ウェイン・ショーター38 スティーリー・ダン

「ジャズミュージシャンはポップ畑の人間との仕事を、まるで伝染病かなにかのように毛嫌いするもんだ。」と本に書いてあるんですが、やっぱりそういう風潮はあったんでしょうね。

1970年代のフュージョン、プログレの流れはポップとの境界線を少なくしたが、やはり、批判する人は多かったようです。

ショーターも多くのオファーをうけつつも、自分がすんなり受け入れることができるバンドとして、スティーリー・ダンに白羽の矢があたった。

このAjaはジャズミュージシャンの中でも有名です。

ドナルドフェイゲンは昔からショーターのファンで、「ウェインみたいな音を出す」プレイヤーをやとうか、、、と考えていたが、やはり本人が!なんとしても捕まえるぞ!という気構えだったそうです。

ウェインが入った時点ではほとんど出来上がっていて、ソロパートだけをとっていく状態だったそうです。

この曲はドラムがスティーブガッドだし、神がかっていますね!

【ジャズドラマー】エルビンジョーンズ何が凄い? 凄さのわかるCD5選!

エルビンって適当に叩いてる感じがするのですが、
どこがすごいのですか?という質問をいただきました。

最初わかんないですよね!
僕もそう思っていました。
でも仕組みや考え方がわかると、神レベルの演奏です。
わかりやすいCD5選を、どういう所がすごいのか?も解説しました!

The Individualism of Gil Evans

Unity

One For Namesake

ビル・エヴァンス04 ジョージ・ラッセル

ビル・エヴァンスはジョージ・ラッセル(作曲家)の大ヒットアルバム「ジャズ・ワークショップ」に参加することになった。

ジョージの奥さんの友人の紹介でエヴァンスと初めてあった時のジョージの印象は
「容姿は普通、とても静か、やや引っ込み思案」と印象は良くなかった。

部屋にいってビルの演奏を聴こうとなった時に、これはひどい演奏になるんだろうな!って思ったジョージは、
逃げられるように、扉の近くで立ってきいていたくらいだそうです。

でも、魔法にかけられたように、彼のピアノに魅せられた彼は今後もビルと親交を増していくことになる。

この曲はクールジャズでも良く取り上げられる曲で、僕もよく演奏しますね!かっこいい!

ウェイン・ショーター37 映画音楽制作

ウェザーリポートも軌道に乗った活動している中、意外な事にそんなに金銭的に余裕はなかったようです。
レコード会社がコンサートへのサポートはしてくれなかったため、ジョー・ザヴィヌル(key)とウェインが、
持ち出しをする事も多かったようです。(持ち出し=建て替えて払う)

後に交渉する事で、そのあたりのサポートも受けられるようにはなったようですが、、、
その間ジャズの作曲の仕事は日照り状態、、、
しかし、ロサンゼルスに移り住んでいたため、映画のサウンドトラックの仕事があったようです。

こんな映画の曲も作ってたんですね。
「摩天楼を夢見て」1992
「逃亡者」1993
「代理人」1995
いやーリアルタイムでみてますよ僕、、、

そしてジャズミュージシャン(バドパウエルとレスターヤングがモチーフになっている)落ちぶれていく様を描いた、
「ラウンド・ミッドナイト」という映画では、この「コール・シート・ブルース」を書いてグラミー賞も受賞しているようです。

テーマらしいものはないんですけどね、、、

 

【叩き分け!】ジャズドラムとロックドラムの違い

先日ステラジャム国際ジャズオーケストラコンテストの審査員をさせていただきました。
みんなとても上手なんですが、いくつかのバンドでドラムが管楽器とうまくまざってなくて、本来のアレンジの感じをだせてないのが見受けられました。
以下のポイントでお話ししてみました。
・ロックシャッフルとジャズシャッフル
・16ビートのロックとジャズの叩き分け
・シンコペーションのアップの音とダウンの音
・コンピングの必要性
・ジャズブルースのレガートの感じ

ジャズシャッフル

ジャズ16ビート

https://youtu.be/fAg6u4j8dds

ブルージーなレガート

Autumn Leaves歌詞解説

ジャズといえばこの曲に必ずはいる曲「枯葉」
もともとは映画音楽でシャンソンとして歌われますが
ジャズミュージシャンも多く取り上げています。

この曲のなかには白い冬のおじいさんがアメリカ人には浮かぶそうです。
日本にはない隠れた歌詞の解説をお楽しみください!

