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2019年9月27日

ジャズワルツ02(3/4拍子のブラシ 基礎)stage2用

ジャズワルツ02(3/4拍子のブラシ 基礎)stage2用

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書き起こし

1
00:00:05,060 –> 00:00:07,400
こんにちはジャズドラマーの黒田です

2
00:00:07,480 –> 00:00:11,180
今日から、3拍子のブラシですね

3
00:00:11,340 –> 00:00:13,480
ブラシの3拍子の場合は

4
00:00:14,160 –> 00:00:17,300
1.2.3 1.2.3っていくと、逆転しちゃうんですね。

5
00:00:17,540 –> 00:00:19,520
なので、6拍で考えます。

6
00:00:19,520 –> 00:00:26,400
1.2.3 2.2.3

7
00:00:26,720 –> 00:00:31,480
という風に 1.2.3 2.2.3 ここで

8
00:00:31,680 –> 00:00:39,660
ひと塊になります
で、1.2.3 2.2.3

9
00:00:39,660 –> 00:00:42,960
ベースが全音符で行ってる場合はバスドラも

10
00:00:43,180 –> 00:00:55,080
1.2.3

11
00:00:55,280 –> 00:00:58,240
2.2 までいったら

12
00:00:58,240 –> 00:01:00,100
アクセントしてクラッシュです。

13
00:01:00,260 –> 00:01:01,960
で、またクロス

14
00:01:12,420 –> 00:01:15,620
っていうのは基本で考えていただければいいかなと思います。

15
00:01:15,620 –> 00:01:19,340
基本パターン、ブラシはちょっと難しいので

16
00:01:19,340 –> 00:01:22,260
ステージ2の方から

17
00:01:22,940 –> 00:01:25,080
このブラシの形を覚えていただいて

18
00:01:25,080 –> 00:01:28,060
ステージ1の方もスティックのみで考えてますが

19
00:01:28,060 –> 00:01:33,260
ステージ2の方は、1hit は覚えていただきたいです。

20
00:01:37,380 –> 00:01:42,080
なのでまず足をなしにしてハイハットは2拍だけ残して

21
00:01:44,160 –> 00:01:48,280
フラットのサウンドをここで押さえつけて

22
00:01:52,460 –> 00:01:54,080
1拍裏は

23
00:01:58,480 –> 00:02:00,520
ここら辺までは問題ないですが

24
00:02:05,380 –> 00:02:08,260
次ですね1.2and3

25
00:02:09,320 –> 00:02:14,080
この時は、ここの裏っかわは左手で叩くので

26
00:02:27,320 –> 00:02:31,680
となります。次、これは2の裏、3の表

27
00:02:35,780 –> 00:02:38,700
この手前の導音は省略になっています

28
00:02:42,960 –> 00:02:45,460
となります。次

29
00:02:50,520 –> 00:02:52,340
ここは何の省略もなく3の裏は

30
00:02:58,160 –> 00:02:59,620
という具合になります。

31
