ウェイン・ショーター17 マイルス・デイヴィス

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コルトレーンがマイルスバンドを離れたがっていた1959年に
ウェインはマイルスに一度電話をしているが
「新たにテナープレイヤーが必要になったら知らせる」と
あっさり断られています

しかし1961年コルトレーンがマイルスバンドを離れる頃には
フレディーがマイルスの所に遊びに行くとよくウェインのCDがかかっていて
「フレディこれはなんだ?」とコードチェンジのことを聴いたりしている

マイルスの誘い方はさすがマイルスです!
いきなり電話がなって、ウェインが電話にでると
だれかが複雑なコード進行の曲の演奏をしているのが聴こえてきて
ウェインはその素晴らしさに魅了される

「ギターはクソだな、そうだろ?」とマイルスが聴いてきて
それに同意すると
「お前、今の所で満足しているのか?」と

この時はウェインは
「ねえ、マイルス、ベネディクト・アーノルドみたいな男を好きな奴はいませんよ」
(アメリカ独立戦争でイギリスに内通していた将軍)
と断っている。

この当時マイルスバンドはコルトレーンの後として
ジョージ・コールマン(Ts)がはいっているが
ハービーハンコック(p)ロンカーター(b)トニーウィリアムズ(ds)のバンドが
今までのジャズから解脱しようとして、フリーなプレイを好んだのに対して
ジョージは保守的な演奏をしていた
そこで、バンドに溝があった、、、

確かに僕の大好きなライブアルバム「Four and More」はテナーは保守的な感じします
でもいいアルバムなんですけどね

確かにショーターがはいってからはあっという間にバンドが別次元にいってしまうのですが、、、

この演奏大好きです!
ブルースなのに、マイルスのソロは6小節目のキメで終わります
そのあとドラムソロで、トニーの定番フレーズでバンドが復帰!!すごいです
みんながアバンギャルドな中でジョージコールマンの演奏とってもいい感じなんですけどね

 

 

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