ビル・エヴァンス30 黄金トリオの出会い

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エヴァンスがトリオを組みたいというのを聞いて、マイルス・デイヴィスはエージェントに掛け合って

ベースにジミー・ギャリソン
ドラムにケニー・デニス

のメンバーでルグラン・ジャズの演奏をとってきてくれた。

こういう所がメンバーの面倒見がいいですよね!
メンバーだった人はマイルスを冷たいと感じている人はほとんどいない所以ですね。

結局リハーサルの後、イースト49町目にあったベイジン・ストリート・クラブ
(旧カーサー・クーガー)に3週間演奏することになった。

ただ、この仕事がベニー・グッドマンバンドの前座的な役割で
ベニーのバンドは夕食がでるのに対して
ビルのバンドには飲み物も有料で、演奏中はマイクの電源すら切られる有様だったようです。

ジミーもケニーもあっという間に仕事を降りることになり
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が入ったりすることもありつつ

固まったトリオが
スコット・ラファロ(B)
ポール・モチアン(ds)だったわけです。

なんという引き合わせなんでしょう!!!

そして「ポートレイトインジャズ」の録音へと進んでいくわけです!

 

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