00:03:00,300 –> 00:03:04,140
で、次は2小節目の頭ですが

32
00:03:09,080 –> 00:03:12,760
2小節目の頭はここに押さえつけで問題ないですね

33
00:03:21,620 –> 00:03:25,260
2の2小節目の1裏は

34
00:03:26,640 –> 00:03:29,400
場所はこっちになるものの

35
00:03:34,580 –> 00:03:37,380
省略は特になしです。次

36
00:03:42,300 –> 00:03:46,320
2の、2小節目の2の表。これも導音省略はなしです。

37
00:03:46,320 –> 00:03:48,680
ここまでは問題ないですが、次

38
00:03:54,020 –> 00:03:57,460
ここで一つポイント。長く教えていて思うんですけど

39
00:04:00,740 –> 00:04:03,920
ここ皆んな(導音を)いれたがるし、僕もいれたくなるんです

40
00:04:04,160 –> 00:04:11,140
これはやっぱり1.2.3 2.2.3 次に大きい強拍がくるので、そこに

41
00:04:14,120 –> 00:04:17,960
着地するのに導音を入れたくなるってのは心理なので

42
00:04:18,040 –> 00:04:19,940
これいれていいと思います

43
00:04:21,360 –> 00:04:24,220
だから、導音の位置が変わる、

44
00:04:25,300 –> 00:04:30,360
本当だったらここの裏にはいるのが、アクセントに変わって、ここの頭に

45
00:04:35,820 –> 00:04:37,260
という風に変わります。

46
00:04:37,260 –> 00:04:38,360
これはもう一個あって

47
00:04:46,040 –> 00:04:52,020
ここも、1.2.3 2. この裏の音は省略するけど、ここにアクセントがあると

48
00:04:52,020 –> 00:04:54,800
次にトトンといきたくなる

49
00:04:58,920 –> 00:05:05,200
これ不思議なんですが
ここはそんなに入れたくならないですね

50
00:05:07,100 –> 00:05:10,140
ここ問題ないですが

51
00:05:11,680 –> 00:05:16,940
ここ入れたくなるんですね。なのでやっぱりより強い強拍にリズムが流れていくってことなので

52
00:05:16,940 –> 00:05:21,440
ここは入れなくてもいいですが、入れたかったら導音の位置をかえちゃって

53
00:05:21,440 –> 00:05:25,440
6の裏に変えてしまってかまわないですよ。というお話しですね。

54
00:05:25,620 –> 00:05:26,640
あとは

55
00:05:31,660 –> 00:05:32,700
という風になります。

56
00:05:32,900 –> 00:05:37,360
なので、1ヒットで、2小節の2の裏

57
00:05:40,280 –> 00:05:41,620
の時と

58
00:05:44,180 –> 00:05:47,900
2小節目の2の裏の時と3の表のアクセントの時は

59
00:05:47,900 –> 00:05:54,160
導音の位置が変わりたくなるっていうのは、これは変えてかまわないですよ!というお話しでした

60
00:05:54,160 –> 00:05:58,420
なので、12個のリズムパターンちょっと難しいですけど

61
00:05:58,580 –> 00:06:01,640
足でも覚えてください。足はもう一緒です(手の動き)

