ドイツから帰って
まずは免許証を取得。日本編のドラマー玉田くんと再会しています。
アメリカにはあえてニューヨークに行かずにシアトルに行きます。
あえて西側から入って車で横断してNYに向かうという設定ですね!
シアトルは僕も何度も演奏していますが、非常に素晴らしいミュージシャンが住んでいます。
ジャズはとても盛んな都市です!神戸と姉妹都市で、とても雰囲気にている綺麗な街です。
車を購入するのに、車屋に訪れ、そこで働く事になります。
日本編の時にも学生の時にガソリンスタンドでバイトしていましたね!
僕も大学時代ガソリンスタンドでバイトしていました!
同僚のエディと仲良くなります。
大という名前はDie(死ぬ)になるので、みんなから突っ込まれてますね!
竹下とか Take Shit(糞食らえ)になるのでよく突っ込まれますね。
シアトルのライブハウスでシットイン
Sit in というのは、バンドにいきなりリハーサルなしで数曲入らせてもらう事をいいます。
あとで判明しますがエディのお父さんがホストピアノをやっているお店です。
とてもかっこいいシーンがありまして、
曲は?と聞かれて、「Anytune is fine」(なんでも吹きます)と答えて
ちょっとマイナーな曲をコールされます
「Out in the Open」といわれ
「ジョン・リレイの曲ですね。」とすんなり受けます。
通常1000曲以上覚えていないと、しらない曲だよ。とメンバーが驚きます。
試されたわけですね。
演奏が始まり、ギアを上げていく事で、皆が通常ではないところまで持ち上げられて
さすがアメリカのミュージシャンみんなついてくる。
メンバーも仰天!
という感動シーンです。
選曲がちょっと、、、
ただ、この曲、僕しらなかったんですよねww
で、あちこちのミュージシャンに聞いてみたけど誰も知っている人がいなかった、、、
で、曲名で検索するとあったわけです。
John Rileyというドラマーがいまして、ビレッジバンガードジャズオーケストラのドラマーです。
ジャズの教本で有名で、僕の教本にも曲がはいっておりました。
ジョン・ライリーと発音します。
でも、ドイツ編のドラマーのラファからよく聴かされたという下があったので、リレイって発音するのかも!!興味深い!!
そして、ドラムがキメの合間を埋めまくる、ドラマーフューチャーの曲です。
なるほど、ラファが教えてくれた!も頷ける。すごい!
これは教本の音源で一般の方の演奏ですが
コードもモダンで、かっこいい曲です。
でも、これはこの場面でコールする曲じゃないかも、、、、
例えばガーシュウィンの隠れた名曲とかならいいんですけど。
アメリカ人が日本から来たサックスプレイヤーにこれをやろう!ってコールする曲ではないですね。
ドラマーなら知ってるかもですけど、ライブで演奏した事は今までないです。
おそらくアメリカ人でもプロで1万人中一人しっていればいいくらいのレベルの曲ではないかなと、思われます。
ただこれ、話の流れ上ささいな事で、重箱の隅をつつく話です。
まったく内容は面白いんです。しかも現存する曲でリアリティもあるし。
ただ、読んで他にも不思議に思った方はこれで解決ですね!