キメキメ変則曲ドラム演奏

デュークエリントンバンドの
トロンボニストだったスタフォードハンターの
ジャズライブです
at jazz inn LOVELY

いつもながら
演奏中に僕が考えていた事を書き出しています
今日の曲はかなり難解なので
譜面をだしました!

この曲好きで黒田走ってますww

ドラムソロもフォームでやっています!
こういう変則曲はドラムも組み立て甲斐があって楽しいです。

2024年4月16日(火)
ジャズインラブリーでスタフォードバンド演奏します!

https://www.jazzinnlovely.com

ドラマー ポール・モチアン

ドラマー Paul Motian
アルメニアの血統で、ビル・エヴァンスの音楽人生に多大の影響を与えた。
1931年にロードアイランドのプロヴィデンスに生まれ、軍役を退いた後ニューヨークに移住。

マンハッタン音楽院で1学期半学んだが、毎夜クラブでの仕事がはいるようになり学業を続けられなくなる。

レニー・トリスターノ オスカー・ペティフォード スタン・ゲッツ アル・コーン ズート・シムズなどの演奏を得て
ビルエヴァンス 黄金トリオに!

1970年台から、作曲家 リーダーとなり、ECM(レコード会社)でのレコーディング
後にソウル・ノート JMT ウィンター・ウィンターなどでもレコーディング

最初に触れた楽器がギターだったこともあり、ギターとのユニットが多い(あまりピアノが入らないイメージです)
ビルフリーゼル(G)ジョー・ロバーノ(TS)とのユニットなどもあり、エレクトリッック・ビバップバンドでは、ギター2台を起用したりしていました。

2011年11月22日 骨髄異形成症候群のためニューヨークマウントサイナイ病院にて死去

同日に発売されたリーダーアルバム The Windmills of Your Mindが遺作となる。

その数年前にニューヨークのヴィレッジバンガードでの演奏をみましたが、
全編このようなルバート曲でした。この時はピアニストが菊池雅章さん(プーさん)でした。

ドラマーリズム楽器というよりも、アートを表現するための楽器だったんでしょうね!

演奏は冷静にするのがいいのか没頭して120%をだすのか?

演奏ってもちろん没頭して興奮している自分もいるし、あえて興奮しすぎて制御できない時間をつくったりもします。
けど、やっぱり、冷静な自分がいて、コントロールしないと伝わらないって思います。
後期のジョンコルトレーンもめちゃくちゃなようだけど、とても頭のいい人だし、狙って出していると思います。

やってはいけないドラムソロ5選

やってはいけない練習方法評判よかったので
シリーズにしました!
今回はやってはいけないドラムソロ
4バースを例にやってみました。
01.音を埋めまくる
2.リズム無視
3.音量バランス無視
4.トリッキー過ぎるソロ
5.空白すぎるソロ
まとめ

他にもこんなのあるよ!という方はドシドシコメントください!

【質問】ドラマーは太鼓の達人もうまいのですか?

いやーこれが全く違うスキルなんですよね、、、
芸能人でやっている人すごい!あれは個別で訓練してるとおもいます。
元生徒で西山ひゆうくんが凄く有名なんですが
全く別次元です、、
多分これひゆうくんです。
初見でこれは、、、すごすぎる
https://youtu.be/R0VH6yLfWmM?si=UeEy3bN75bdTA7FB

【漫画ブルージャイアント考察】スプリーム(ドイツ編)01 一人で演奏する時のチャージ編

ブルージャイアントの映画は日本編をやっていました。
この後、師匠の由井さん(映画では出てこなかった)に進められ、本場アメリカではなくドイツに行くことを進められます。
それがこのスプリーム(ドイツ編)第二部になります。

1部では日本のジャズクラブの頂点So Blue(Blue Note 的な存在)出演したのに、ドイツでは無名でお店にだしてももらえない。

たまたまコーヒーショップで出会ったクリスという白人にお金ないならウチにくれば?といわれ、居候させてもらうことに。
彼の交渉で、小さな店でサックス一本でのライブを取り付けます。

3ユーロくらいでやっているけど自由に決めていいよ!といわれます。
この本の刊行時が2017年なので、1ユーロ135円くらいの時期
主人公の大は、俺はプロだからサックス一人で10ユーロでやるといいます。

