ブルースって普段聞いたことあるけど
どういう意味なの?を
音大卒業のひかりちゃんが
すごい答えを展開しながら
ブルースの意味を紐解いていきます
ミニモニのロックンロール県庁所在地も
秘密のあっこちゃんもみんなブルースフォームです
ブルースフォームとか
ブルージーとか
そういったブルースの歴史から
楽しく勉強しましょう!
ブルースって普段聞いたことあるけど
どういう意味なの?を
音大卒業のひかりちゃんが
すごい答えを展開しながら
ブルースの意味を紐解いていきます
ミニモニのロックンロール県庁所在地も
秘密のあっこちゃんもみんなブルースフォームです
ブルースフォームとか
ブルージーとか
そういったブルースの歴史から
楽しく勉強しましょう!
村上春樹さんの
「ノルウェーの森」って色々好きな文章あるのですが
こんな文章がジャズ的ですよねー
引用
しかし直子の話は長くはつづかなかった。ふと気がついたとき、直子の話は既に終っていた。言葉のきれはしが、もぎとられたような格好で空中に浮かんでいた。正確に言えば彼女の話は終ったわけではなかった。どこかでふっと消えてしまったのだ。
空中に浮かんでいた!ってのがすごいですよね
物事を具体的に捉えるというより
心の内面を捉えてるような
印象派以降の絵画のような感じがします!
ジャズも、モダンジャズになると
具体的なコードではなく
抽象度の高いコードを使ってこういう空気を作り出します
「The Cloister」
という曲はコードが分数コードで
リズムも3拍子を3裏と2の表で繋げているので
非常に抽象度が高い空気感をだしていますよね
回廊というタイトルですが、
僕はこの曲を聴くと、ギリシャの回廊を
歩いている人の気持ち!みたいな気がします
人を選ぶかもですけど
僕はめっちゃ好きです!
このアルバムがでてから
ノルウェーの森
のジャズアレンジめちゃ増えましたねー!
一時期あちこちで歌やピアノトリオアレンジで
よく演奏しました!
1996年ですから
リアルタイムで書いましたし
めちゃ聴いたアルバムですわー!
神秘的な感じが
やっぱりノルウェーの森
ですけど
本当の歌詞の意味は
ノルウェイの家具
good とwoodの韻を踏ませるために
この名前になったとか
もともとは
Isn’t it good, knowing she would
彼女がさせてくれたらめちゃいいよね!
って歌詞だったけど
アイドル的グループには合わないから
Norwedgian Wood になった
という説もあったり、、、
僕的には家具の感じが
なんとなくしっくりきますが
どうですか?
ノルウェーの森の
ジャズアレンジではかなり古くて
1967年のアルバムです
僕も大学生の時に演奏しました
3拍子のシンコペーションが非常に小気味良くて
とてもかっこいいですよね!
さすが!バディリッチ!
原曲は僕のイメージでは切ないイメージですが
この感じだと、もっと軽いスタイルで
これもありだなーって思いました!
バディリッチの演奏の感じで
僕は学生の頃
ノルウェーの森だと思っていました
実際和訳もそうですしね
でもノルウェーの森なら
Norwedgian Woodsと複数形になるので
ノルウェーの木 とか家具を指しているんですよね
2021年年末に行われた
名古屋ジャズフェスティバルでの演奏です
ビートルズの
Can’t Buy Me Love
元々ブルース進行のこの曲
ブルージーにやろう!という事で
こんな演奏になりました!
ビートルズの曲は
どうアレンジしても
かっこよくなりますねー!
色々こんなのもジャズでやってるよーを
いただきました!ありがとうございます
ビートルズは本当にジャズにはまるというか
かっこいいコードの流れの曲が多いです
初期の頃はブルースの流れだったので
ブルージーなアレンジで
このアレンジ演奏でやったことあります
原曲の爽やかな感じより
ブルージーな感じで、素敵にしあがってますよね
ビートルズの曲って
初期はロックンロールとかと同じ
ブルース進行の曲が多いんですけど
中期から新たな作曲スタイルを築いたといっても
過言ではないですよね!
アルバムのサージェントペッパーズロンリーハートクラブは
バーンスタインも絶賛したほどの傑作です
その中にはいっている
She’s leaving homeという曲のブラッドメルドーのカバーです
新聞記事になったある少女の家出の話からヒントを得て
作曲したそうです
歌詞はその事件の朝のことを書いています
彼女は10日後にみつかるそうなんですが
家出したくなる時ってありますよね
僕はしなかったですけど
彼女は行動にうつした、、、
なんだか切なさを感じるこのメロディ素敵ですね
ブラッドメルドーのアドリブが最強です
他にビートルズのジャズアレンジとかって
あったら是非コメント欄に!
元曲はこちら
ジャズの演奏というのは
最初のメロディを演奏したら
そのメロディに割り振られた
ハーモニー記号(コードネーム)を見ながら
即興でメロディを作り直していく
というゲームをやっている感じです
メロディ30秒
アドリブ10分
メロディ30秒
という感じになりがちなのですが
メロディを使うと全部著作権支払い対象になります
では、コード進行には著作権がないので
いいコード進行の曲にジャズのアドリブのような
メロディをつけて演奏するというのが
いっぱい行われました
有名なのが循環とかリズムチェンジといわれる
I got rhythm(ガーシュウィン)の曲の替え歌です
これだけでも何百曲あるといっても過言ではないですね
この演奏だと著作権がかかるわけです
なので、こんな感じにすると途中は同じ作業でも
著作権は自分のものになるわけですよね
こういうメロディ作りがジャズの基本になっていくわけです
今月のZOOM歴史講座は「コントラファクト」について
話しあいたいと思います
ジャズの歴史講座
この再生される部分を
エラはクラシックからの引用っていってますが
この部分の引用ってなんの曲か知っていますか?
知っていたら是非コメント欄にお願いします!!
ちなみにこの曲は以前も書きましたが
ハウハイザムーンを歌って
テンポがあがって
それから、同じ曲のコントラファクト(替え歌)で
オーニッソロジーを歌っています
最後は急に「煙が目に染みる」を歌うのですが
歌詞を「汗が目に入った」と替え歌しています
一生懸命歌って疲れたって演出ですね!
何回見ても イエーイって言っちゃうすごい歌です!
今月のジャズ歴史講座は
このコントラファクトについて色々見ていこうと思います!
ジャズの歴史講座
こないだこの曲のエンディングについて
話題になり、
バッハの「主よ人の望みの喜びよ」
からの引用ですよねーという話しになりました
ジャズは自由なので、こういう引用めちゃくちゃ多いんですよねー!
知ってたら是非コメント欄に!
こういうの探すの楽しいですよね
ちなみにこの曲は
ウサビッチのエンディングに使われてて
僕はこのイメージが強すぎます(笑)