ウェイン・ショーター45 カルロス・サンタナ

サンクチュアリ(サンタナ&ショーターバンド)

ジョイライダーのアルバムを発表したのち、そのメンバーでツアーに出ようかと考えていたウェインにカルロス・サンタナからのツアーオファーが舞い込む!

サンタナとはウェザリポートのラストアルバム「This is this」でも共演があり、お互いミュージシャンとして認め合っていた。

今日紹介する曲はマイルスの「ビッチェズ・ブリュー」で発表しているショーターのサンクチュアリです。

この曲はアコースティックカルテットでも演奏していますよね!大好きです!

これをサンタナが「あんたの名曲をいじって、大幅に変えたんだけどいいかな?」なんて訊いて演奏されています。

この動画の最初はサンタナ節の演奏を披露してそのままこのサンクチュアリにつなげています!ショーターもサンタナもソロが毛色ちがってめちゃかっこいい!

 

ジャズドラマーフィリー・ジョー・ジョーンズの超絶技!

フィリージョージョーンズはやっぱりすごい!って思わされるフィリーの得意技を紹介します!
これは5連譜をを1.5拍にはめ込んでるのですが、
ジャズの1.5拍は5:4で長さがちがいます。
そこに同じフレーズを歌としてはめこむ!
いやーさすがです、、、
できあいのフレーズを再現スラ大変なのに、これを作ったってすごいですよね!
やっぱりフィリーってすごいなー!

音楽は理論か感情か?

大学の生徒によく質問されます。
理論はなぜ必要ですか?
特にドラムは音楽理論なんてしらなくてもなんとでもなるというか
知らなくてプロやってる人も多いかと思います。

僕もドラマーなんでイレギュラーですけど、経験則で考えてみました!

ビル・エヴァンス09 新しいスタンダード

前回もご紹介したこのアルバムですが、エヴァンスとマイルスの共演は期間が短いので、共演代表的なアルバムは「カインドオブブルー」以前はこれが一番有名です。

前回はグリーンドルフィンを紹介しましたが、今回は「星影のステラ」です。

どちらも映画音楽からの引用で、ジャズセッションではこの2曲はまず外せないといってもいいほどよく演奏されます。

でも、この当時ジャズメンにはこの2曲は全く知られておらず、マイルスバンドのこの演奏で有名になったようです!すごいですね!

マイルスの演奏からコルトレーンソロに切り替わる場面でドラムのジミーコブがスティックにもちかえるのが絶品ですね!

 

ウェイン・ショーター45 テリリン・キャリントン

「アトランティス」「ファントムナビゲーター」を発表してからウェインは自分のサウンドを表現できるドラム、ベーシストのオーディションをします。

そこで、現れたのが若き女性ドラマー テリリン・キャリントンです!
彼女はすでにスタンゲッツやクラーク・テリーなどと共演していましたが、オーディションは緊張しまくったみたいです。まあそうですよね、、、

パーカッションのマリリン・マズールを雇って
女性二人がはいったバンドで活動をはじめます!

「ジョイライダー」というアルバムはいわゆるフュージョンサウンドですけど、このアルバムの曲は今のショーターカルテットでも多く使われていますね!

この演奏大好きです!!

ジャズ演奏中に何考えてるの?電子オルガンオリジナル曲

名古屋音楽大学電子オルガン講師:稲垣智保先生の曲
thrilling を二人で演奏してみました!
電子オルガンとドラムって相性いいですよね!
毎年稲垣先生とやっている
Drum meets Electric Organ Concertの講師演奏です!

フルコンサートはこちら!(メルマガ読者限定)

Drum meets Electric Organ Concert2022 フル動画

 

【黒本攻略】There will never be Another You

ジャズセッション定番曲 演奏&解説シリーズ
There will never be another you
です。
ジャズは曲ごとによくあるキメやよくあるイントロエンディングがあります。
この曲はエンディングが定番のものがあります。
ドラムはこれでエンディングメロディをドラムで演奏できるようにしておくととても演奏しやすくなると思います。
そんな解説をしました!

Another

There will never be another you 資料

【ジャズの歴史】新伝承派ウィントン・マルサリス

1982年アコースティックジャズトランペット奏者としてデビューしたウィントンマルサリスはジャズアルバムで10万枚という驚異的なセールスを記録します。

1983年にはジャズとクラッシックの2部門同時のグラミー賞を受賞します!

いやーリアルタイムでがっつり聴きましたね!

マイルスやショーターがやっていたことを、数学的に整理しまくって、さらに延長した発想をもりこんだ内容で、学生としてめちゃくちゃ唸りながらコピーしました!

良く語られるのが、マイルスやショーターに比べて物足りない感じがする。

わかります!でも、ここまでの演奏力と整理能力で、多くのミュージシャンがマイルス達のやっていた事を理解したのも事実ではないかな?と思っています。僕は結構すきなんですよね!このブラックコーズなんて聴いてゾクゾクしました!

1970年代ジャズはフリーとフュージョンに魂を売ってしまったのだ!

私こそが、昔の古き良きジャズを継承していく者なのだ!という方向性で当時活躍していたミュージシャンと対立する構造が出来たのも事実かと思います。

今やジュリアード音楽院のトップですし、間違いなくアメリカジャズの1主流を率いるトップミュージシャンだと思います。