コントラファクト(替え歌)

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ジャズの演奏というのは
最初のメロディを演奏したら
そのメロディに割り振られた
ハーモニー記号(コードネーム)を見ながら
即興でメロディを作り直していく
というゲームをやっている感じです

メロディ30秒
アドリブ10分
メロディ30秒

という感じになりがちなのですが
メロディを使うと全部著作権支払い対象になります

では、コード進行には著作権がないので
いいコード進行の曲にジャズのアドリブのような
メロディをつけて演奏するというのが
いっぱい行われました

有名なのが循環とかリズムチェンジといわれる
I got rhythm(ガーシュウィン)の曲の替え歌です
これだけでも何百曲あるといっても過言ではないですね

この演奏だと著作権がかかるわけです

なので、こんな感じにすると途中は同じ作業でも
著作権は自分のものになるわけですよね

こういうメロディ作りがジャズの基本になっていくわけです

今月のZOOM歴史講座は「コントラファクト」について
話しあいたいと思います

ジャズの歴史講座

コントラファクト(替え歌)」への3件のフィードバック

  1. 大変分かりやすい説明ありがとうございます。ジャズに対するもやもやして分からなかったところが整理されました。 
    そこで質問です。ジャズプレーヤーはそれぞれのコードの音を全部覚えていて演奏しているのですか?ジャズを演奏したければ、まずその曲のコードを全部覚えなければいけないのでしょうか?  (このコーナーは質疑応答の場ではないかもしれませんので返信ができないのであれば構いません)  
      いつもありがとうございます。 

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