福岡ジャズセミナーでバラード特集をしました。
ジャズバラードはバスドラムの使い方がかなりポイントになります。
ジャズの歴史の中で
スウィング時代はダンスバラードというスタイルでした。
そこから観賞用のバラードもできていくのですが
バスドラムの使い方の解説をしました。
Ted Reedさんの有名な教本
Syncopation Book
3/4 拍子は販売されていません。
なので、僕がつくりました
4拍子版を3で割っただけなのですが
これがなかなか手強い!
でもこれができると
Jack DeJohnetteのような演奏ができるようになります!
是非頑張ってやってみてください!
3/4シンコペーションブック
ジャズのラテンのリズムってどうすればいいんだろう?
と思っている方から、多くの質問をいただきます。
ラテンはシンコペーションしている所としていない所が交互にくるリズムです。
それに対して、どうやってベースと絡んでいくのか?
という僕の経験上の分類をまとめてみました!
ラテン資料
ジャズのバラードなどでハイハットを左足だけで鳴らす
スプラッシュ奏法を多用します!
なんとなく鳴らしていると
結構うるさい感じになってしまいます!
大事なのはターゲットに向かって使っているか?
よくあるパターンを覚えているか?
あたりかと思います
そのあたり細かく解説しました!
スプラッシュ奏法資料
ジャズドラムの耳コピはロックとちょっと違ってコツがいります。
メロディとセットで覚えないと全く意味がないのです。
あと、よくでてくるボキャブラリーを覚えてないと
時間がかかりすぎたますし、
音が埋もれて聞き取れない部分は予測しながら取らないといけないです。
僕なりにたくさんやってきたコピーのやり方から
効果的な方法を紹介します。
ジャズではタイムモジュレーションといって、演奏中にまるで違うテンポのリズムが鳴っているような効果の演奏をします。
これは、3小節先など、ターゲットを遠くに設定して、少し違う角度で演奏していく手法です。
芸術の手法としては、ダリの騙し絵のようなイメージに近いと思います。
ベースやピアノはドラムがこれを始めた時にキープできないとこまります。
もちろん逆で、ピアノやベースがやりはじめて、ドラムがリズムがよけれると困ります。
なので、できなくてもいいので理解して拍をキープする練習はしておきましょう!
0.75拍モジュレーション
レギュラーグリップは習得7年といわれます。
どうしてもジャズから始める人はあこがれますが、
基本おすすめできません。
これが原因で10年やっても全然うまくならない人を何人もみています。
現代の若手ドラマーはほとんどみんなマッチドです。
マッチド2年頑張ってからをおすすめします!
↓マッチドですよね!
ドラムで4とか8のイントロお願いします。
と言われて、みんながわからずに入れない、なんて事多いです。
気を付けるポイントと、有名なドラムイントロ3つで解説しました!
ジャズの演奏中一番使うといっても過言ではない、1.5拍のずれるフレーズです。
徐々に1.5が表拍に聞こえる様に展開して演奏、説明してみました。
他の楽器の方もこれで4分音符キープできるかな?
4拍子の上に2拍3連で3拍子をのせて
それを2拍でわったりすると、
止まっている感じと別のリズムが進行している感じが同時にでます。
ドルフィンダンスなどのモードで進行感がないところに、これをいれるととても効果的です!
ちょっとトリッキーなので、4分音符がキープできるかな?
2拍3連タイムモジュレーション