4巻27話 INVITATION
バンドに入る気はないというラファエルをブルーノはオープンセッション(お客さんも参加できるセッション)
でバンドメンバーの演奏を聴いてくれと頼みます。
ベースのハンナが最初に一曲演奏に入ります。
途中ベースの強さにたじろいだピアニストに演奏の曲中にブルーノがピアニストと交代します。
これは日本とかではありえないですけど、チャーリーパーカー時代などでは、Cutting Sessionという腕自慢セッションがあったようで、演奏がイマイチだと、途中でステージを降ろされてしまう事があったようです。
演奏がひとしきり終わったところで、大(主人公のダイ)がラファエルに
「もし一緒に組んだらヨーロッパ1のバンドになろう!」といって
インビテーションをコールして(インビテーションを一緒に演奏しようと提案して)バンドに入っていく。
というシーンです。
とても現実的な描写です。実際セッションで出会ってバンドができるのはよくあるし、
ジャズならではの良さですよね!
石塚先生のストーリー作りと、リアリティが満載の描写でした!
インビテーションはジョンコルトレーンの曲ですが、バラード的にやっているんですよね。
ある程度テンポがあって、お互い駆け引きしてるのがわかりやすいロイハーグローブの演奏をあげてみました!