日本ではジャズクラブって三千円とか普通にとりますけど、僕がロスで
ベニーグリーンP レイブラウンB グレッグハッチンソンDs のトリオを見た時で1300円でした。
安くてびっくりした覚えがあります。

クリスが学生を集めてライブをするので、学生だと10ユーロはちょっと、、、という描写がありますね。
サックス1本だけですしね。

作者の石塚先生はドイツに取材にいっているし、こういう細かい描写のリアリティがあってすごいって思います。

ドイツに演奏はいったことないですが、「拍手や声援などがあまりなく、静かに聴く」って描写があります。
是非行って感じて来たいですね!

この漫画はシリーズを通して、ひたむきに世界一のジャズプレイヤーになる!と努力する青年に
人々が音で心を揺すられ、応援していく、というストーリーです。
ど直球でいいですよね!

ブルージャイアントスプリーム(Amazon)はこちらをクリック

【漫画ブルージャイアント考察】エクスプローラー編(アメリカ編)01 ネタバレ注意

ドイツから帰って

まずは免許証を取得。日本編のドラマー玉田くんと再会しています。

アメリカにはあえてニューヨークに行かずにシアトルに行きます。
あえて西側から入って車で横断してNYに向かうという設定ですね!

シアトルは僕も何度も演奏していますが、非常に素晴らしいミュージシャンが住んでいます。
ジャズはとても盛んな都市です!神戸と姉妹都市で、とても雰囲気にている綺麗な街です。

車を購入するのに、車屋に訪れ、そこで働く事になります。
日本編の時にも学生の時にガソリンスタンドでバイトしていましたね!
僕も大学時代ガソリンスタンドでバイトしていました!

同僚のエディと仲良くなります。

大という名前はDie(死ぬ)になるので、みんなから突っ込まれてますね!
竹下とか Take Shit(糞食らえ)になるのでよく突っ込まれますね。

シアトルのライブハウスでシットイン

Sit in というのは、バンドにいきなりリハーサルなしで数曲入らせてもらう事をいいます。

あとで判明しますがエディのお父さんがホストピアノをやっているお店です。

とてもかっこいいシーンがありまして、
曲は?と聞かれて、「Anytune is fine」(なんでも吹きます)と答えて

ちょっとマイナーな曲をコールされます
「Out in the Open」といわれ
「ジョン・リレイの曲ですね。」とすんなり受けます。

通常1000曲以上覚えていないと、しらない曲だよ。とメンバーが驚きます。
試されたわけですね。

演奏が始まり、ギアを上げていく事で、皆が通常ではないところまで持ち上げられて
さすがアメリカのミュージシャンみんなついてくる。

メンバーも仰天!

という感動シーンです。

選曲がちょっと、、、

ただ、この曲、僕しらなかったんですよねww
で、あちこちのミュージシャンに聞いてみたけど誰も知っている人がいなかった、、、

で、曲名で検索するとあったわけです。
John Rileyというドラマーがいまして、ビレッジバンガードジャズオーケストラのドラマーです。
ジャズの教本で有名で、僕の教本にも曲がはいっておりました。

ジョン・ライリーと発音します。

でも、ドイツ編のドラマーのラファからよく聴かされたという下があったので、リレイって発音するのかも!!興味深い!!
そして、ドラムがキメの合間を埋めまくる、ドラマーフューチャーの曲です。
なるほど、ラファが教えてくれた!も頷ける。すごい!

これは教本の音源で一般の方の演奏ですが

コードもモダンで、かっこいい曲です。
でも、これはこの場面でコールする曲じゃないかも、、、、

例えばガーシュウィンの隠れた名曲とかならいいんですけど。
アメリカ人が日本から来たサックスプレイヤーにこれをやろう!ってコールする曲ではないですね。
ドラマーなら知ってるかもですけど、ライブで演奏した事は今までないです。
おそらくアメリカ人でもプロで1万人中一人しっていればいいくらいのレベルの曲ではないかなと、思われます。

ただこれ、話の流れ上ささいな事で、重箱の隅をつつく話です。
まったく内容は面白いんです。しかも現存する曲でリアリティもあるし。

ただ、読んで他にも不思議に思った方はこれで解決ですね!