ビル・エヴァンス10 ミシェル・ルグラン

当時フランス若手作曲家だったミシェル・ルグランは、ニューヨークに行き、マイルスのために初のジャズアルバムを手掛けることに!

マイルスはエヴァンスに特に詳細はしらせず、「来て演奏しろ」とだけ伝えてあったようです。ジャズあるあるですね、、、

ワルツフォーデビーを録音したばかりのエヴァンスは水を得た魚のように演奏していますね!

この演奏はジャズのコンピュレーションにはいっていて良く聴いてました。
そーか、、、そんなタイミングのこんな意味のある演奏だったんだ!

テンポが変わったり、アンサンブルもしっかりしてますもんね!
いいアルバムですね!

ウェイン・ショーター45 カルロス・サンタナ

サンクチュアリ(サンタナ&ショーターバンド)

ジョイライダーのアルバムを発表したのち、そのメンバーでツアーに出ようかと考えていたウェインにカルロス・サンタナからのツアーオファーが舞い込む!

サンタナとはウェザリポートのラストアルバム「This is this」でも共演があり、お互いミュージシャンとして認め合っていた。

今日紹介する曲はマイルスの「ビッチェズ・ブリュー」で発表しているショーターのサンクチュアリです。

この曲はアコースティックカルテットでも演奏していますよね!大好きです!

これをサンタナが「あんたの名曲をいじって、大幅に変えたんだけどいいかな?」なんて訊いて演奏されています。

この動画の最初はサンタナ節の演奏を披露してそのままこのサンクチュアリにつなげています!ショーターもサンタナもソロが毛色ちがってめちゃかっこいい!

 

ビル・エヴァンス09 新しいスタンダード

前回もご紹介したこのアルバムですが、エヴァンスとマイルスの共演は期間が短いので、共演代表的なアルバムは「カインドオブブルー」以前はこれが一番有名です。

前回はグリーンドルフィンを紹介しましたが、今回は「星影のステラ」です。

どちらも映画音楽からの引用で、ジャズセッションではこの2曲はまず外せないといってもいいほどよく演奏されます。

でも、この当時ジャズメンにはこの2曲は全く知られておらず、マイルスバンドのこの演奏で有名になったようです!すごいですね!

マイルスの演奏からコルトレーンソロに切り替わる場面でドラムのジミーコブがスティックにもちかえるのが絶品ですね!

 

ウェイン・ショーター45 テリリン・キャリントン

「アトランティス」「ファントムナビゲーター」を発表してからウェインは自分のサウンドを表現できるドラム、ベーシストのオーディションをします。

そこで、現れたのが若き女性ドラマー テリリン・キャリントンです!
彼女はすでにスタンゲッツやクラーク・テリーなどと共演していましたが、オーディションは緊張しまくったみたいです。まあそうですよね、、、

パーカッションのマリリン・マズールを雇って
女性二人がはいったバンドで活動をはじめます!

「ジョイライダー」というアルバムはいわゆるフュージョンサウンドですけど、このアルバムの曲は今のショーターカルテットでも多く使われていますね!

この演奏大好きです!!

ウェイン・ショーター43 アトランティス

ウェザーリポート退団後、三枚のアルバムを作成する契約がコロムビアと結ばれていたのもあり、ウェインは「ネイティブダンサー」以来11年ぶりにソロアルバムを作成します。

アトランティス大陸の伝説に惹かれていて、「アトランティス」というアルバム名に!

この曲は繰り返しがほとんどなく、ずっと展開していくんです!昔バンドでやりたかったのですが断念しました!

幻想的な曲ですよね!

でもこのアルバムは新伝承派の影に隠れて、あまり売れなかったようです。

次は新伝承派についてかきますね!

