ベースパターンに合わせるだけがドラムじゃない!

ルパン3世に限らず

なぜこのリズムを選んでいるのか?というのを意識してない人が多い気がします。

 

まずはベースがどう動いているか?

そこと、リンクするのが大事です。

 

そんなのいつもやってるよ!

 

という方!素晴らしい

 

でも、ベースとリンクするだけがリズムの選び方ではないんですよね。

 

 

色々コピーしてきたんですが、

「ベースがシンコペーションしてるけどあわせない」

というアンサンブルもあるわけです。

 

僕も最初の頃は

ベースのパターンに全部あわせるのがドラム

っておもってました

 

実際僕が演奏しはじめた当時の歌謡曲&JPOPはベースとドラムが常に同じ動きの曲が多かったきがします。

海外の曲もそうだったかと。

 

でも、ジャズ系の曲をやり始めてから

全然ベースとあわせてないのに、かっこいい?これなんだ?って思うようになりました。

 

「いいじゃんこれ、、、なんでだろ?」と思いつつ

自分でよく使って演奏してましたが

いかんせん大学で教えてると

「なぜ、これはありなんですか?』って聞かれます。

 

 

大学にいったことで、一番よかったことは

こういう事を普段からまとめて言語化するという癖がついた事です。

 

言語化するという事はかなりちゃんと系統だっていなきゃいけないですからね。

 

 

そこで、考えたのが

「メトロノームを鳴らしならがシンコペーションするのはありだよな、、、」

って事です。

 

「じゃあ、基準のバスドラムが表のパターンは何に使ってもいいんじゃね?」

という仮説です。

 

それで色々調べてると、結構でてきます。そういうアンサンブル。

 

じゃあそれを、みんなどこで使ってるんだろう?と考えると

 

  • その後のシンコペーションを引き立てるため(組み立て)
  • 突進感を出すため
  • ダンスする空気をだすため

みたいな感じかなーーーー?

 

という傾向がわかりました。

 

 

じゃあ、逆にシンコペーションする時って

 

  • 一体感をだすため
  • 浮遊感をバンドでだす

って感じかなー、、、?

 

 

一体感と突進感一緒にだすには

ベース8分音符羅列

ドラム4分音符でリズム

なんかでできますね。

 

動画の中でいっていた、「どちらも取るのは無理」っていってますけど

それはベースがシンコペーションしてる場合ですね。

 

ドラムが4分音符表を強調するリズムは

僕はジョーカーのパターン

って説明します?

 

「どゆこと?」ですよね、、

トランプのジョーカーってどこで出してもいける事が多いじゃないですか

 

なので、このリズムはなんにでもハマる。

困ったらこれ叩いてたらまず問題ないんです。

 

だから体験レッスンではこのパターン1択で好きな曲を演奏してもらいます。

どんな曲でもしっくりいくし、バンドと一緒にドラム演奏体験ができるからです。

 

初めて8ビート叩いた時感動したなーーー

「なんじゃこの気持ちよさは!

これは俺の楽器だ!」

まで思いました。

 

 

ただ、

なんでも通じるからってそれだけだと飽きちゃいますよね。

 

そこで、色々なバスドラムの傾向を覚えて使い分けしてもらいます。

 

 

今回のこのルパンの演奏のドラマーは

ベースのシンコペーションを全てガン無視なんですよね。

 

ここまで徹底的に無視もめずらしい

けど全然違和感ないし、めちゃかっこええ

 

しかもフィルインの作り方なんて、初心者でもすぐに上手くなった気になれる

超よくできたフィルインだし。

 

この当時のドラマーのセンスは半端ないですわ。

いや、今のドラマーでも組み立て上手い人はいっぱいいますけどね!!

 

 

打ち込みが流行ってる昨今

こういう流れが全くないドラムの選び方があったりします。

 

でもそれはそれで、普通ならやらない

なるほどって思う面白いものも満載でいいんですけど

バンドで再現するとなると、これが全然サウンドしないんですよ。

 

なんか広がらないというか

まとまらない感じがします。

 

打ち込みで超正確なタイミングだから成立するわけで

少しづつ溜まったり、よれたりする生演奏だと

どこか合わせに行く軸が必要なきがするんですよ。

 

打ち込みの音楽って正確無比だからこそ成立している要素があって

リズムもそうですけど、コード進行なんかも

繋がらないはずなのに、、なんてのがいっぱいあります。

 

ただ、バンドで演奏すると

やっぱり上手くいかない。

 

この辺りとても興味深いですよね!

 

ベースとドラムの関係はこの

シンコペーションする、しないの2種類なのですが

 

16ビートだともう一種類存在していて、

それだと組み合わせは3×3になるのですが、

禁じ手があったりします。

 

そこはオンラインの講座で説明してるので

興味ある方は問い合わせくださいね!

kspresents.master2020@gmail.com