62
00:06:10,100 –> 00:06:13,539
12ヶ所全部足で入れるようにしておいてください

63
00:06:13,539 –> 00:06:16,880
以上ブラシでのワンヒットでございました

64
00:06:16,880 –> 00:06:20,460
ここちょっと難しいですが頑張って練習してみてください

65
00:06:20,460 –> 00:06:23,460
以上です。ありがとうございました

ジャズワルツ01(スティックで刻む3/4の基礎&簡単なフィルイン)Stage1用

スティックで刻む3/4の基礎&簡単なフィルイン解説動画

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書き起こし

0:07.9
こんにちはジャズドラマーの黒田です!今日 は 3 拍子 の 基礎をやっていきたいと思います。
0:08.1

0:09.2
3拍子はですね
0:09.2

0:11.2
1,2 1,2
0:12.9

0:17.8
この 2 拍子 の 2,1 2,1 の 間 に もう 1 個 入る 感じ
0:17.8

0:24.3
1,2,3 1,2,3
0:24.5

0:29.2
だ から レガート に もう 一 個音を足し て頭に到着する感じ
0:29.2

0:31.6
これ古いスタイルだと
0:31.8

0:35.5
マックス・ローチ&クリフォード・ブラウン の あのバルスホット って いう のが
0:35.6

0:40.3
多分初めてジャズ で3 拍子 を 取り入れ たんではないかと思われるんですが
0:40.3

0:42.3
あの時はブン・チャッ・チャッ
0:42.3

0:50.0
ブン・チャッ・チャッ
0:50.0

0:51.9
という風に踏んでいますが
0:51.9

0:55.7
この スタイル で 踏む人もいる 僕は使い分けますが
0:56.8

0:58.8
比較 的 これをやると まぁ ちょっと
0:59.5

1:01.5
もさくなるので
1:02.6

1:08.5
三拍子 で まぁ 3 拍子 を叩いてって 言わ れ たら 2 拍目だけ にハイ ハットを 踏む 方 が
1:08.7

1:13.4
通常ですので こっちを練習してから 後 で こっち を 練習 する
1:14.2

1:18.7
エルビンなんかもこの2拍3連のやつね、この2、3を踏んだりとか
1:30.0

1:33.2
これかっこいいんですよね!このブン・チャッ・チャッでいきながら、またいでいく
1:33.4

1:38.9
かっこいいんだけど、結構 難しいので、で、結構 慌ただしくなるので基本的には
1:46.0

1:48.1
ていうのが基本だと思ってください、
1:48.1

1:50.3
で、頭をクラッシュして
1:50.3

1:55.3
1、2、3 2、2、3
1:55.7

2:00.3
足を全音符で踏む時は、ベースが白玉で全音符を弾いてる。
2:00.5

2:06.5
要は3拍、付点2分音符 1,2,3 1,2,3 と弾いてる時は足を添えてあげていいです。
2:08.7

2:10.7
これは、なくてもいいかも
2:19.8

2:26.0
で、区切っていくのが基本で、まあ、バスドラと、これ2ビートと一緒ですから
2:26.5

2:28.5
ステージ 2ぐらいの方は
2:38.6

2:41.8
という風にリズムを刻んでもらえばいいですが
2:41.8

2:45.9
ベース が 四分音符でラインを組み始めた時にこれをやると
2:46.4

2:50.6
妨げるので、これベースが弾き始めたら基本やめます。
2:54.0

2:58.4
実際にフェザリングというのを軽く踏んだりするんですが
2:58.8

3:01.1
絶対遅れるので、みなさん、普通は
3:01.2

3:04.7
これ タイミングがハイハットとちょっと違うので、踏みにくいです。
3:04.9

3:10.7
なので、基本的にはベースが4ビート に 行っ たら 邪魔 しないように足を踏まないというのが基本ですが
3:11.0

3:13.2
上級者の方はトライしてください
3:13.5

3:15.5
というのが基本のパターンになります。
3:16.9

3:19.2
ステージ1の方は
3:22.7

3:25.1
シンバルレガートの1裏と一緒で
3:30.5

3:31.8
というのを打ってみましょう!
3:31.8

3:38.2
1.2.3
3:39.9

3:45.3
というのが左手が合いの手ではいりつつ、この8小節ごとに
3:46.6

3:50.4
クラッシュで区切っていくというのがスタイルですが3拍子は結構速いので
3:50.5

3:54.4
8小節ごとではなくて、16小節で区切った方が
3:54.6

3:58.1
パラグラフを区切った方がいい場合もあります。テンポが速かったりすると
3:58.2

4:03.4
16 小節単位で全然いいかなと思います。その分8小節の所は合いの手をいれて
4:07.1

4:10.7
で、まあ16の所は
4:11.1

4:13.8
という風に区切ってあげると、いいかなと思います。
4:14.0

4:22.2
3拍子に関しては、大事 な の は 2 と 3 が 同時混在 するっていう所、ここが すごい大事 な 所なんですね
4:22.6

4:24.6
1拍半って言って
4:29.1

4:31.2
タンンタン・タンンタン。
