【ハンドソニック】琴の音 Asian Melodyというプリセットで演奏してみた

Hand Sonic(Roland)のプリセット6番Asian Melody
を使って、今回はクリック機能も使って演奏してみました。
クリックは裏に鳴らすように感じて叩くと
結構いい練習になります。
最近暇があるとこれ取り出して遊んでます。
今年はライブでつかおう!

【質問】ドラムの音量の調整の仕方

ドラムって音の調整が難しいですがどうしてますか?
との質問いただきました。

これ本当難しいです。
ドラム側はうるさいけど、ピアノ側は小さいとかもありますしね。

音色コントロールは
高さ・握り込み・速度が大事です。
そのあたりの説明をしてみました。

【質問】ドラマーは太鼓の達人もうまいのですか?

いやーこれが全く違うスキルなんですよね、、、
芸能人でやっている人すごい!あれは個別で訓練してるとおもいます。
元生徒で西山ひゆうくんが凄く有名なんですが
全く別次元です、、
多分これひゆうくんです。
初見でこれは、、、すごすぎる
https://youtu.be/R0VH6yLfWmM?si=UeEy3bN75bdTA7FB

【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)02ベーシスト登場

ブルージャイアントの日本編では、ベースがいないバンドJassでしたね。

通常ジャズはベースが中心といってもいいので、あまりベースレスというのは
見かけないのですが、おそらく作者さんが、上原ひろみさんの演奏を聴いて、インスパイアされたのではないかな、、、

だから、演奏も上原ひろみさんだったので、成立したのかなーって思います。

ドイツ編ではいよいよベーシストで、しかも女性のハンナ・ペーターズというキャラがでてきます。

2巻11話のTRANSITIONの引きで10話の最後にでてきます。
1話づつのタイトルもジャズの曲でできてますね。
芸が細かい!素敵ですね。石塚先生。

彼女の回顧で、子供の頃に出会ったベーシストが出て来ます。
うーんこれ、ロン・カーターがモデルな気がします。

でも、3巻19話 GET HAPPYで、好きなベーシストは
チャールズ・ミンガスって出て来ます。

確かにハンナの描写は激しい、力強いミンガスのイメージでした。

石塚さんの絵は、音が聴こえてくるようで素晴らしいですね。

書かなくてもアドリブができるようになるための練習方法

目次
0:00 基本のボキャブラリー5つ
1:48 模範演奏
2:48 ハイハットがキープできないポイント
3:19 足だけの練習方法
4:00 簡単な練習方法
4:35 まとめ

ドラムに限らず、他の楽器もこのリズムにスケールをはめ込んで練習すれば
とてもジャズらしくなります。やってみてくださいね。

ジャズドラムソロがコピーして書かないとできない、という相談をとてもよく受けます。
毎日これやってれば多分1ヶ月くらいでスラスラできるようになるとおもいます。
是非やってみてください。

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書かなくてもできるアドリブ譜面

モチーフ展開するドラム

フリージャズではエド・ブラックウェルというドラマーは
オーネット・コールマンバンドにいたので有名です。

ドラムとしてきくと、ちょっとダサかっこいい部類なんですが、
生で聴くと、どんどんモチーフを展開していく感じがとてもかっこいいです。
(1回生でききましたが、めちゃくちゃかっこよかったです)

最初にベースのチャーリーヘイデンがソロで演奏していて
いつの間にかドラムが入って来てサウンドさせてる。
(2:00あたり)

こういう機の見方がとてもすごいですね!

その後にデューイレッドマンとドンチェリーが入って来て
ひとしきりアドリブをしたあとドラムソロ、モチーフを展開してく感じが
とても音楽的ですね。

その後に躊躇せずにメロディに突入していく感じ。
フリージャズですが、とても整理されていて、
お互いが自由に発信しながら、次の展開を相手にキャッチさせるいい演奏ですね!

テクニック的なうまさよりも、音楽的なうまさという感じがジャズらしいです。

 

ビル・エヴァンス33 ファーストトリオの構想

ビルはこのトリオを結成するまでに音楽的にこんな構想を考えていた。

「ただひとりの演奏を他の人が追随するような形ではなく、トリオが相互にインプロフィゼーションする方向で育っていけばいいと思う。例えば、もしベース・プレイヤーが自分の演奏で答えたい音を聴いたとする。(注釈:頭の中に聴こえたとする。)それなのにどうして4/4拍子を後ろでただ引き続けている必要があるんだ!」

この当時、こういった演奏するバンドはまだなく、ベース・ドラムはあくまでアドリブのサポートと考えられていた。

今では当たり前にされるこのスタイルも、ビルが完成させたからこそですね。

スコットラファロがスタンゲッツバンドにいた時はあくまでシンプルなライン奏者ですからね!

【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)01 一人で演奏する時のチャージ編

ブルージャイアントの映画は日本編をやっていました。
この後、師匠の由井さん(映画では出てこなかった)に進められ、本場アメリカではなくドイツに行くことを進められます。
それがこのスプリーム(ドイツ編)第二部になります。

1部では日本のジャズクラブの頂点So Blue(Blue Note 的な存在)出演したのに、ドイツでは無名でお店にだしてももらえない。

たまたまコーヒーショップで出会ったクリスという白人にお金ないならウチにくれば?といわれ、居候させてもらうことに。
彼の交渉で、小さな店でサックス一本でのライブを取り付けます。

3ユーロくらいでやっているけど自由に決めていいよ!といわれます。
この本の刊行時が2017年なので、1ユーロ135円くらいの時期
主人公の大は、俺はプロだからサックス一人で10ユーロでやるといいます。

日本ではジャズクラブって三千円とか普通にとりますけど、僕がロスで
ベニーグリーンP レイブラウンB グレッグハッチンソンDs のトリオを見た時で1300円でした。
安くてびっくりした覚えがあります。

クリスが学生を集めてライブをするので、学生だと10ユーロはちょっと、、、という描写がありますね。
サックス1本だけですしね。

作者の石塚先生はドイツに取材にいっているし、こういう細かい描写のリアリティがあってすごいって思います。

ドイツに演奏はいったことないですが、「拍手や声援などがあまりなく、静かに聴く」って描写があります。
是非行って感じて来たいですね!

