ジャズドラムでセントトーマスを演奏するコツは?

ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスの名曲
セントトーマスの演奏をドラムでしてみました

セッションでよく演奏されるこの曲ですが
セッションではテーマが16小節で短いので
大体2回演奏して

ソロを順番に回して後テーマにもどって終わります

全編ラテンで演奏される事が多いです

が、原曲では
サックスのソロが続いた後
ドラムのソロへ
ドラムが5コーラスソロするのですが
途中でスウィングのフィールに切り替えます

それまではスネアのスナッピーを外しているのですが
途中で入れて、ここからスウィングにする
という意思表示がめちゃ聞こえるんですよ

そして、次の人のソロでなく
スウィングビートで熱くなった状態で
再びソニーロリンズが受けてアドリブを熱唱する

そのあとにピアノソロ

その間ずっとスウィングなんですよ

後テーマは1コーラスはスウィングのままで
2回目でラテンに戻ります

ドラムのアプローチも
セクションを無視したり
合わせたり
かなり意思表示がはっきりしていて
とてもクリエイティブです

まあセッションでこの形でやる事は少ないと思いますが
ヘッドアレンジとしてのアイデアとして
めちゃくちゃ大事かと思います

興味をもってしっかり聞き込むことで
自分の音楽感がアップするから
宝探しみたいにいつもCD聴いてます!

ボーカルを輝かせるピアノ伴奏のポイントを解説!

アンケートには追加で50名ほどの方がコメント書いていただけました!

ありがとうございます!

 

60分を20分に思わせるようなセットリスト組み方講座
やってください!
というものもありました!

この文章力すごいですね!

これやってみたいです!

 

僕がジャズボーカルを好きになった方法や
ボーカリストがこれをするだけでメンバーに好かれる方法

というのは出し惜しみするわけじゃないですが

来週にまわすとして

 

今週はちょうど演奏が一緒だったので、休憩時間に

名古屋のjazz inn LOVELYの2階の控室で

ピアニストの後藤浩二くんに色々質問した動画をYouTubeにあげてみました

後藤浩二くんは名古屋在住ながら全国活動していて

伊藤君子さんやケイコリーさんという大御所から指名を受けるピアニストです

 

僕も若い頃から彼と演奏できて本当にラッキーでした


この動画では「ボーカル伴奏のコツ」をゆるっとご紹介します。

 

ボーカルをキラキラ輝かせる秘訣や、演奏を楽しくするアイデアが満載です

ボーカルを主役に!伴奏のポイント

ジャズボーカルの伴奏で大事なのは、ボーカリストを輝かせること。

ピアニストは複雑なコードを控えめにし、ボーカルのメロディーが映えるようサポート。

プロのコツは「メロディーとぶつからない音選び」。ボーカリストの個性に寄り添うのが、いい伴奏の第一歩

 

単調さを打破!楽しいアレンジのヒント

同じテンポやリズムが続くと、ちょっとマンネリ…なんてこと、ありますよね。プロはどうしてる?

リズムで遊ぶ:ルバートやボサノバ、サンバで変化を!

転調でサプライズ:ピアノソロでキーを変えて新鮮さをプラス。でも失敗談もあります、、

ベースのスパイス:ベースリフやピアノの左手で曲に奥行きを。

リハーサルで「この曲、ボサノバでどう?」なんてバンドで試してみるのが一番!

 

曲をたくさん知ろう

ジャズのプロは「いろんな曲を知るのが大事!」と言います。スタンダード曲を耳コピで覚えると、ライブで知らない曲が来ても対応力アップ!YouTubeやレコードでたくさん聴いて、メロディーのパターンを体に染み込ませよう!

失敗もジャズの魅力

「イントロでボーカルが入りにくかった」「テンポがズレちゃった」なんて失敗、プロにもあるある!

