ベーシスト Scott LaFaro
1936年ニュージャージー州ニューアークに生まれた
クラリネットとテナーサックスをやっていたが、17歳の時にベースに転向
1955年にはバディ・マンロウバンドでロサンゼルスにいき、その翌年にはチェット・ベイカーのバンドに
(そのオーディションではビル・エヴァンスとポール・モチアンがバックバンドを務めている)
1959年にニューヨークに移住。エヴァンスと出会う前にベニー・グッドマンバンドでツアーをしている。
ブッカー・リトル(tp)のアルバム やオーネット・コールマン(as)の「フリージャズ」にも参加している。
1961年ヴィレッジバンガードで行ったライブは「Sunday at Village Vanguard」「Waltz for Debby」二枚のライブアルバムになっているが、その2日後に交通事故で亡くなっている。
なんと25歳という若さで、、、、
初歩的な質問かもしれませんが、この人は若干20歳前後にして天才ベーシストって言われていますけど、具体的にどんな点でそんな物凄い評価を得ているんですか?
当時ベースの役割は4分音符をキープする事にありました。実際ラファロもエバンスバンド以外ではそういう演奏をしています。
でも、まさにエヴァンストリオではベースはキープをする事もしますが、対旋律を弾いている時間が多いですよね。
これも、コンセプトだけ決めて始めるらしいのですが、まるでやりたい事が先にわかっているようにドンドンついていくし、切り開いています。
そして今聴いても新しく聞こえるような曲を作曲しています。