高速7拍子は1234567とカウントしますか?との質問がありました。
7は大きく4拍子で感じます。特にこういう曲はインツーの部分だけでカウントすることも多いです。
僕は4つでカウントしてました!
【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)10 楽しさと自由
ドイツ編30話 BLUE MOON
ドラマーラファエルは結局大のバンド加入はしなかった。
大に入らなかった理由として、「ジャズは楽しさと自由がある。それをずっと続けるためには一つのバンドにはいらない方がいい。」という内容のものです。
その後も沢山のバンドをこなしていく上で、あたり触りなく、「今日はよかったよ。」
「楽しかった、また来月も。」という言葉
ドラムソロ中にサックスとピアノが関係ないお話しをしている。
それを話すと、「俺たちはガチのプロじゃない。だからもっと楽しまないと。」というセリフに
色々悩む、、
芸術家にこのラインはとても大事なものだと思います。
真剣にやりこむと揉めるし、お互い譲らなきゃいけないし。
でも一度その深さで快感を得ると、抜け出れない。僕もそんなイメージです。
結局ラファはそこに踏み込む決断をした。
本当にジャズミュージシャンあるあるの悩みですね。
ここまで深掘りして、ドラマに仕立てる石塚先生すごいですね。
ラファはなぜ入る決断をした?と聞かれた時に
電車でみた「月が綺麗だったから」と答えています。
BLUE MOONという曲は
ひとりぼっちの時に見たブルーだった月が
恋する人と出会ってゴールドに見えるという歌詞がついています。
まさにタイトル選択も凄いですね!
演奏はトランペット・フレディハバードの演奏です。
最後のトランペットのフレーズのあとにブレイキーが讃えてロールをしているのが
めちゃくちゃ微笑ましいライブ演奏です。
ブルージャイアント ドイツ編4巻はこちら
ジャズではツインペダル使いませんか?
ジャズのイントロとエンディング
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ある程度よくあるパターンを知っているのは大事ですね。
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イントロ&エンディング講座 歌物
定番のキメ2種類叩き分け
ブラシで挟んでロール
ブラシの効果音として
バラードなどでよく使う奏法を紹介しました!
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ブラシで細かい装飾音符
バラード演奏でのブラシの時に
スピード感をあげるために使う装飾音符の入れ方の
ポイントを解説しました
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【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)09 加速する演奏
4巻28話 FASCINATING RHYTHM
タイトルはガーシュウィンの名曲ファッシネイティングリズムです。
まさにタイトルにふさわしい曲ですけど、内容的にSo What がでてきたので、
Miles Davis [Four And More]のSo What を選ばせてもらいました。
とうとう一緒に演奏する気になったラファエルは
ミディアムテンポのブルースでどう?とハンナに言われて演奏が始まります。
途中、大がもっとやろうぜ!と煽って15分も演奏していた、という描写になっています。
あるあるですね!管楽器の人とやるとながーく演奏になる事多いです。
次は曲は大が選べとラファエルが言ったところで、この曲 So What が選ばれます。
ベースがメロディラインで、演奏が始まると大がフルスロットルで始めて、テンポがはやくなっていく、、、
という描写があります。
まさにこのマイルスの演奏をイメージしたのでは?と思いました。
メロディが終わったところで、マイルスの熱量にバンドが一気に加速して興奮していく感じ
この曲で感じ取れるのかな?って思います。
どの音が一番大事かわかるかな?
ドラムのキメは音符に対して
色々なアプローチがあります。
満遍なくではなくて、大事な音をしっかり見つけられるのが大事です。
ジャズでもポップスでも使える理論ですが、
今回はポップスの1つのキメに対して色々なアプローチを
考えてみました!
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キメの展開資料
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黒田和良ポップスドラム講座
【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)08 生き残りセッション
4巻27話 INVITATION
バンドに入る気はないというラファエルをブルーノはオープンセッション(お客さんも参加できるセッション)
でバンドメンバーの演奏を聴いてくれと頼みます。
ベースのハンナが最初に一曲演奏に入ります。
途中ベースの強さにたじろいだピアニストに演奏の曲中にブルーノがピアニストと交代します。
これは日本とかではありえないですけど、チャーリーパーカー時代などでは、Cutting Sessionという腕自慢セッションがあったようで、演奏がイマイチだと、途中でステージを降ろされてしまう事があったようです。
演奏がひとしきり終わったところで、大(主人公のダイ)がラファエルに
「もし一緒に組んだらヨーロッパ1のバンドになろう!」といって
インビテーションをコールして(インビテーションを一緒に演奏しようと提案して)バンドに入っていく。
というシーンです。
とても現実的な描写です。実際セッションで出会ってバンドができるのはよくあるし、
ジャズならではの良さですよね!
石塚先生のストーリー作りと、リアリティが満載の描写でした!
インビテーションはジョンコルトレーンの曲ですが、バラード的にやっているんですよね。
ある程度テンポがあって、お互い駆け引きしてるのがわかりやすいロイハーグローブの演奏をあげてみました!