4:31.3

4:35.5
3連符で書くとこの様に5対4にはなるんだけど
4:40.8

4:43.3
ワーンツー ワーンツー と大きいワンツーが聴こえてくる
4:43.5

4:45.2
これを足でも
4:51.6

4:55.6
ていうタイプ、で、タイプ。シンコペーションの仕方は2種類あって、
4:55.6

4:59.0
本当は3種類あるんですが、とりあえず今日は2種類
5:03.0

5:05.9
1裏から3に向かって
5:09.6

5:12.3
こうすると、ゆっくり進行していく感じ
5:12.5

5:14.6
123.123.
5:30.4

5:35.5
1 泊半から3になると ターン ターン・タンタンタン てスピード が上がるでしょ
5:35.7

5:40.2
タンタンタン ターン ターン に 今度 が 3からになると今度 はまたそれ で
5:40.3

5:44.6
シンコペーション で スイング するのでこういう相乗効果で
5:44.6

5:46.6
ブランコ効果って僕は思っているですけど
5:46.7

5:50.7
こう引っ張ってこう引っ張って段々スイングしていく感じ
5:50.7

5:53.4
交互に漕いでいく、要は
5:53.9

5:55.9
こればっかりじゃなくて
6:01.8

6:04.1
変化をつけるのに1裏から
6:13.5

6:15.7
といった動きができると
6:16.8

6:18.5
かなり 3 拍子 の
6:18.5

6:21.3
大きくまたいでいく感じというのができると思います。
6:21.5

6:27.9
シンバル レガートでのこの1拍半、そんなに難しくないと思うので頑張って練習していただければ
6:28.2

6:30.2
ここ ら へん が
6:31.2

6:33.5
3拍子の基礎編になりますので
6:33.6

6:35.4
えーと1拍半ね
6:44.9

6:49.0
このタイプ3つをしっかり覚えていただけると
6:49.1

6:55.7
行ったり来たりできる様になると、バッキングが非常にコンピングが非常に楽になると思いますので。
6:55.7

6:59.1
この感じで練習して頂ければと思います
6:59.1

7:03.6
以上 です ありがとうございました

保護中: ドラムソロのコツ

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2019年7月23日

The All American Drummer 150(Charley Wilcoxon)

The All American Drummer 150

アメリカではこの教本は中学、高校生で終えてしまうのですが
日本ではあまり練習されません。
 
しかもテンポ60などで練習していると実際の動きが身につきません。
 
ものによっては90くらいのテンポのものもありますが
マーチングなので基本は100オーバー120が理想です。
 
この速さの動きで練習しましょう!
ドラムの表現力が格段にアップしますよ!
 
名古屋音楽大学の特待生試験の課題のため、作成しました!

基礎1 ベーシック・ストローク

ルーディメントの教本を練習するのに欠かせない
基礎の手順と練習方法をあげました。
 
シングルストローク、ダブルストローク、パラディドルの解説をしています

基礎2 アクセント・ストローク

ルーディメントの教本を練習するのに欠かせない
基礎の手順と練習方法をあげました。
 
フルストローク、タップストローク、ダウンストローク、アップストローク
の解説、演奏の時の使い分け、ドラムへの応用を解説しています。

Solo 1

解説動画

このエチュードを叩けるようにするコツと

ルーディメンツをドラムへの応用の仕方も解説しています。

Solo 2 – 20

 

セクション3(ビッグバンドのキメ)Section Works3

セクション03

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今回はビッグバンドでよくでてくる決め2種類と

コンボのエンディングでよくでてくる
そのふたつの組み合わせの通り抜け方です
 
セクションをきめつつ
自由に叩いてる感を出すための理論です

基本セクション1

タイで結ばれているので
3の頭は音がない音符を使います

シンコペーションベーシックでいうところのダッシュのついた音符です
この音符が後半えらべるわけです

基本セクション2

2のセクションは
3拍頭はクラッシュときまっていますので
のこっている音符の可能性はやはりダッシュのついてる音符になります

このようにシンコペーションから着地までの
間を埋めるのは
8つボキャブラリーがあるわけです

受け方1(ステージ1、2)syncopation basic 1のボキャブラリー

では最初はシンコペーションベーシック1にでてくる音符
0’と7’ でうけます

一つ目は0’ 二つ目は7’ 三つ目は7’を3ストロークで分割しました
4つ目はフロアとスネアユニゾンで7’です

3のスリーストロークはステージ3の方対応です

受け方2 (ステージ3、4) syncopation basic 2のボキャブラリー

今度はシンコペーションベーシックの2にでてくる2つのダッシュ音符
11’と9’です
1つ目は11’ 2つ目は11’を3ストロークで
3つ目は9’ 4つ目は9’はスリーストロークで間をうめれないので
左手からオルタネートで埋めました