この漫画はシリーズを通して、ひたむきに世界一のジャズプレイヤーになる!と努力する青年に
人々が音で心を揺すられ、応援していく、というストーリーです。
ど直球でいいですよね!

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【質問】コード進行がなかなか覚えられない

こういう質問が多いです。
かくいう私もそんなに覚えてはいないですけどww

コードの理論を勉強する事によってかなり解消されます。

例えば枯葉のコード進行

これを C-7 F7 Bb△7 Eb△7って覚えてませんか?

これだと100曲覚えるの大変だしすぐ忘れませんか?

お気づきのかたもいるかと思いますが 上に書いてある数字で覚えます
2514 マイナー(平行調)の251です。

これで、枯葉の80%コード覚えた事になります。

その上で「不思議の国のアリス」は
キーがCと平行調のAmになっているだけですね。

多分理論わかってる人は10秒かからずに覚えたと思います。

この形で覚えるから、キーが変わっても対応できるんですよ。

12キー全部覚える必要はあまりないです。(できたほうがいいけどね)

まずはよく使うキー C F Bb Eb くらいでできたら、かなりのことができます。

プロになった人からすれば、すぐに12キーでっていいますけど。
そりゃーできたほうが早いですけど、途中で挫折するくらいなら
できる範囲で成功体験しながら、少しづつ足を伸ばしたほうがいいのです。

いきなり英語はじめるぞ!!
じゃあ辞書一冊おぼえるか!なんて勉強しないですよね。
(そりゃできるに越したことはないですけどね)

まずは使うところから!
無理なく続けるが鉄則です!

努力の仕方を間違えると、人より努力しているのにできない、、、ってのが続きます。
ちゃんと計画的にうまくなりましょうね!

【漫画ブルージャイアント考察】エクスプローラー編(アメリカ編)01 ネタバレ注意

ドイツから帰って

まずは免許証を取得。日本編のドラマー玉田くんと再会しています。

アメリカにはあえてニューヨークに行かずにシアトルに行きます。
あえて西側から入って車で横断してNYに向かうという設定ですね!

シアトルは僕も何度も演奏していますが、非常に素晴らしいミュージシャンが住んでいます。
ジャズはとても盛んな都市です!神戸と姉妹都市で、とても雰囲気にている綺麗な街です。

車を購入するのに、車屋に訪れ、そこで働く事になります。
日本編の時にも学生の時にガソリンスタンドでバイトしていましたね!
僕も大学時代ガソリンスタンドでバイトしていました!

同僚のエディと仲良くなります。

大という名前はDie(死ぬ)になるので、みんなから突っ込まれてますね!
竹下とか Take Shit(糞食らえ)になるのでよく突っ込まれますね。

シアトルのライブハウスでシットイン

Sit in というのは、バンドにいきなりリハーサルなしで数曲入らせてもらう事をいいます。

あとで判明しますがエディのお父さんがホストピアノをやっているお店です。

とてもかっこいいシーンがありまして、
曲は?と聞かれて、「Anytune is fine」(なんでも吹きます)と答えて

ちょっとマイナーな曲をコールされます
「Out in the Open」といわれ
「ジョン・リレイの曲ですね。」とすんなり受けます。

通常1000曲以上覚えていないと、しらない曲だよ。とメンバーが驚きます。
試されたわけですね。

演奏が始まり、ギアを上げていく事で、皆が通常ではないところまで持ち上げられて
さすがアメリカのミュージシャンみんなついてくる。

メンバーも仰天!

という感動シーンです。

選曲がちょっと、、、

ただ、この曲、僕しらなかったんですよねww
で、あちこちのミュージシャンに聞いてみたけど誰も知っている人がいなかった、、、

で、曲名で検索するとあったわけです。
John Rileyというドラマーがいまして、ビレッジバンガードジャズオーケストラのドラマーです。
ジャズの教本で有名で、僕の教本にも曲がはいっておりました。

ジョン・ライリーと発音します。

でも、ドイツ編のドラマーのラファからよく聴かされたという下があったので、リレイって発音するのかも!!興味深い!!
そして、ドラムがキメの合間を埋めまくる、ドラマーフューチャーの曲です。
なるほど、ラファが教えてくれた!も頷ける。すごい!

これは教本の音源で一般の方の演奏ですが

コードもモダンで、かっこいい曲です。
でも、これはこの場面でコールする曲じゃないかも、、、、

例えばガーシュウィンの隠れた名曲とかならいいんですけど。
アメリカ人が日本から来たサックスプレイヤーにこれをやろう!ってコールする曲ではないですね。
ドラマーなら知ってるかもですけど、ライブで演奏した事は今までないです。
おそらくアメリカ人でもプロで1万人中一人しっていればいいくらいのレベルの曲ではないかなと、思われます。

ただこれ、話の流れ上ささいな事で、重箱の隅をつつく話です。
まったく内容は面白いんです。しかも現存する曲でリアリティもあるし。

ただ、読んで他にも不思議に思った方はこれで解決ですね!