超好み |
好み |
普通 |
イマイチ |
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エラ・フィッツジェラルド |
0 |
3 |
0 |
1 |
1 |
チャカ・カーン |
2 |
0 |
4 |
1 |
0 |
アート・ブレイキー |
2 |
0 |
1 |
4 |
0 |
ミシェル・カミロ |
0 |
4 |
0 |
0 |
1 |
The moon is the same moon above you
月はいつもと変わらず空高く昇り
Aglow with its cool evening light
夕焼けに染まり赤く輝いている
But shining at night in Tunisia
チュニジアの夜に輝く
Never does it shine so bright
この輝きは他にはない
The stars are aglow in the heavens
星たちは輝き天国のよう
But only the wise understand
賢者のみぞしる
That shining at night in Tunisia
このチュニジアの夜の輝きが
They guide you thru the desert sand
砂漠の行く手を導いてくれている
Words fail to tell a tale too exotic to behold
異国の眺めを語るには言葉では語り尽くせない
Each night’s a deeper night in a world ages old
長い年月を経て夜は深深まっているから
The cares of the day seem to vanish
1日の心配事も消え去り
The ending of day brings release
1日の終わりに自由をもたらす
Each wonderful night in Tunisia
この素晴らしいチュニジアの夜は
Where the nights are filled with peace
平和でみたしてくれる
なんだかミステリアスな雰囲気ですよね
最初のリズムはラテンよりアフリカのお祭りのリズムでラテンの原型になったリズムです。
チャカ・カーンが歌う歌詞は
ジャズの歴史をさしています。
A long time ago in the 40’s
昔々、40年代に
Dizzy and Bird gave us this song
ディジー(ガレスピ)とバード(チャーリーパーカー)が 私たちにこの曲をくれた
They called it “A Night In Tunisia”
チュニジアの夜と呼ばれたこの曲は
And the melody still lingers on
メロディーがまだ鳴り響き続けている
It was new and very strange
新しくてとっても変わってる
Blew the squares right off the stage
それは頭の固い古株たちをステージから追い出してしまった
Few could play along
ほとんどの人はうまく演奏できなかった
But the melody still lingers on
でもメロディーがまだ鳴り響き続けている
Max and Miles to name just two
マックス(ローチ)とマイルス(デイビス)だけはものにできた
Together they grew
二人ともビッグネームに成長した
The music was young and strong
若々しく力強い音楽だった
And the melody still lingers on
メロディーがまだ鳴り響き続けている
They paved the way for generations
彼は続く世代のための礎になった
From Coltrane to Stevie
(ジョン)コルトレーンやスティーヴィー(ワンダー)
No one could stop the winds of change
誰も変化の風を止めることはできない
Without them where’d we be?
彼らがいなかったら一体どうなってたのか?
The Duke and the Prez were there before
デューク(エリントン)やプレズ(レスターヤング)がかつてそうだった
The past you can’t ignore
誰も過去から目をそらす事はできない
The torch is lit, we’ll keep the flame
松明はともされ、私たちはその炎をたやすことはない
And the melody remains the same
メロディーは昔のまま残っている
1920年 スイングジャズ (デューク・エリントン レスター・ヤングなど)
1930年 白人スイングジャズ (グレン・ミラー ベニー・グッドマンなど)
1940年 ビバップ 演奏を数学的にとらえて、新たなアドリブ方法を確立していく
(チャーリー・パーカー ディジー・ガレスピ)
1950年 パーカやガレスピの音楽にあこがれたミュージシャンがこぞってニューヨークに集まってくる
(マイルス・デイビス マックス・ローチ
1960年 マイルスやマックスのバンドにいた次世代が活躍していく
(ジョン・コルトレーン ハービー・ハンコック ウェイン・ショーター)
1970年 この世代がエレクトリック楽器をつかって ロックなどの音楽と融合していく
かなり乱暴にざっくりまとめましたが
この流れの話をしていますよね
スイングジャズ時代の演奏技術では太刀打ちできない難しいハーモニー・アドリブスキルが
求められる音楽になっていったと
そしてミシェル・カミロ
この人はドミニカ共和国の人なので、もろラテン、サルサのミュージシャンで
ハーモニーの使い方はかなりジャズを使ってるって感じです
今ベースの興津くんのバンドでミシェルカミロの曲ばっかりするバンドやってますが
ラテンの色んなリズムが融合して、つかわれてます
モザンビーケやら、ルンバボレロやら、知らないリズム続出でめちゃ楽しいです。
久しぶりに部屋にこもって練習しまくってます。
まじ難しい
ジャズラテンは疾走するリズム感ですが、ラテンは漂う感じです
超絶テクニックだし、後半はスイングジャズになるので疾走しまくりです!
レッスンでは紹介しませんでしたが
僕も一度レッスンしてもらった事のある
ジェフ・ハミルトン氏がドラムでメロディー叩いて、リズム叩いて、アドリブもしています
すばらしい
そろそろ曲も覚えたでしょうし
凄さがわかるとおもいます
ジャンルについての説明という質問があったので
いろいろ解説してみました
いつも聴き比べは同じ曲で違うスタイルのジャズやラテンなどのアレンジものを聴き比べています。
最後にジャンゴ・ラインハルトはどういう影響を?という質問です
ジャンゴ・ラインハルトはギターで最初のビバップアドリブ奏者といわれる
チャーリー・クリスチャンなんかよりも早くギターアドリブを確立していて
エリントンのバンドで演奏したのが最初で
そのあともディジーとも共演
なので、本当に多くのジャズギタリストに影響を与えています
バイオリンのジャズ第一人者のステファン・グラッペリと、ジプシージャズというジャンルを確立した感じですね。
僕の最初のジャズバンドは小沼ようすけバンドでしたが、そのバンドではビレリ・ラグレーンという
ジプシージャズ ギタリストの曲ばかりやっていました
あとバイオリンの寺井尚子さんは共演した時にお話しして
だれが好きですか?ときいたら やっぱりジャンゴでしょって言ってました。
ズンチャ、ズンチャとリズムがきこえてくるのが特徴的です
超絶 ギターアドリブうまいですね