笑い話になりつつ、失敗をバネにリハーサルで準備を重ねることで、どんどん上達します

リハーサルで磨く

プロはリハーサルをめっちゃ大事にしてます。1曲に1時間以上かけたり、黒田は過去に

前日に12時間リハーサル!

「ここでこんなアレンジはどう?」と試行錯誤することで、本番でいろんな「引き出し」を覚えました

それが今でも大きな力になってます

最後に

ジャズボーカルの伴奏は、ボーカルを輝かせるバランスと、遊び心あるアレンジが鍵。失敗も楽しみながら、たくさんの曲を聴いて自分だけの引き出しを増やしてみてください!

あなたはどんな伴奏の工夫をしてますか? ぜひ返信で教えてくださいね!
このメルマガが役に立ったら、ぜひお友達にもシェアして、ジャズの楽しさを広めましょう!😊

 

ジャズクラブに行ってみたいけど、、悩み解決

ジャズライブハウス ジャズクラブにいってみたいけど
金額はどうなってるの?
チケットってどうする?
服装は?
一人で行って良いの?

という不安があると思います。

実際ジャズクラブって入口入るの怖いって最初思いました。

意外にジーパンでくる人も多いし

一人で来てもカウンターがあったり、カウンターにいると
バーテンが話し相手になってくれるところもあったり

結構フレキシブルに楽しめます

お店の金額表示が難しいので
そのあたりも色んなパターンを紹介してみました

楽器の省略記号も
Org って何?
Flhって何?などなども解説しました

0:00 基本編
8:47 ジャズクラブ金額ルール
18:03 東京のジャズクラブ
29:48 地方のジャズクラブ
40:12 楽器の省略記号
ライブハウスのマナー

でお話ししました!

ハイウェイスターのシンコペーションを簡単攻略!

吹奏楽のディープパープルメドレーでも出てくる
ハイウェイスターを使って
シンコペーションのバリエーションを練習してみましょう!

この曲はバリエーションをつくれなくて
同じ感じになってしまいがちですが
こんなにバリエーションを作ることができます。

場合わけして、色々音を入れることで
シンコペーションをあわせながら
自分らしく暴れるドラムを作ることができます!

資料(メルマガ読者限定)

highway star 資料

ジャズは演奏中に何考えて掛け合いしてるのか?Alone Together演奏 成瀬明G 荒川悟志B 黒田和良Ds

ジャズはアドリブで演奏していますが
色々ルールとか構成の上で相手に伏線を伝えながら
みんなで作り上げていきます。

もちろんこういった細かい受け答えをしないで
大きくとらえるジャズもあるんですけど

僕はこういうやりとりも大好きです

米澤美玖ちゃんアルバムがマイナスワンに?


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米澤美玖(sax)、岡本洋(P)、納浩一(B) 黒田和良(Ds)小川悦司(Gt)

というメンバーでボーナストラックいれて5曲参加しました!

これ譜面をよくみると 納さんの黒本のコピーでしょ?(笑)

本当ぶっつけで、ヘッドアレンジ的にやりました。

岡本さんが、イントロやエンディングは譜面を書いてくれたので

それを使ってる感じです。

ドラムとピアノがパンで振ってある

ドラムは右側にピアノは左側にふりきってるので

片チャンネルだけ鳴らすとドラムとピアノのマイナスワンができるんですよ!

なので、練習してみてくださいね。

Comuzの方はこれで提出もありですね!

サックスワールドのコンテスト音源にLover Come Back To Meが使われます


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コンテスト用の音源にこのCDの音源が使われます

僕の伴奏でラバカン是非演奏してみてくださいね!

 

 

 

たったこれだけで世界が変わるジャズコンピング方法

ジャズのソロの間、どうサポートしていいか?って

ものすごく悩みますよね。

 

僕も超苦手でした!

