【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)11プロとアマチュアの違い

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4巻31話 MESSAGE OF HOPE

タイトルの曲はとても現代的なジャズですね!
ロバート・グラスパーバンドのベーシスト デリック・ホッジの曲です。

漫画ではドイツに来て初めてバンド結成が達成しました!
4巻は濃いですね!

この章と次の32話ではジャズミュージシャンいつまでもお金ない問題がでてきます。
バイトをしないで演奏だけで稼ぎたい大はブルーノから見かねて百ユーロ貸して貰います。

「プロとアマチュアの違いってなんですか?という質問たまに貰います。」

今回はこの問題を少し僕なりに考えてみました。

僕の考えているプロとアマチュアの違いは単純で、演奏でお金をもらうかもらわないかです。

短期間であればプロになるのは簡単です。
知り合いを沢山呼んでライブすれば、それなりに収入にはなります。

でも、長期間だと、知り合いだからでは1.2回でこなくなりますよね。

そこでプロ根性というのが必要になります。
常に新しいライブの提供をする
見た目に気を遣う
MCも楽しいものにする
風邪をひいても休まない(今時どうかわかりませんが)
遅刻をしない
常にスキルアップをしている

ことによって長期にわたってそれだけで生活できるものなんだと思います。

セミプロは副業を持っている人です。

僕は演奏だけでは食べていないので、演奏家としてはセミプロですね。
でも音楽だけを生業にはしているので音楽家としてはプロなのかも?

教えたり、嫌な演奏をするくらいならと、トミーフラナガンはタクシーの運転手をしていました。

それもある意味すごいプロフェッショナルな考えかもですね。

演奏の仕事にしがみつくと、不本意な演奏の仕事もしなければいけない事も多くなります。

アマチュアは演奏では金銭をとらない所だけで演奏する人です。

でもしっかりやりたい事できている人もいますからね、、

この問題は一部の恵まれたミュージシャンを除けば、一生つきまとう問題かもしれません

 

 

 

 

【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)11プロとアマチュアの違い」への13件のフィードバック

  1. こんばんは。いつも楽しく拝見しています。
    私の中で「プロ」とは、リクエストするとどんな曲でも演奏できちゃう人です。譜面もないのに、どうして演奏できちゃうの⁇って、アマチュアから見るととても不思議です♪

  2. 音楽のプロとアマの違いは、昔の高校野球とプロ野球の違いのように感じます。
    アマは時々、限られた瞬間に最高のパフォーマンスを演じますが、
    プロは長い時間軸の中である程度のクォリティを保って演奏できる。
    これが場合によっては高校野球のが面白い所以かと。
    でも高校野球児にプロの真似はできないと思います。
    最近は違ってきてるのかもしれませんが。

  3. こんばんは!Mocoです
    この問題、私自身もずーっと付き纏ってます。
    石川先生にも投げかけましたが、演奏に責任が持てるか持てないかだとおっしゃってました。
    お金を貰う貰わないは、アマチュアでもチケットを売るのでビミョーだと思ってます。
    音楽の稼ぎで生計を成り立たせるかどうかは大きいかもしれませんね。

    私の信念として、人前で演奏する時には無責任な音は出さないことがあります。音は凶器にもなるので、とても気をつけています。
    今は生徒さんもそこそこいて、音楽での稼ぎもあるせいか、収入云々とはあまり思っておらず、私も音に対する責任感だと思っております。
    なのでJazzではまだまだ音に責任が持てないので、アマチュアですね(^^;

    • プロだからうまい人ばかり、というわけでもないですからね、、、
      ありがとうございます

  4. 聞きに行く側の人間としてはお金を払って聞きに行きたいと思わせる人・ユニットがプロかなぁ。プロじゃなくても素晴らしい演奏をするアマチュアももちろんいますけど、ある程度定期的に安定して演奏できる、お金を出してきてくれる人に対して責任をもって演奏できる心構えのある人ですかね。技巧的にというだけではないと思います。また聞きに行きたいと思わせるものを持っているか否かかな。まぁ、その人の演奏やMCに対する好き嫌いもあるでしょうけどね。

  5. 私も1円でもお金をもらえばプロだと思っています。仰るように知り合いに声をかけて500-1,000円のチャージで演奏することはありますが、ギャラは基本0円なので完全なアマチュアです。それでも次回また聴きに(観に)来てくれるかどうかが勝負だと思っているので、MCや服装には気を使っています。
    十分に楽しいのでこのままでいたいと思っています。気の合うメンバーに恵まれるかどうかも大きいのでは?という世界ですね。

  6. 安く頼まれて長い事やってましたが、都合よく使われている気がして嫌でした。20年やって断りました。その後仕事は減りました。それでもプロとしてお金を稼いでいく。副業がある方が精神的にも安定するのかもしれないご、時間を取られる。非常に悩ましい。精進します。

  7. プロとアマの違いは難しいです
    突き詰めて考えるとプロは人生を賭けてその道を突き進んで自分以外の人達に幸せな気分や豊かさを与えて行こうとの思いを強く持ち続けて精進している人なのではないでしょうか

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