アントニオ・カルロス・ジョビン04 共作者

ニュートン・メンドーサ

リチャードロジャースが作曲するにあたって
ロレンツハートという作詞家と組んでいたように

作詞作曲のパートナーっていますよね

トムが最初に組んだのが
ニュートン・メンドンサです

有名なところというか黒本にのっているだけで

黒本1

ワンノートサンバ

黒本2

デサフィナード
メディテイション

他にも「喧嘩」「ある夜」「口論」「十字架」「インテルテーザ」

などがあるようです

ヴィニシウス・ジ・モライス

なんといってもトムが有名になる
一番の出会いは

モライスとの出会いでしょう!

トムは勿論以前からモライスを知っていたし
見かけもしていたけれど、
すでにモライスはすごい人で
遠くから眺めているような存在でした

音楽評論家のルーシオ・ハンジェルが
トムを彼に引き合わせてくれた

トムのよく通っていた「ヴィラリーノ」という店で

「ヴィニシウスがオルフェウ・ダ・コンセイサォンの作曲者をさがしている」

それに対してトムは

「それは、お金になる仕事?」

と答えて

「相手はヴィニシウス・ヂ・モライスなんだぞ!」と
たしなめられたのは、とても有名です

本人もジョークとしていつもこのエピソードを語っています

映画化された「黒いオルフェ」です

映画で使われた曲はまた別でつくっているのですが
内容はまさにギリシャ神話をブラジルを舞台につくった
そのものです

「オルフェイウ・ダ・コンセイサォン」1956年の大ヒットにより
トムは一躍ブラジルでトップ作曲家になっていきます

本人はビンセンチ・セレスチーノが「もし皆があなたと同じだったなら」を録音したのを聴いて
名声を手に入れたんだ!と実感したそうです

この曲 「Someone to light up my life」という名前でよく演奏されますね!
これがヴィニシウスと最初に作った曲なようです!感動的!!!!

モライスとの共作は黒本では

黒本1

Girl from Ipanema
How Insensitive

黒本2

Agua De Beber
Chega De Saudade
O Grange Amor

です!

[Antonio Carlos Jobim] から

アントニオ・カルロス・ジョビン03 結婚

恋する日々

妹のエレーナとは
「あいつとはもうキスしたの?」なんて相談する仲

亡くなるまでずっと良き相談者であった

トムは初めての恋人テレーザと付き合い始めて熱愛

若くハンサムなトムに言いよる女性は多かったが
テレーザに対しての貞淑は有名だった

すごいな、、、僕は無理かもww

結婚

彼女と結婚したいがために
建築の学校をやめようかと2番目の父に相談
父は「結婚したいなら援助してあげる好きにしなさい」と

トムは学校を中退して1949年結婚
トム22歳 テレーザ19歳

家族を養うために夜にピアノを弾いて成形をたてるようになる
この頃はルンバ・ボレロ・シャンソンなどを弾いていたようです

1950年息子パウロが生まれる

デビュー

夜にピアノを弾いての生活はかなり苦しかったようです
義理の父に何度も援助を頼み
本人も精神的にかなりまいっていたようです

音楽家あるあるですね、、、

子供が産まれて4年ほどしたころに
昼の仕事、楽譜を書き取る仕事をはじめ

この頃からアレンジなどを頼まれ始め
人に自分の曲を聴いてもらうようになる

1953年には初期の作品が発売され

初のヒットは
奥さんテレーザと恋人同士だった時にかいた

浜辺のテレーザ

ルーシオ・アルヴェスとディック・ファルネイのデュエットは
いろんなラジオ局でかかりっぱなしだったそうです

もうすでにボサノバのスタイルで録音してるんですねー、、、

[Antonio Carlos Jobim] から

 

 

アントニオ・カルロス・ジョビン02 音楽との出会い

母親が学校を開設

1940年母ニルザはブレジレイロ・ジ・アルメイダ学園を創設
ガレージの二階を建て増し中庭では子供たちに体操をさせた

読んでいて好きなエピソードがひとつ

あちこちの学校を退学処分をうけた問題児を引き取ったとき

面接で「僕は地理だけが好きなんだ!」と言われ

「いいわ、じゃあ、地理だけを勉強してね。でもたくさん勉強しないとだめよ」

結果、彼は地図を書くために算数を学ばなければいけなかった
彼は、著名な経済学者になっている。

こういった近代的な考えの母にトムはそだてられたのですね

ガレージにはピアノが

そのガレージにはピアノがあり、水着のまま何時間もピアノを弾いていた

トムは自然が好きで、狩や釣りを若い頃から楽しんでいて
自然破壊を生涯を通して嫌っているそんな人だった

母ニルザがトムにピアノの教師をみつけてきた

その教師は12音階ではなく、35音階をつかって仕事をしている
といっていた。
こういうところから、非常に完璧なハーモニーを模索するようになったんでしょうね

クラシックのピアノソリストを目指す

2人目のピアノ教師には
「なぜ、ピアノソリストにならなければならないの?あなたの自作をたくさん聞かせてもらって思うのだけれど、あなたの才能は作曲家にむいているわよ。きっとすごい作曲家になれるわ」

といわれている

この頃影響うけていたのは
ドビュッシー・ショパン・バッハ・ラヴェル・ストラビンスキー・ラフマニノフ・ヴィラロボス

ブラジルではジャズもたくさんはいってきていたので
多くの若者は

グレン・ミラー コール・ポーター ジョージ・ガーシュウィン 

「チェットベイカーシングス」なんかはトムもよく聴いたいたようです

[Antonio Carlos Jobim] から

アントニオ・カルロス・ジョビン01父ジョルジ

ジョビンの伝記ってあまりウィキペディアにも載っていなくて
[this is Bossa Nova]で少しエピソード知ってたくらいだったので

最近この本を読み始めました!

少しづつ忘備録で書いていこうかなーと
全部読んだら少し動画でもまとめてみようかな、、、

この本は妹のエレーナ・ジョビンの書いた本ですが
とにかく名前がだーって出てきて
慣れない名前が頭に入ってこないです、、、

しかも息子のパウロはパウリーリョって表記になったりして
結構混乱します

少し関係図などもまとめながらやっていきますね

父 ジョルジ・ジョビン

最初のお父さんはとてもイケメンでジョルジ
お母さんがニルザです

二人の間にアントニオ と エレーナが生まれますが
お父さんが嫉妬深く、子供を捨てて出て行ってしまいます

再び帰ってくるも、早くになくなってしまいます。

二人目のお父さんがセルソ
イケメンとは言い難いのですが、
トム(アントニオの通称、妹のエレーナがそう呼んでいたから、、)
の人生をずっと支えてくれていたようです

義理の父でそういうのっていいですねーーーーー!!

[Antonio Carlos Jobim] から