偶然を芸術に放り込む

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日本画を専門にされている、阿部任宏さんの個展に行ってまいりました!

とても素敵な絵でこれ、どちらもニスがたれていますよね!
まずニスでザーッと塗ったキャンバスをつくってから、モデルをみてそれに合うものを見つけて
鉛筆で書いていくそうです。

ダリの頃、シュールレアリズムという集団が、偶然を利用して絵を書いていくという事をこぞってやっていますね。
紙に絵の具を落として、二つに折って広げて、これが芸術!!というのもありましたが、
誰にでもできてしまう、アイデアだけのものは僕は苦手です。

阿部さんのように圧倒的な画力があって
偶然と組み合わせる!というのはとてもいいなって思いました!
鉛筆だけで、女性の柔らかさを感じるのがとてもすごい!

僕もアドリブの時に頭に思い浮かんだ、拍にはまらない音を出すことがあります。
拍にはまってるものだけだと面白くないので、拍をゆがめてみて、そこからまとめていくという事をします。

そのせいで、バンドが崩れる事もあったりしますが、美しいだけの演奏って
あんまり面白くないんですよね。

ジャズは生ものですから、今感じた音で実験なんてのはよくやります。

芸術は似てるなーって思いました!

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