定番ですので1、3はステージ1、2の方もやっておいていいかと思います
7’の手前に音があれば11’ 7’の後に音があれば9’ になります。

受け方3(ステージ3、4) syncopation basic 3のボキャブラリー前編

シンコペーションベーシック3は4つダッシュ音符があるので
最初は12’ 13’ です
この辺が実践で一番よく使います

1つ目は12’ 2つ目 12’のスリーストロークです
おそらくこれが最もよく使われるのではないかと思います

3つ目は13’ 4つ目は13’をオルタネートで埋めました

受け方4(ステージ4以上)

残りの二つの音符です この辺は間をあけるのにつかいますが
使いにくい音符の種類です

1は14’ 2はそれを3ストロークで アクセントに気をつけましょう
3は15’ 4はそれを3ストロークでやってみました

実際間を埋めないと使いにくいかと思いますが
埋めないと、空間を楽しむことができます。(難しいです)

セクション2の埋め方1(ステージ1−2)

今度は3拍頭のクラッシュあとからの埋め方です
今度はバリエーションなしで どんどんダッシュの音符でうめてみますね

0’ 7’ 11’ 9’ という順番になっています

セクション2の埋め方1(ステージ3−4)

あと残りの音符です

12’ 13’ 14’ 15’ を使用しています

All of me のエンディング1(ステージ3以上)

さてオールオブミーのエンディングですが
この音形はコンボ、ビッグバンドどちらでもよくでてきます
グリーンドルフィンストリート
there is no greater love
など、歌モノのエンディングの定番です

この合間を先ほどのものと今までのセクションワークスで覚えたことを
駆使してやってみました

ステージ1、2の方は合間を7’ 11’あたりで書き出してみてやってみましょう!
まずはキメて、11’ 12’のスリーストロークでとおりぬけ
次は13’ セクションを別のセクションを拝借しています
同じフレーズが続くのでバイテンで雰囲気をかえて

セクションに導音を入れて変化をつけて 最後はシンプルな7’
と バイテンフィールののび太くんをいれて止まっています

最後の2拍表へのフレーズへ前打音でSDをたたいてみました

All of me のエンディング2(ステージ3以上)

さっきのもので、使わなかったものばかりで作ってみました

導音をいれて 15’でうける セクションの前打音を2頭に設定して
14’でふと休符をつくっそてみる

同じフレーズが続く場合は ターゲットノートを遠くに設定して
別のジャズフレーズで通り抜けていくことが良くあります

3小節目はまさに4小節目の頭に向かってキメを無視しています

4小節目でうけてそのままタム下降してシンコペーションに

バイテンでうけておいて
3連符へチェンジダウン
そのままアクセントの部分だけ決めながら合間を埋めていき

最後バイテンでシンコペーション音切りへ向かいます

最後の決めの前打音を足に設定してのび太くんをいれこんでいます

まとめ

 

セクション2(ビッグバンドのキメ)Section Works 2

Section Works 2

 
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今回はビッグバンドジャズの
バックコーラスにでてくるキメの4種類のたたきわけになります
よく見かけますよね

この4種類、前回と同じく入り口と出口が一緒なので
実は同じアプローチが可能なんです

まず機能をみていきましょう

今回のフレーズの機能

今入りが1の表で

2の裏から フレーズは次の小節の頭にぬけていきます

1表を前打音としましたが
これ、2の表でも可能です

今回の2、3は前打音が2表にありますね

前打音は蹴り足なので
シンコペーションの手前により安定したところで
蹴れればいいわけです
1表がより安定してますし、おおらかな感じがでます
2表は細かい感じがでます。

着地のターゲットノートをあわせる(ステージ1、2)

これは極端な例ですが
セクションは合わせず、到着点だけフィルをいれてアプローチしています
よくでてくるフィル4種類つかってみました

最初は到着の呼び込みはなし
2は3、は4ビートの定番フィル
4つ目はバイテンです

セクション忠実型(ステージ1、2)

次はセクションを忠実になぞって
到着点の呼び込みと到着点というものです

長い音符はシンバルとバスドラムでアプローチ
短い音は基本はスネアで合わせます

3番は最初の音を長いと考えれば
シンバルとバスドラでアプローチします。
今回はシンバルでアプローチしました

セクション変形型 1(ステージ1、2)

