フィリーの7ストロークロール

フィリーが呼び込みに使う7ストローク

オールアメリカンの4番にもでてくる奏法です

5ストロークとラフをしっかり使い分けると、
ジャズに使えるフレーズになります!

【おすすめオペラ】愛の妙薬

【おすすめオペラ】愛の妙薬

愛妙(あいみょう)っていわれると
なんだか中国の言葉っぽくきこえますが
ドニゼッティのオペラ「愛の妙薬」の省略名称です
 

このシーンの解説です

主人公のネモリーノは
アディーナさんに恋しますが
心を打ち明けれず、、、
ある日やってきた偽薬屋から
惚れ薬を買います
といってもただのワインなんですが、、、

勘違いでそのワインの効果を感じて
もう一本買うのにお金がない

恋仇の軍曹から
軍隊に誘われて
その偽の薬を購入するために
軍隊にはいる事を決意するシーンです

後7:02でネモリーノ役のパパロッティの
高い伸びやかな声すごいです!
さすがに軍曹役もエールを送って
舞台を降りてますよね

ジャズにもこういうのあります

リーモーガンの最後のカデンツァに
終わってからのドラムが
エールに聴こえるのは僕だけかな??

 

【おすすめジャズCD】ブラックホーク Miles Davis

【おすすめジャズCD】ブラックホーク Miles Davis

先週ご紹介したオリンピアのコンサートの翌年に
ロスアンゼルスのブラックホークというジャズクラブでのライブ演奏があり
これのコンプリート版というのがでています
 
この時はオリンピアの時のメンバーと殆ど同じですが
サックスがコルトレーンの代わりにハンクモブレーになっています
 
ジャズ初めたころにアドリブのコンピングなら
これを参考にするといいよ!
といわれよく聴きました!
 
ウィントンケリーとジミーコブの
コンピングのコンビネーションが非常にわかりやすくかっこいいです!
 
ピアノのベニーグリーンがこのライブに行っていたらしく、
あの演奏に鳥肌がたったよ!って一生懸命語ってくれたのを思い出します
 
同じ曲でサウンド感を聴き比べると
違いがわかって面白いかと

All of you ブラックホーク

ジミーコブのツンツン感がかっこいい!

コンプリートアルバムおすすめです!

All of you ラウンドミッドナイト

フィリーの演奏はゆったり

All of you オリンピア

コルトレーンがすごいですね!

all of you マイファニーバレンタイン

黒田トリオ

 

【演奏実況中継】the outside looking in/ Staford Hunter

The outside looking in ピアノトリオ演奏

ジャズインラブリーでの演奏

今年はスタフォードが来日できなかったので
トリオでの演奏で
最後に彼の曲を演奏しました

とてもトリッキーな曲なので
またいだり、つなげたりの
アプローチがいっぱいできて

難しいけど楽しい曲です

jazz inn LOVELY での演奏です

Ds 黒田和良

P渡辺翔太 https://www.shotawatanabe.info/

B徳田智史 https://www.facebook.com/tokuda.bassist/

【ジャズドラム講座】バラードのフィルイン

ジャズバラードフィルイン集

ジャズバラードは
バイテンとのスイッチできないと
殆どフィルインのバリエーションが
ありません
 
なので、バイテンとのスイッチを
しっかり練習しましょう!

バイテンのスイッチ

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ジャズバラードフィルイン集 譜面

 

オペラの表現力

音楽の究極の表現力【おすすめオペラ】椿姫 

ジャズの表現力を色々模索していて
すごーく煮詰まって
あージャズもー聴きたくねー!
って思った時に出会ったのが
このステファニアバンファッデリがビオレッタを演じる
椿姫でした
 
リズムは
前がながく後ろがゆったりしていると
ゆったりした良いリズムだと思っていました
 
オペラでは焦っている表現をするのには
あえて前を長くしない事で表現しているんだ!
と気づき
めちゃくちゃ感動しました!

アルフレードを待ってそわそわしているヴィオレッタ

 
このシーンを後ろをゆったりとったらこの空気はでませんね
 
この他にも至る所に
作曲家としての音楽のアイデアや
歌唱的なアイデアがちりばめられた
すごい!演奏です
 
字幕ないと
面白くないので
是非DVD買ってみてくださいませ!
 
僕はこのDVD100回くらい観ました!
お父さんとビオレッタのシーンが大好きです
とても悲しい、、

椿姫

有名なラフを使ったリック

ビバップのリック

ディジーガレスピの名曲Be Bopという曲のイントロは
めちゃくちゃ有名で
この間紹介したラフをたくさん使って演奏します
 
この4小節のフレーズは
ドラムに限らずいろんな人が
ソロの引用に使ったりします
 
ドラムソロで使ったりすると
相手に伝わりやすいので
お!なるほどね!って思われやすいので
是非覚えてしまいましょう!
 

Sonny Clark Be-Bop

 

 

エリック・サティ

エリック・サティ

フランスの作曲家で音楽界の変わり者と称される
エリック・サティ
彼の曲を聴いてジャズを感じる人は多いのではないでしょうか?

それまでのクラシックの調性を無視した作曲法で
ドビュッシーやラヴェルにも影響を与えた作曲家です

決して高度な技巧をこらす演奏ではなくて
間が大事な曲
これはすごくジャズ的ですよね

音楽って
うまい!が人の心を打つこともあるけれど
やっぱりこの空気感、世界観が大事ですよね

印象派の絵画が映像で浮かぶような曲ばかり

ジムノペディ

ジュ・トゥ・ヴ

この曲はまさにジャズ的なサウンドですよね!

Gnossiennes

この曲がすごーく好きです1

 

 

マイルスのオリンピアの演奏でのコルトレーン

コルトレーンのバンドにいるのが辛かった

コルトレーンはマイルスのバンドに入った事で
非常に有名になりますし、本人も「成長に欠かせなかった」
と言っています

が、後期はもっと自分のサウンドを演奏したくて
いつもマイルスと「バンドを抜ける」という事で揉めていたようです

オリンピアでの演奏では
マイルスのバンドですでにハーモニーを上に
乗っけて吹きまくる!という奏法を使い始めています

ジミーコブはこの時の演奏を
「彼はマイルスの音楽を卒業していたんだよ。どんなバンドより進んでいて
もう自分のグループで演奏するしかなかったんだ。」
と言っています

観客もながーいコルトレーンのソロに口笛をふいたり
ブーイング(あまりブーイングには聞こえないけど)していたそうです。

この時の観客は「カインドオブブルー」のような落ち着いたサウンドを期待していたようです
フランスに呼んだプロモーターが最後のテーマが終わったあと

「君の演奏は新しすぎる、観客が期待しているものと違うんだ、先に行きすぎている」
と言った所
コルトレーンは
「まだそれほど先にいってないよ」と答えたそうです

この後、フランスに行った時は、「マイフェイバリットシングス」を聴いていた観客に
大歓迎されたようです。

僕はこの時のコルトレーンの演奏は胸にきますけどね!今だからですよねww

Miles Davis with John Coltrane- March 21, 1960 Olympia Theatre, Paris