ビル・エヴァンス08 マイルスバンド入団

マイルス・デイヴィスは第1期黄金カルテットで活躍していたのですが、薬問題でミュージシャンを交代させなければいけなかった、、、
この時代手に入りやすかったんでしょうね、、、

フィリー・ジョー・ジョーンズは当時若手だったジミー・コブに、レッド・ガーランドもあてにならなく、、、「マイルス・トーンズ」にはいっているシドズ・アヘッドのピアノは気が抜けた演奏だったため、オーバーダビングをするような事態になっていたそうです。

マイルスは友人のジョージ・ラッセルに相談したところ、エヴァンスを紹介した、という流れだそうです。

でも、ジョージ・ラッセル曰く、マイルスに頼まれてエヴァンスと一緒にライブを見にいって、そこで、エヴァンスが数曲弾いて雇うことになった。
といっていますが、
エヴァンス本人は、「週末フィラデルフィアだけどどうだ?」という電話がかかってきたといっています。

まあ、歴史なんて当の本人ですらみんなうろ覚えですからね、、、、

エヴァンスの伝記映画「タイム・リメンバード」ではエヴァンスの主張の方が採用されていました。

エヴァンスが入ることで、独特の空間ができるのがマイルスは非常にお気に入りだったようです。

この演奏はちょうどドラムがジミーコブ!まさに4部作の時とはサウンド感がかわっていますね!

 

ウェイン・ショーター42 ウェザリポート解散

娘イスカの状態が悪くなり、1983年に帰らぬ人となった、、
なんともショーターって凄い人生ですよね、、

マイルスバンド脱退と同じく、このタイミングをみてウェザーリポートを抜ける事に。
1984年ウェザーリポートは最後のツアーを、
1885年には「スポーティング・ライフ」というアルバムを制作。

ところが、コロムビアの契約上ではもう一枚という事になっていたため、
ジョーザビヌルは、さっと「This is this」というアルバムを作成します。
これがラストアルバムになるわけですが、「これは、これ」という、
なんとも最後らしいアルバム名ですよね!

僕「スポーティングライフ」のサウンド感の方が好きです!
一曲目の始まりがなんともかっこいい!
それにオマーハキム&ビクターベイリー!さすが!って感じのグルーブ感ですよね!

ビル・エヴァンス07 ハル・マクシック

エヴァンスはすでにジャズ界に欠かすことができない存在になっていて、
多くのサイドマンのレコーディングを行います。

デッカに所属していた、ハル・マックシックの「クロス・セクション・サックス」に参加しています。

この曲ではパーカーの有名なアドリブをサックスソリで吹いていて、それをエヴァンスがバッキングしています。
最初の受け答えはオリジナル通り、ピアノソロもバッププレイヤーな感じですね!

このアルバムはジョージラッセルが作曲をしたりしていて、クールジャズ的なサウンドにしあがっていますね!

【まるごと解説】ジョンコルトレーン  フリージャズの意味

多くのジャズミュージシャンが尊敬してやまないジョンコルトレーン。
しかし、後期の方は多くの方がついていけなくなっています。

とはいえ、とても頭の良い方で、勉強熱心!練習好き!
デタラメでやっているとは思えません。

なぜフリージャズがうまれていくのか?
歴史背景とコルトレーンの音楽の変化を追ってお話ししてみました!

アラバマ キング牧師の演説とリンクしているのがわかる!

僕のおすすめアルバム「至上の愛」

サーナさんのホッとするアルバム 「バラード」

エンディングの部分みたいに聴こえたやつ

亡くなる直前のMy Favorite Things

ウェイン・ショーター41 新しいリズム隊

ジャコとアースキンの抜けたウェザーリポートには新たに
オマー・ハキム(ds)とビクター・ベイリー(b)が加入します!

ウェザリポートの動画って昔あんまりなくって、これを買ってよくみてました!
ジャコの動画今ではすぐYouTubeでみれますけど、、、、
なかなか見つけれなかったです、、、

オマーハキムがドラム演奏しながら歌うんですよねー!!