この動画の頭だししましたが
このAメロの部分に10/8の表記があります、、、
でもこれってこの通り演奏すると
こうなっちゃいますよねー
だからここだけゆったり指揮するのですが
上の演奏を聴く限りではそのまま
12/8の付点8分音符だと整合性があるといつも思うのですが、、、
これだとこのままですよねー
でも、先日お話しした、ミュージカルは不整合で
引き締めるというのが、これにあたるのか、、、
これだと間延びしちゃうのか、、、??
うーん悩むところですよね!
知ってる方いたら是非おしえてくださーい!
いつもとても興味深く、リズムに関しての奥深さを感じ拝見させていただいております。
まず最初に、Catsのメロディの譜割がこのようになっていたとは知りませんでしたし、漠然とこのメロディーを聴いていました。
Catsのメロディーについて私なりの10/8についての考察です。
全体としてのメロディーの音価の整合性という面で見れば、10/8が正しいと思います。
おそらく歌詞の都合上このような譜割になったのではないかと推察します。
仮に黒田さんの言われる12/8にして間延びするように付点八分で書くとするならば、12/8に合わせるためのつじつま合わせとしてのリズムを書いたと言うことになってしまいます。
これでは本来の歌詞に対する表現としては妥協したと言わざるを得ません。
あくまでも歌詞の表現としてはこのように10/8の、のめり込むような形が本来の形と言えるのではないかと思います。
そのベーシックな譜割の上で、表現としてテヌートな、もたれかかる表現をしたと言った方が、整合性がとれると思います。
また、歌詞に関係なく音楽的な面から見た時に、このcatsのメロディーは大まかに八分音符単位で書かれているので、そこに16分音符単位(付点八分)
の譜割がその箇所だけ来るというのは譜面として整合性がとれません。
譜面はシンプルに還元された形が綺麗な形だと思います。
仮に、正確な間合いの取り方まで記譜するとするならば、
例えば全体が4/4の曲でフレーズとフレーズの間に少し間を取りたいと思ったとします。
その間は仮に付点16分音符分だとすると、譜面には1.5/16拍子(3/32拍子)
を入れて正確に記譜すると言うことになりますが、そんな事は普通はせずに、
ブレス記号で表現すると解りやすいです。
このような間合いまでも記譜化すような譜面は、現代音楽にはあったとしても、クラシック音楽にはありませんし、PopsやJazzにはおそらく無いないと思います。
とにかく見にくくなりますし、実用的な譜面にはならなくなってしまいます。
譜面で記すという事において、整合性の観点から考えると、
より正確さを求めるならば、間合いも含めて正確に記すべきですが、
アウトラインとしての譜面を書くならば、よりシンプルな還元されたものにすることが必要だと思います。
ふむふむ、最近そういう感じわかってきました
初めてこの曲を演奏したときは 12/8でかけばいいのに!
っておもったんですけどねー
ありがとうございます