 

よくありがちなのは

ドラマーはメロディを理解していない

ピアノやギターはコードを説明しすぎる

という形です。

 

どちらにせよ

まずいえることは

メインのソリストに対して

喋り過ぎ

という流れが多いです。

 

見切り発射、手癖で音をいれてしまう。

これが圧倒的に多いです。

 

そうすると、相手のソロがよく聞こえない

音が増えるという負のスパイラルが起こります。

 

まず、最初にあいてのひとフレーズは聞きましょう!

 

どこに向かいたいのか?

どうしたいのか?

これがわからないうちにサポートが話しだすのは

会話ではおかしいってわかるんですけど

ジャズではよく起こります。

 

音楽って、音が被っても成立するんですけど

組み立て的にそれは盛り上がった後半はいいんですが、序盤に起こると

ストーリーを組み立てにくくなります。

 

盛り上がって並走する時も

できれば横目に相手をみながら

ちょいちょいシンクロさせたいところです。

 

僕がよくやった練習としては

アドリブのリズムを書き出して

それに対して、どう絡むようになっているかコピーする

自分でつくってみて

音を出してみて、客観的に聞き直す

という流れです。

 

まずは、予測できるところで綺麗にできなければ

狙えないですから!

 

アドリブだからそれが出てくることはないし

そんなのやらなくても、、、、

というひとが多いし

自分も長くその言い訳をしてきました。

 

でもそれだと、たまに上手くいっても

再現性がないんですよ。

 

アドリブは自由ですけど

そんなに無限に返答があるわけではないんです。

なので、いつか上手くなるって信じて

この地道な作業を繰り返すしか上達の道はないと思います

 

できれば、楽しんでやる

でないと続かないですからね。

 

理論的な動画はだしていますし

今回の動画はオンラインスクールでやっている

授業中に提出されたコンピングの添削です。

 

もちろん理論的なことはみんなわかっています。

 

なので、惜しいところまでいってる、、、

 

2、3箇所ちょっと動かすだけでこんなに絡む感じにかわります。

 

ところが最初は、何が正解か、わからないんですよね、、、

仕方ないです。

 

これを繰り返すことで、いいコンピングができると

ジャズ界もりあがるかなーーーってのが僕の想いです。

 

(メルマガ読者限定)資料

コンピング添削1

たったこれだけで世界が変わるコンピング方法

ジャズのコンピングってほとんどの人が音をいれすぎています。

入れすぎるから相手の音が聴こえなくなって

より自分勝手な演奏で

お互いが交わりにくい平行した演奏になってしまいがちです。

 

うちのスクールでは

まず1小節に音は多くても一音まで、で組み立てることをやります。

 

それでも、じゃあ音をどこにいれるか?

で世界は変わってきます

 

もちろん本番はこんな譜面なんかないので

感覚でやるのですが、

相手の向かう方向を一旦わかったうえで

どこに音をいれると効果的でお互いが高め合う演奏になるのか?

 

本番は結局アドリブだから、、、

ということでこういった書き出す作業をしない人が多いですが

 

僕はこれをやり始めてから格段に演奏のサポートがうまくなりました

 

こういうことをやりながら、フィリージョージョーンズのフレーズなんか

コピーすると

信じられないくらい理にかなったところに音がはいっています。

 

天才でない限りは、基本地道な作業で丁寧に!が一番の近道です。

 

実際理論はわかってやってみても

客観的にみると、ほんのちょっと変えるだけでこれだけの差がでます。

 

この微妙な差が、相手から

やりやすい、、ソロのアイデアがどんどん湧いてくる

 

と言われるか

いつも同じ感じで、高まっていかないか、、、

のちがいになります。

 

でもわかると、

あーーーなるほど!

 

ってなります。

 

こういうの僕は楽しくてしかたないんですけどね、、、

Take The A Train の歌詞の裏側にある秘密

僕の大好きな
ビリーストレイホーンのテイクジエートレインです。

これって「歌詞しょーもない、、」っていう人いるんですけど
僕はこの歌詞を見るたびに

エリントンとビリーストレイホーンの師弟愛を感じて胸がキュンとします