話の中にでてきた枯葉

ビル・エヴァンス03 トニー・スコット

ビル・エヴァンスはニューヨークに出てしばらく活動してから、人生最悪の兵役にでます。
ビルにとって自信を失う期間であり、ここでドラッグも覚えることになります。

兵役から帰ると実家に帰り、1年ほどピアノの部屋に篭り切ってカンを取り戻さねばならないほどだったっそうです。

その時に兄の娘であるデビーと海岸沿いを歩いたりするのが、ビルにとっての大きな息抜きになったようで、彼女に捧げた曲が「ワルツ・フォー・デビー」になります。

兵役に出る前に知り合った、トニー・スコット(クラリネット)とのバンドに長く所属することになります。いわゆるスウィングバンドなんですが、ビルはこんなのもとても上手いんですよね!
スウィングするリズムも実はとても得意なんです。

自己のバンドになると、イーブンの8分音符の方向にいきますが、やはりスウィングスポットにはしっかりはまっています。

学生時代はビルエヴァンスはスウィングしない!っておもっていました、、、恥ずかしいww

 

ウェイン・ショーター36 V.S.O.P

ウェザーリポートにはドラマー ピーターアースキンが入ることにより演奏が安定する。
しかし、この頃のライブはジョー・ザヴィヌル(key)とジャコ・パストリアス(b)のバトルが毎日のように繰り広げられる。お互いが毎回新しい機材を導入しては演奏であばれまくる。

ウェインはその中、演奏は控えめになるしかなかった、、、
しかも娘イスカの問題もあり、仏教へのめり込んでいくという状態だった。

そんななか、1976年のニューポートジャズフェスティバルで第二期マイルスバンドとほぼ同じメンバーでのセットが組まれた。
ハービー・ハンコック(p)ウェイン・ショーター(ts)フレディ・ハバード(tp)ロン・カーター(b)トニー・ウィリアムス(ds)というメンバーである。

ハービーやチック・コリアなどのバンドで、電子楽器の導入がすすむなか、後期ハードバップ時代のサウンドが帰ってきたわけである。もちろん多くの客に受け入れられることになります。

このセットをウェインやハービーのたしなんでいたコニャック(ブランデー)の高級品種の名前になじらえて、ベリー・スペシャル・ワンタイム・パフォーマンスで、V.S.O.Pと名づけ活動していくことになります。

フレディーはトニーウェイリアムスの音の大きさに半ば喧嘩別れのような形で抜けてしまう。

その後ハービーが若手のウィントン・マルサリス(tp)を迎えたり、サックスはジョーヘンダーソンになったり、ブランフォード・マルサリスになったり、メンバーチェンジを繰り返します。

上にはった動画は、やはり動画がいいなー探しましたが、ウェインが入ってるものだとこれだけしか見つけられず、、トランペットはウォレス・ルーニー(tp)がはいっています。

いやーこのセットみたんですけど、、しびれまくりました。
ウォレス・ルーニー大好きだったんですけど、コロナで亡くなってしまいましたね。

惜しい人を奪っていきました、、

テンポ300オーバー曲 ドラム演奏中何かんがえてるの?

歌の人もよく歌うコール・ポーターのナンバー。
ジャストワンノブゾーズシングスを、カルテットで演奏しました。
この曲は速く演奏される事が多いのですが、今回も300超えでの演奏。
ドラムソロはフリーでなげられたので、2コーラス丸々演奏してみました!