これは先ほどのものを
全部ひとつづつずらしてやっています

入り口と出口が一緒なので
セクションとしては何も問題ありません

ただ、管楽器など、セクションをしている側には
リズムが違うと、演奏しづらくなってしまうので
これくらいの長さなら問題はないですが
長く違うフレーズでアプローチする時は
相手の力量をみなければいけません

入り口と出口が一緒であれば
このように間はずれてても問題ないので
この4種類は僕はほとんど同じものだと考えています

そうすると幅が広がりますよね
ぜひトライしてみてください

セクションの呼び込み(ステージ2、3)

前回同様 セクションの前に呼び込みをいれます
セクション演奏側からすると
非常にやりやすくなります

セクションは音型を忠実にとって
呼び込みをいれています

おそらく一番模範解答になるかとおもいます

が、音楽的にはんを押したように
模範解答では幅がなくなるので
呼び込みをわざとなくしたり
セクションをずらしたりするのです。

みなさんも仲良くなると
挨拶をはぶいていじわるしたりしますよね
そんなイメージです
そこに幅が生まれます

間に合わなかったりすることもありますよね!
そういう時は、わざとの顔をするのが大事です
幅のある人だなーと思われたりします

セクション変形型 2(ステージ3、4)

セクションの入り口と出口をクラッシュで合わせて
あとは3連、のび太君フレーズで埋めてみました
この形は全部2拍目の前打音にフレーズが向かっています

これは4つ全て入れ替えてもかまいません
フレーズの入り口出口をあわせているからです。

セクション変形型 3(ステージ3、4)

全部バイテンフィールでつくってみました
2、3はなだれ込みになります

なだれ込みとは
蹴り足が2拍目なのに対して
それも分割しているので
蹴ってる感じがほとんどない
セクションに直接むかってる感じになります

短い音符をあわせる(ステージ2)

いままで
シンコペーションが短い音だったのに
長い音符でアプローチしていました

これ短いものを長く表現するのは
結構いけるんですが
逆はちょっと難しいです
もちろん、相手の音色、自分の音色がうまくいけば
可能ではあります
シンコペーションはタイなどを使って長い音符で表現した場合は
実線で見えるイメージで
休符で表現するとベクトルだけが見えて点線なイメージです

やってみるとわかりますが
切ると空白を楽しめる感じです

これはアレンジャーが意図的であれば
必ず切ることを求められますが
結構な頻度でドラマーに任せられます。

長い短いの表記は結構あいまいに書くアレンジャーも多く
短くかいてるから合わせたのに、そこは長い音で!といわれることもあります

1.2hit であわせる(ステージ3、4)

最後にこれは到着点のアプローチをしないで
セクションの部分だけスネアとバスドラムの組み合わせで
合わせています

このバスドラムとスネアの組み合わせはどういう風でもかまいません

ビッグバンドでよくありますが
ブラスでこのキメがあって、間をサックスが埋めてたりする場合です
そうすると、毎回到着点をしめすより
サックスに埋めさせた方がいいからです

あとレガートをキープすることで
スピードをキープできます
シンコペーションは一体感がでますが
スピード感はあわせるほどに落ちていきます

なので、あえてシンコペーション自体を決めずに進むことも
よくあります

間に合わず決めれな買った場合は、スピード重視したかった顔をしましょう

最後だけあわせると、全部できるけど、スピード重視したかったんですよー
という意図にみえます

まとめ

 
前回同様、セクションは着地地点が大事です

入り口出口があっていれば、音楽的には間がずれている方が
面白いです。ただし、ほどほどにしないと演奏側から吹きにくいと
文句がきたりします。

音の長さは合わせる場合もあるがシンコペーションは跳躍なので、あえて長い音で合わせる場合がある

セクションの合間である場合は呼び込み着地をしない場合もある

以上セクションワーク2でした

次回はセクションの合間の埋め方を細かくやっていきます
 
 

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