12音技法を使ったジャズの曲T.T.T.(ビルエバンス)
twelve tone tune
これは先日ご紹介したシェーンベルクの12音技法を使って作曲した曲です。
とはいえ、普通に調整がありますけどね、、。
新たなサウンドを追い求めていたビルエバンスが、この技法を使ったというわけです。
トウェルブトーンチューン(12の音の曲)の頭文字をとってT.T.T.です。
この演奏方法も、通常はアドリブはドラム・ベースの上でするものですが、
ドラムから12小節・ベース12小節・ピアノ12小節とトレードしています。
しかもドラムから!
こういう通常ではやらない方法で表現したかったわけですよね。
3:10のあたりから通常のアンサンブルになっていますが、
これも、アドリブをだれかがとっているわけではないですよね。
しばらくしたら、ベースソロになっていきますが、特に誰かが主役という感じを
極力なくしている感じがします。
この時のドラム マーティモレルのスウィング感が大好きでよく聴いたアルバムです!
シェーンベルクは不思議な感覚でしたが
ビルさんを聴くと落ち着きますね。
前半は銀河を見ている感じで空間にいる感覚でした。
やがてコード概念が戻ったような。
空からゆっくりと着陸した感じで。
うーむと唸りました。
前回回答ありがとうございます。12音技法はかなり難解
ですが偶然ドラクエの中にあるのを知りました。
画面上12音が示されるため感覚的にはわかるような
気になりました。「すぎやまこういち恐るべし」
と思いました。黒田さんはもうすでにご存じだったかもしれませんが教材にもなりそうなので念のためご参考までにお知らせします。
https://www.youtube.com/watch?v=CilIcnF8crI