母親が学校を開設
1940年母ニルザはブレジレイロ・ジ・アルメイダ学園を創設
ガレージの二階を建て増し中庭では子供たちに体操をさせた
読んでいて好きなエピソードがひとつ
あちこちの学校を退学処分をうけた問題児を引き取ったとき
面接で「僕は地理だけが好きなんだ!」と言われ
「いいわ、じゃあ、地理だけを勉強してね。でもたくさん勉強しないとだめよ」
結果、彼は地図を書くために算数を学ばなければいけなかった
彼は、著名な経済学者になっている。
こういった近代的な考えの母にトムはそだてられたのですね
ガレージにはピアノが
そのガレージにはピアノがあり、水着のまま何時間もピアノを弾いていた
トムは自然が好きで、狩や釣りを若い頃から楽しんでいて
自然破壊を生涯を通して嫌っているそんな人だった
母ニルザがトムにピアノの教師をみつけてきた
その教師は12音階ではなく、35音階をつかって仕事をしている
といっていた。
こういうところから、非常に完璧なハーモニーを模索するようになったんでしょうね
クラシックのピアノソリストを目指す
2人目のピアノ教師には
「なぜ、ピアノソリストにならなければならないの?あなたの自作をたくさん聞かせてもらって思うのだけれど、あなたの才能は作曲家にむいているわよ。きっとすごい作曲家になれるわ」
といわれている
この頃影響うけていたのは
ドビュッシー・ショパン・バッハ・ラヴェル・ストラビンスキー・ラフマニノフ・ヴィラロボス
ブラジルではジャズもたくさんはいってきていたので
多くの若者は
グレン・ミラー コール・ポーター ジョージ・ガーシュウィン
「チェットベイカーシングス」なんかはトムもよく聴いたいたようです
[Antonio Carlos Jobim] から