ウェイン・ショーター36 V.S.O.P

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ウェザーリポートにはドラマー ピーターアースキンが入ることにより演奏が安定する。
しかし、この頃のライブはジョー・ザヴィヌル(key)とジャコ・パストリアス(b)のバトルが毎日のように繰り広げられる。お互いが毎回新しい機材を導入しては演奏であばれまくる。

ウェインはその中、演奏は控えめになるしかなかった、、、
しかも娘イスカの問題もあり、仏教へのめり込んでいくという状態だった。

そんななか、1976年のニューポートジャズフェスティバルで第二期マイルスバンドとほぼ同じメンバーでのセットが組まれた。
ハービー・ハンコック(p)ウェイン・ショーター(ts)フレディ・ハバード(tp)ロン・カーター(b)トニー・ウィリアムス(ds)というメンバーである。

ハービーやチック・コリアなどのバンドで、電子楽器の導入がすすむなか、後期ハードバップ時代のサウンドが帰ってきたわけである。もちろん多くの客に受け入れられることになります。

このセットをウェインやハービーのたしなんでいたコニャック(ブランデー)の高級品種の名前になじらえて、ベリー・スペシャル・ワンタイム・パフォーマンスで、V.S.O.Pと名づけ活動していくことになります。

フレディーはトニーウェイリアムスの音の大きさに半ば喧嘩別れのような形で抜けてしまう。

その後ハービーが若手のウィントン・マルサリス(tp)を迎えたり、サックスはジョーヘンダーソンになったり、ブランフォード・マルサリスになったり、メンバーチェンジを繰り返します。

上にはった動画は、やはり動画がいいなー探しましたが、ウェインが入ってるものだとこれだけしか見つけられず、、トランペットはウォレス・ルーニー(tp)がはいっています。

いやーこのセットみたんですけど、、しびれまくりました。
ウォレス・ルーニー大好きだったんですけど、コロナで亡くなってしまいましたね。

惜しい人を奪っていきました、、

ウェイン・ショーター36 V.S.O.P」への1件のフィードバック

  1. 昔、ビデオデッキ持ってなくて音声だけをカセットテープに録音してよく聴いてました。
    この映像は、Live Under The Sky92のようですが、91年の映像もYou Tubeにあるのでよかったら観て下さい。91年にもウェイン·ショ-タ-、出演しています。

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