アドリブで演奏できるためにやってはいけない練習とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

アンケート沢山の方に書いていただき感謝です。

200通もいただきまして、目を通すのに時間がかかりました。

アンケートでやはり多かったのが
ドラムもそれ以外の楽器も「アドリブがいつになってもできない、、、、、」

というのがダントツで多かったです。

ジャズで一皮剥けるには?というアンケートでしたので

確かにジャズだと絶対必要ですよね!

アドリブの練習で皆さんがやっていて、
本当はやってはいけない事
ってなんだと思います?

 

 

 

 

僕が思うに

 

 

 

 

 

 

 

完コピです。

 

これ大事って言われがちですけど、本当でしょうか?

 

英会話を勉強するのに、有名な演説覚えますか?

 

リンカーン大統領の演説を覚えるのが英会話の最短の習得方法ですか?

アメリカの小学生が、自分の研究なんかで
それを暗唱するってのはあってもいいと思いますけど

会話をする上ではむしろいらない事が多すぎます。

基本会話ができる生徒にとってステップアップの為の題材という事ですよ!

 

まずコピーする内容の選定が大事です。

好きだからって難解な文章だと、まずどこを切っても使うところがないというか、、、、

いきなり完成されすぎてる文章は自分の中に取り入れ辛いですね。

 

例えば新札になった渋沢栄一さんの「論語とそろばん」は話題になったので
読みましたけど、言葉使いが古いし、当たり前のように古い言葉の引用があったりと、

とても日本語初級の人が会話を覚えるための文章ではないですよね。

日本語習得という意味では

星新一のショートショートなんかはよく取り上げられるようです。

確かに文章が短くてとても簡潔。

その湖は、北の国にあった。広さはそれほどでもないが、たいへん深かった。
星新一ショートショート「悪魔」より

どうです?最初の一文で、「そのお城は南の国にあった。」
などなど、文章がシンプルで噛み砕きやすく、実際に会話にも応用できそうですよね?

 

 

まずは日本語を学習する上で良い題材をキチンと選択できる事。

その文章を円覚えでなく、文章の構造を考えて応用できるようにしてくれる事。

 

これが大事ではないでしょうか?

 

 

では、ジャズも一緒ですよね。

 

最初から難しい曲のコピーをして、何ヶ月もかけて発表会などにむけて
それを暗記する。

 

1年後にはすっかり忘れてしまっていて
同じ曲ですらセッションにいっても弾けない

 

 

 

こんな効率の悪い練習を
1日に30分くらいの練習で10年やってもアドリブなんてできなくても当たり前です!

 

先生にとってみたら、アドリブが既にできる(会話ができる)状態

だから完コピはいいんですよ。

でも初心者はそうじゃない。もっとシンプルな構造が楽しくわかるような題材であって
しかも覚え方、応用の仕方。なぜそういう音列になってるのかという理論もセットで覚えれば

ある程度年がいってからでもキチンと上達します。

 

 

私は中国語を習いにいっています。
10年習っている人と同じクラスですが、僕の方が話せます。

なぜかわかりますよね?

学習方法、自分のレベルの見極め、教本の見極めが間違ってるからです。

 

 

まずは題材選び

 

その内容の噛み砕き方。

応用のやり方を覚える。

 

 

そしてとても大事な事があります。

そういった内容をZOOMで2日の講座をやりたいと思っています。

参加してみたい!
という方は是非以下のフォームに仮申し込みをしてみてください。

定員を設けますので、お早めに!

(ドラムと、それ以外の楽器も講座を分ます)

限定ZOOM講座仮申し込み

アドリブで演奏できるためにやってはいけない練習とは?」への6件のフィードバック

  1. 僕が思うには飛び込んでやってしまう事も大事だと思います。アメリカ人と初めて英語で話すとかと似てますね。今はもう後からシンバルを投げられることはない時代です。勇気を持って頑張りましょう。

  2. アドリブで演奏するためにやってはいけないこと
    嫌な予感が的中
    スキャット完コピしすぎると、自身のフレーズがでてこない

    何度も歌ううちに自然にでてくるほうがまし、だし楽しい!

    アドリブ初心者の感想です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)