【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)10 楽しさと自由

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ドイツ編30話 BLUE MOON

ドラマーラファエルは結局大のバンド加入はしなかった。
大に入らなかった理由として、「ジャズは楽しさと自由がある。それをずっと続けるためには一つのバンドにはいらない方がいい。」という内容のものです。

その後も沢山のバンドをこなしていく上で、あたり触りなく、「今日はよかったよ。」
「楽しかった、また来月も。」という言葉

ドラムソロ中にサックスとピアノが関係ないお話しをしている。
それを話すと、「俺たちはガチのプロじゃない。だからもっと楽しまないと。」というセリフに
色々悩む、、

芸術家にこのラインはとても大事なものだと思います。
真剣にやりこむと揉めるし、お互い譲らなきゃいけないし。
でも一度その深さで快感を得ると、抜け出れない。僕もそんなイメージです。

結局ラファはそこに踏み込む決断をした。

本当にジャズミュージシャンあるあるの悩みですね。
ここまで深掘りして、ドラマに仕立てる石塚先生すごいですね。

ラファはなぜ入る決断をした?と聞かれた時に
電車でみた「月が綺麗だったから」と答えています。

BLUE MOONという曲は
ひとりぼっちの時に見たブルーだった月が
恋する人と出会ってゴールドに見えるという歌詞がついています。

まさにタイトル選択も凄いですね!
演奏はトランペット・フレディハバードの演奏です。
最後のトランペットのフレーズのあとにブレイキーが讃えてロールをしているのが
めちゃくちゃ微笑ましいライブ演奏です。

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