ウェイン・ショーター10 バド・パウエル

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ウェインの初リーダーレコーディングから4日後
ブレイキーバンドはヨーロッパツアーにでることに

ブレイキーバンドは前年オリンピアシアターでの成功に加え
クラブ・サン・ジェルマンでの演奏も大盛況だった

若いパリ市民はバップが生活のBGMになるくらいの
ジャズ・ビバップへの熱狂ぶり

シャンゼリゼ劇場でのコンサートが最終日だったが
プロモーターの手配で、当時フランスに移住していた
数多くのミュージシャンが招かれていた
その中にはバド・パウエル(p)もいた。バドは呼び出されて数曲演奏している!

映画「ラウンド・ミッドナイト」では
パリに移り住んだミュージシャンがお酒で人生をだめにしていく模様を
デクスター・ゴードン(ts)が演じている
このミュージシャン人生のモデルはバド・パウエルとレスター・ヤング(ts)

演奏の後ウェインだけはホテルに戻りゆっくりと曲作りをしていた。
夜中の3時にノックの音が、バドが部屋にはいってきたのだ。
「何かちょっと吹いてくれないかな」と言われウェインは
バドの異教徒たちの踊りを吹いた

バドはウェインに礼をいって立ち上がった
ウェインが「大丈夫ですか?」ときいたら「ああ、大丈夫だ」と答えたという

このエピソードを映画「ラウンドミッドナイト」収録時に話したところ
このシーンを撮影までしたのだが、ワインに溺れていくミュージシャンの流れから
浮いてしまったためにカットされたのだという、、

後に娘のセリアがウェインと話した時に
ニューヨークの音楽が「大丈夫」かを確かめたかったんだわ
と話したそう

この飛び入りの演奏で「異教徒たちの踊り」がこちら!

↓をクリック
https://youtu.be/J4GThYvCxuU

 

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