父親から借りていたお金もようやく返済できようです。

下積み貧乏生活があったとはいえ、かなり短いですよね、、、
この後はヒットをどんどん連発していくことになります。

バート・バカラック02 初のヒット作 Warm And Tender

学生を卒業して兵役から帰ってきたバートはフェイマス・ミュージックと契約
ブロードウェイ1619番地にあるブリル・ビルディングの小さなオフィスで仕事をするようになります。

最初の1年半はボツばかり、ここでこの後組んで仕事をする作詞家のハル・デイヴィッドと出逢います。

この曲は1956年にシド・ショウと組んで作曲した曲で
ジョニー・マティスの[It’s Not For Me To Say]のB面に入った曲だったらしいのですが、この印税で今までの借金を抜け出す事ができたと言っています。

この時代のスタイルの曲ですよね!まだバカラックらしくない感じがします!

バート・バカラック01 デイブ・ブルーベックと一緒にダリウス・ミヨーに師事する

ダリウス・ミヨーはフランスの作曲家でフランス6人組の1人です。
ナチスからの亡命で西海岸にいたことで、デイブブルーベックが支持していたのはしっていましたが、
同じタイミングでバート・バカラックも授業を受けていたようです。

モントリオールにあるマッギル大学に入学したバートは夏休みの間ダリウス・ミヨーから作曲を学んでいます。
生徒は5人しかいなくて、みな12音階の過激な曲を書いていたようです。

この時作曲した曲が綺麗なメロディで
「口笛で吹けるメロディを書いたからといって、恥じる必要は全くない。」となぐさめられています。

音楽はどうしてもつきつめると難解=美徳になる傾向ありますよね、、、
拍子やハーモニーが複雑なのは、このあたりからきてるのかもですよね!

 

映画ブルージャイアントを10倍楽しく見る

早速映画館へ「ブルージャイアント」を見に行ってきました!
泣いたし!色々非常によくできていてすごく良かったです!
漫画読んでいたからどうかな?って思っていましたけど、少し違っていたりすごく面白かったです!読んでない人も十分面白いと思います!

ただ、3巻からスタートするので、師匠由井さんとのエピソードは知っておいた方がより映画を楽しめるかも!
ミュージシャンとしてみて気づいたこと、漫画と比較したことなどいろんな視点でお話ししてみました!

まっさらで映画見たい人は映画を見てからこれを見てくださいね!
でも、3巻までを知ってるとより楽しめるので、ネタバレの手前からみるのもおすすめです!

最後のエピソードはこの動画では話してないので、多少筋がわかっててもいい人は全部見てからみると10倍楽しめるかも!です!

ジョン・コルトレーン08 ソニー・ロリンズとバトル

1955年マイルスはコロンビアレコードからレギュラーバンドができたらレコーディングをする。
という申し出に、テナーが見つからずにイライラしていた。

ソニーロリンズはドラッグでどこかに雲隠れしているし、キャノンボールは教師としての契約が残っていたため他をあたらなければならなかった、、

そこでドラマーフィリージョージョーンズが友人のコルトレーンの名前を聞くわけです。

マイルスはガレスピバンドにいた頃のコルトレーンを知っており、ロリンズとコルトレーンを雇い一緒に演奏しています。その日はソニーロリンズが最高で、コルトレーンを震え上がらせています。

オーディションを受けるためにやってきたコルトレーンを聴いて独自のサウンドになっていて、格段に成長したコルトレーンをみます。

でもオーディションのあとは声をかけられることがなく、コルトレーンはサックスをケースにしまい、ジミースミスバンドに戻るためにフィラデルフィアに帰って行きます。

この音源はその1年後に録音されたものです。完璧に渡り合っていますね!名盤ですしねww

ビル・エヴァンス25 権利をとられたブルーイングリーン

このアルバムを作る前にマイルスのアパートで、マイルスがGmとAaugと楽譜に書いて
「これをどう料理する?」ときかれ、持ちかえって作曲した曲だそうです。

でも、この曲のクレジットはマイルス・デイヴィスになっています。

レコーディングの最後になって、少しもめたようですが、25ドルの小切手をもらったそうです、、、
なんとも少額、、、

マイルスはFour やTune Up もエディ・ヴィンソンの作曲を自分が先にレコーディングしてクレジットしたりしていて、、、まあ、よくある話ですね。

Donna Lee はマイルスの曲ですけどチャーリー・パーカーになってますしね。

パワーバランスです。

でもいい曲ですね、、、、この曲 大好きです。